古谷のネパール・レポート6(現地視察を終えて)

4月25日に、震災の第一報を得たときは、正直大変なことになったと思った。数十回にわたりネパールを訪れ、ネパールの事を良く知っていたからこそ、タメルも含め相当な被害を負っただろうと思っていた。5月1日から、私も添乗員としてネパールへ行く予定だったが、震災直後という事、私も様々な事を推測してしまったためツアーは不催行にしていた。

そして、震災から1ヶ月以上も過ぎてしまったが、ようやくネパールへ行くことが出来た。
カトマンズ空港に到着する直前、機内から恐る恐るカトマンズ盆地を見下ろす。上空からは崩壊した家屋等は見えなかったが、色とりどりの無数のテントに胸を痛めた。
しかし、飛行機が着陸し、空港内の建物に入ると、これまでと全く変わらない姿が待っていた。建物にはヒビすら入っていない。その変わりのない姿に安堵し涙があふれてしまった。

機内から見下ろすカトマンズ盆地にテントが見える(クリックで拡大)

空港内は震災前と変化は無いが、閑散としている…

1週間という短い期間であったが、現在のネパールの状況を把握できたことは私自身にとっても良いことだった。
現地の方が “ティクチャ(大丈夫)” と言っても、大なり小なり被害は受けているだろう。少なからずとも被災地を辿りながらトレッキングをすることになるだろうと思っていたが、アンナプルナ地域は殆ど被害を受けていなかった。
そして観光客がいない閑散とした山域になっていた。

今回、ある意味で驚いたのが、本当に観光客がいない事。いつもなら外国人でに賑わっているタメルですら静かである。
観光客がいない分のんびりとしたトレッキングも出来るし、賑わっていない分ストレスレスで楽なタメル散策が出来る。でも、どうも物足りない。
外国人も含めて賑わうネパールで、ストレスを感じながらも旅を続ける。それがまたネパールの魅力でもあったのだろう。

是非、ネパールへ行ってあげてください。ネパール人は気丈に頑張っております。
大丈夫なところは本当に、大丈夫です。

(株)風の旅行社名古屋 古谷朋之


トレッキング中に出会った ネパールの山村に暮らす人たち




4.25 ネパール大地震
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