アムチ小川康さんと行く

暮らしに息づくラダック伝統医学

8名催行日本語ガイド

トルコブルーの湖として人気のあるパンゴンツォ

レーの伝統医療院(2013年訪問時)

のどかなニンム村をハイキング(夏)

伝統的な家屋の多いニンムの村

旧貴族の邸宅を改装し、館の一部をヘリテージ・ホテルとして開放している「ニンム・ハウス」

城跡から見下ろすティンモスガンの谷

実際に薬草を探してみましょう

さて、これはなんでしょう?

タシさんのご家族と一緒に(2013年のツアー)

伝統医学のタイムカプセル、タシ家の旧診察室(2013年訪問時 さて現在は?)

代々受け継がれている薬袋(2013年訪問時)

リキルゴンパ

リキル・ゴンパの小坊主たち

パンゴンツォへの道にはマーモットなどの野生動物と出会うことも

峠を越えると遊牧民の世界

野生のロバ キャン

麻黄

高山植物にも期待しましょう(写真提供:籠谷紀子様)

出発日設定2026/07/18(土)
旅行代金588,000円
出発地東京(羽田)
POINT
  • ・日本人初&唯一のアムチ(チベット伝統医)として活躍する小川康さんが同行解説
  • ・緑豊かなニンム村、ティンモスガン村を中心に素朴な伝統医療の姿に触れる
  • ・ラダックの中心都市レーでメンツィカン(チベット伝統医療院)を見学
  • ・巨大な僧院リキルゴンパや美しい壁画(マンダラ)の残るアルチチョスコルなどラダック仏教にも触れる
  • ・高山植物や野生動物の出現も期待できる5,000mを越える峠や、美しい高山湖パンゴンツォも訪れます
早割120早割180
詳細

ラダックの中心レーのメンツィカン(伝統治療院)のほか、緑豊かなニンム村、ティンモスガン村を中心にラダックの素朴な伝統医療の姿に触れる旅。小川さんの人脈を生かしてメンツィカンの学友でアムチのタシさんの実家などにもお邪魔して生活に根差したラダックの伝統医療の様子に触れる旅です。
またラダックの生活の基礎となるチベット仏教の僧院も訪れ、僧院生活や仏教壁画なども拝見します。高山植物や野生動物の出現も期待できるチベットとの国境に広がる美しい高山湖パンゴンツォも訪れます。

講師の小川康さんより:

暮らしに息づくラダック伝統医学
古びた診察室でひたすら真言を唱え続ける老医師。放牧の帰りに薬草を採取する半牧半医のタシ。畑を耕している途中で患者の脈を診る村医ツェスペル。神秘の湖パンゴンツォの近くの村の医僧ロブサン。彼らは大自然のなかで、人々の根源的な営みとともに存在していた。そして僕は「ラダックのような大自然のなかに薬店を開こう」と天啓のごとく思い立った。2016年に信州の山奥に開いた「森のくすり塾」のモデルはラダックにある。今回、僕がラダックを訪れるのは10年ぶりとなる。きっと今回の旅でも、何か大切な気づきを得られるような予感がしています。ぜひ、ご一緒に!

【お詫び】※「風日和」Vol.02掲載の情報からツアー代金、催行人員など旅行条件が変更となっております。大変申し訳ございませんが、ご注意ください。

2013年のツアーの様子はこちら

チベット医・アムチ小川の「ヒマラヤの宝探し」
第20話 ド ~ラダックへの旅~ チベット医・アムチ小川の「ヒマラヤの宝探し」
第178回 パンゴンツォ ~辺境の医学~
第179回 サン ~銅の匙~
第180回 アニ ~尼僧の人権~
第181回 ギュ ~アムチの成人式~
第182回 シェルドン ~読経とアムチ~

ラダックではアムチ小川康さんと日本語ガイド スタンジンが同行します

東洋と西洋の医学を薬学で結ぶ情熱の薬剤師

小川 康 (おがわ やすし)

富山県出身。1970年生まれ。「森のくすり塾」主宰。東北大学薬学部卒。薬剤師。元長野県自然観察インストラクター。薬草会社、薬局、農場、ボランティア団体などに勤務後、 99年1月よりインド・ダラムサラにてチベット語・医学の勉強に取り組む。2001年5月、メンツィカン(チベット医学暦法学大学)にチベット圏以外の外国人としては初めて合格し、2007年卒業。晴れてチベット医(アムチ)となる。チベットの歌や踊りにも造詣が深い。2009年7月小諸に富山の配置薬を扱う「小川アムチ薬房」開店。(現在は「森のくすり塾」に改称、長野県上田市野倉に移転、開業)2015年3月、早稲田大学文学学術院を卒業。修士論文のテーマは「薬教育に関する総合的研究」 著書:『僕は日本でたったひとりのチベット医になった ヒマラヤの薬草が教えてくれたこと』(径書房)『チベット、薬草の旅』(森のくすり出版)

『チベット医・アムチ小川の「ヒマラヤの宝探し」』を風の旅行社社サイト内で連載中。

担当講座一覧


故郷ラダックを日本語で紹介する現地ガイド

スタンジン・ワンチュク

日本語でラダックの歴史や宗教を語れる数少ないラダック人ガイド。 ラダックの最奥の地ザンスカールのリジン村出身で、ザンスカールの王家とは親戚筋。 デリー大学オーロヴィンド校、政治学部卒。 学生時代は、里帰りの度に「雪の回廊」チャダル・トレックを歩き、その経験を生かしてツアーガイドの仕事を始める。その豊富な経験と人脈で「風のラダック」を支えてくれています。

同行ツアー一覧

高所レベル
レベル表記について
日付 スケジュール 食事 宿泊
1日目

東京デリー

午前:東京(羽田)発。空路、デリーへ。

夕刻デリー到着後、ガイドとともにホテルへ。

ホテル
2日目

デリー レーニンム

早朝:国内線でラダックの中心地、レー(約3,500m)へ。

午前:レー到着後、ガイドがお迎えし、レーの旧市街を散策。途中、レージョカン寺やバザールなどを訪問、レー王宮を眺めるお茶屋さんでティータイム。その後、車でザンスカール川とインダス川の合流点に位置する静かな村ニンム(約3,200m)へ。

午後:のんびりとニンムの村を散策します。村を流れる水路に沿って、麦畑、杏や林檎などの果樹林、村のお堂やチョルテンなどを巡ります。途中、村のアムチのお宅を訪れてお話を伺ってみましょう

宿泊は、伝統的な邸宅を改造したリゾート「ニンムハウス」です。

夕刻:天候が良ければインダス川とザンスカール川の合流点で夕陽を見に出掛けましょう。

ホテル
3日目

ニンムリキルアルチティンモンスガン

午前:車で巨大な弥勒菩薩座像が鎮座するゲルク派の大僧院リキル・ゴンパへ。(走行=約20㎞、約30分)朝の勤行や小坊主が学ぶ僧侶学校などを見学します。その後、アルチ(3,165m)へ。(走行=約20㎞、約30分)>10~11世紀にカシミールから伝えられた貴重な壁画が残るアルチ・チョスコル・ゴンパを見学します。

午後:ウレトクポのインダス川を見下ろすリゾートで昼食後、ティンモンスガン(約3,200m)へ。(走行=約20㎞、約30分)

到着後、村の散策に出掛けます。

ホテル
4日目

ティンモンスガン

午前:村を見渡す丘の上に建つ王城ナムギャル・ポタン、チェンレジ・ラカン、麓の尼僧院などを訪れます。

午後:小川さんの友人のアムチ・タシさんの実家のあるティア村へ。タシさんのご自宅を訪れて村に生きるアムチの暮らしを垣間見たり、村の周辺を散策して植物を観察したりしましょう。

ホテル
5日目

ティンモンスガン ヘミスシュクパチェン レー

午前:ティンモスガンから「ベイビートレック(シャムトレック)」のルートを車でヘミスシュクパチェン、ヤンタン村などを訪れます。村の名の由来となった聖なるヒノキ(シュクパ)の群生する林や、道中の植物などを観察します。昼食はピクニックランチ。その後レーヘ。

午後:レーの伝統医学院(メンツィカン)を訪れます。時間があればレーの旧市街を散策します。

ホテル
6日目

レー チャンラ峠パンゴン・ツォサクティ

終日:チャンラ峠(約5,320m)を越えてターコイスブルーの湖パンゴン・ツォ(約4,300m)へ。太陽光の反射角度によって変わる湖面変化を楽しみながら、映画『きっと、うまくいく』のラストシーンの撮影地として有名な美しい湖畔の風景をお楽しみください。途中、時間が合えばタンツェ村のアムチを訪ねます。道中や湖畔では野生動物や高山植物も期待できます。

午後:サクティ渓谷(標高3,800m)まで戻って宿泊。(合計走行=約300㎞、約10時間)

ホテル
7日目

サクティレー

午前:車で高山植物が期待できる標高5,312mのワリラ峠を目指します。(走行=約50㎞:往復、約2時間)その後、レーへ戻ります。

午後:タシさんが教鞭をとるアムチの学校ソワ・リグパ・インスティテュートなどを訪れます。

ホテル
8日目

レー デリー

午前:国内線で空路デリーへ。

午後:ガイドがお迎えし、空港近くにて昼食へ。

夜:空路、帰国の途へ。

機内
9日目

東京

午前:東京(羽田)到着。

出発日 旅行代金 出発地 催行状況 他
2026/07/18(土) ¥588,000 東京(羽田) 募集中
最少催行人員 8名 (定員12名) 添乗員 添乗員は同行しません。 (但し10名以上の場合は同行) ラダックではアムチ小川康さんが同行します
利用予定航空会社 日本航空、全日空、エアインディア
利用予定ホテル

【デリー】レモンツリー、イビス・ニューデリーエアロシティ、レッドフォックスホテル・ニューデリー、プライドプラザホテル・エアロシティ
【レー】パドマホテル、ラダックエコリゾート、オマシラ
【テェイモンスガン】ナムラホテル
【ニンム】ニンムハウス
【サクティ】ファナリゾート、サクティヴィラ、セレニティサクティ
※いずれのホテルも、バスタブなしのシャワーのみとなります。

一人部屋追加代金 75,000円 ホテル泊
燃油特別付加運賃
(旅行代金に含まれません)
32,000(2025年10月1日)

【ご注意】燃油特別付加運賃及び空港諸税についてをご覧ください。

旅券(パスポート)の残存期間 入国時に残存期間が6ヶ月以上必要
各国空港税/査証

●空港税【事前徴収】 (2025年10月1日現在)
●ご旅行代金に含まれないもの
【事前徴収】
・羽田空港諸税:2,950円
・国際観光旅客税:1,000円
・インド空港税等:2,110円(14.16ドル)
【その他】
※個人的な出費、クリーニング代など

【その他】
査証代、日程表に含まれていない食事代、個人的な出費、クリーニング代など

【査証】
・インド査証(VISA)が必要
・Eツーリストビザ: 11,700円(弊社代行の場合)
※ご自身でも申請・取得が可能です。外国籍の方は、査証(ビザ)が必要な国が異なりますのでご確認ください。

ビジネスクラス追加代金 お問合せ下さい
その他

※ラダックの僧院、小さなお堂などは観光地ではないため、法要や堂守の不在など現地事情により入場できない場合があります。
※ラダックでは、観光客の大型バス利用に規制があるため、車移動は分乗になる場合があります。
※大阪、名古屋、福岡、札幌、沖縄など地方発はお問い合わせ下さい。

●注意点
このコースは標高3,000mを超える高地に宿泊するため、高山病にかかる恐れがあります。健康に不安がある方は必ず事前にご相談ください。また、海外旅行保険への加入をお願いしております。

●旅行代金に含まれないもの
各国空港税、燃油特別付加運賃、査証代金、日程表に含まれない食事代、その他個人的な出費、クリーニング代など

●より詳細な条件はご旅行条件書(募集型企画旅行)をご確認ください。

・このご旅行は、日本語ガイドがご案内します。

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ツアー仮予約

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他  
2026/07/18(土) ¥588,000 東京(羽田) 募集中

たびとも募集

2026/07/18男性

【担当者より】日本人初&唯一のアムチ(チベット伝統医)として活躍する小川康さんが同行解説!ラダック仏教に触れたり、美しい高山湖パンゴンツォを訪れたりと、充実の内容です。