フォトジェニックな風景と星空を巡る旅
チャンタン高原最奥の地に位置する辺境・ハンレ。近年解放されたばかりで、まだ訪れる人も少ないため、独特の秘境感が漂う集落。(2019年4月に訪問が可能となり、2023年から外国人の宿泊が可能となりました!)
ハンレは2022年にインド初の「夜空」保護区にも制定され、標高4500mという、世界で一番高い場所に国立天文観測所があります。つまり、「地球で一番宇宙に近い観測所」ともいえるのです。
2024年6月6日が新月にあたる日ですので、星空撮影にも挑戦してみましょう。前後の宿泊地でも天候に恵まれれば星空がお楽しみいただけます。
その他、月世界と呼ばれる奇形地形のラマユルでは夕景の時間にあわせて散策し、吸い込まれそうになるくらい深い紺碧の色をした天空の湖ツォモリリ周辺では貴重な野生動物たちとの出会いにも期待できます。
ガイドのスタンジンさんが暮らすニンムー村ではアットホームな民家訪問を楽しみ、花の民と呼ばれるブロクパが暮らす村にも足を延ばし、色鮮やかな民族衣装を纏った人々との出会いも楽しみです。
前半は3000m前後と標高が低めの下ラダックを訪れ、その後にレー郊外で連泊。かつては「自動車が通過可能な世界最高高所」ともいわれていた5300mの風光明媚なカルドゥンラ(峠)にも訪れ、高地に体を少し慣らしてから4500mのハンレとツォモリリへ。高所順応にも配慮した日程を組んでいます。
個人旅行ではなかなか行けない、ラダックの中でも秘境感漂う辺境地にも足を運んで、各地で散策や撮影を楽しみましょう。写真好きな方、ラダックの自然も満喫されたい方にお勧めです。もちろん、写真を撮らずに心の目に焼き付けてもお楽しみいただけます。
ラダックでは日本語ガイド・スタンジンさんが同行します
故郷ラダックを日本語で紹介する現地ガイド
スタンジン・ワンチュク
日本語でラダックの歴史や宗教を語れる数少ないラダック人ガイド。 ラダックの最奥の地ザンスカールのリジン村出身で、ザンスカールの王家とは親戚筋。 デリー大学オーロヴィンド校、政治学部卒。 学生時代は、里帰りの度に「雪の回廊」チャダル・トレックを歩き、その経験を生かしてツアーガイドの仕事を始める。その豊富な経験と人脈で「風のラダック」を支えてくれています。
日本から企画スタッフも同行します
東京本社
平山 未来 (ひらやま みく)
企画販売部所属。ネパール、キルギス、女子企画など。社内では写真担当とも言われている。乗馬やトレッキングなどアウトドア系ツアーに添乗することが多い。
大学在学中に内モンゴルで砂漠緑化ボランティア、豪やNZの有機栽培農家でのファームステイを経てエコツアーと出会い、sustainable tourism(持続可能な観光)を志す。大学卒業後は屋久島でカヤックやトレッキングなどのエコツアーガイドに携わった後、2005年に入社。趣味はアウトドア(キャンプ・トレッキング・カヤック・SUP・MTB)、写真、旅。やわらかい描写が好きで銀塩カメラも愛用。苔むした森や星景写真を撮るのが特に好き。玄米食を好み健康志向。メディカルアロマ、ハーブ、韓方、薬草茶など自然療法に興味アリ。かなりアクティブに見られるが、美しい自然の中でお茶を飲んだり、手作りのおやつを食べたりしながら、ゆるりと過ごすスタイルを好む。