【開講記】 1/5 寒さ厳しい季節 冬鳥たちの暮らしぶり 狭山丘陵

講座名:1/5(水)冬の雑木林と湖の野鳥 狭山丘陵バードウォッチング


毎回冷え込み厳しい狭山丘陵。それでも日差しがあると暖かく感じます。今回は双眼鏡初心者の方も多く、まずは身近なヒヨドリなどで双眼鏡の練習です。

観察風景観察風景

草地の地面にシロハラがいます。しばらくすると飛んで行ってしまいました。

モズが近くの低い木の枝に止まっています。背の高い常緑樹の中にはメジロがにぎやかです。近くでガビチョウが騒いでおり、ジョウビタキは柵の上に止まっています。

ジョウビタキジョウビタキ

コゲラが松の木をつつきながら登っていきます。すぐ近くのアオキの中からウグイスの地鳴きが聞こえてきますが、姿を見るのはなかなか難しいようです。

エナガの群れがやってきました。すぐ近くにもやってきて、どんどん抜けていきます。

エナガエナガ

散策道をクイナが歩いています。水際にいることが多いので、山道のような場所にいるのは珍しいですね。近くの池から飛んできたのでしょうか。

細い枝にシメやカシラダカの姿もありました。

カシラダカカシラダカ

多摩湖に行ってみます。湖面にはカンムリカイツブリの群れが浮かんでいます。なかなか大きな群れです。続々と潜水を繰り返して、徐々に湖岸に近づいてきました。

遠くの対岸にはダイサギやアオサギ、カワウがたたずんでいます。湖には他にも目が赤いハジロカイツブリやホオジロガモもいます。

上空ではミサゴが旋回しています。カラスから執拗に追いかけ回されていました。

多摩湖から下って再び公園内の木々で観察します。地面にシメやムクドリ、ツグミの姿があります。

ツグミツグミ

昼食を挟んで八国山緑地へ向かいます。例年よりちょっと鳥の姿が少なめですが、エナガが何かに警戒しています。結局、何に警戒していたのかはわからずじまい。

湿地帯にアオジの姿があります。落ち葉の地面がいいカモフラージュになっています。木の枝にはシメがやってきました。上空には一瞬オオタカが現れて、そのまま遠くに行ってしまいました。

シメシメ

駅に向かうついでに北山公園にも立ち寄ります。竹柵の下で姿勢のいいツグミが立っています。モズもやってきましたがすぐにいなくなりました。

歩道をハクセキレイが元気に飛び回っています。池のほとりにはアオサギやカワウが日光浴中です。

最後に公園内の東屋で鳥合わせをして終了。3つの公園を巡る新年最初のロングコース、おつかれさまでした。次回は2/9(日)八王子・小宮公園です。

【今回観察できた鳥達】

マガモ、カルガモ、ホオジロガモ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、クイナ、ミサゴ、トビ、オオタカ、コゲラ、ハヤブサ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ミソサザイ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、シメ、カシラダカ、アオジ、ドバト、ガビチョウ、コジュケイ

風の鳥日和
youtube 風の鳥日和チャンネル

シェアする