
日 時 | 2025年08月28日(木)20:00~21:00 |
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会 場 | オンライン開催(Zoom) |
参加費 | 無料 |
お申込み先 | 下記フォームよりお申し込みください。 |
申込締切 | 2025年8月27日(水) 15時まで |
主 催 | (株)風の旅行社 |
20世紀のはじめに、西欧各国や日本が、競って探検隊を西域の各地に派遣しました。各探検隊は、多くの考古学的な成果を上げ、石窟壁画の断片を自国に持ち帰りました。そのおかげで、私たちは、現地に行かなくてもそれらを楽しむことができます。逆に、現地の遺跡は著しく破損しました。
皆さんは、オーセンティシティという言葉をご存じでしょうか。本物であること、真正であることを意味します。壁画のオーセンティシティは、壁画が現地にそのままに残っていることです。一端剥ぎ取って、博物館に収めると、それはミュージアム・ピース(博物館の收藏品、展示品)となります。当時、壁画の剥ぎ取りを行わなかった探検隊はありません。彼等の探検の功罪を冷静に振り返ってみませんか。
シルクロード仏教美術史研究家
中野 照男 (なかの てるお)
現在、東京文化財研究所名誉研究員。1950年福岡県に生まれる。1973年九州大学文学部卒業。1978年九州大学大学院文学研究科博士課程を中退し、東京国立博物館研究員となり、普及室長、建築室長などを勤める。1992年に東京国立文化財研究所美術部第一研究室長に転じ、美術部長、副所長などを経て、2011年退職。2014年~2019年成城大学文藝学部第二世紀特任教授。
専門分野は、東洋美術史、中央アジアの仏教美術史、文化財保護、博物館学。主な著書は、『中国石窟 クムトラ石窟』共著、1985年、平凡社、『仏画の見かた 描かれた仏たち』2001年、吉川弘文館など。
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出発日設定2025/10/09(木)~全5回
ご旅行代金3,300円~15,000円
出発地オンライン