スル谷、ナムスル村周辺。農村風景と7,000m級のヌン峰、クン峰の姿が美しい。
ザンスカールへの旅は道中の風景も素晴らしい。スル谷の美しい農村風景。河の右がナムスル村、左がテスル村。
迫力のダランドルン氷河
ダランドルン氷河近くの湖。夏は放牧されている牛やヤクが集まる。
カルシャ・ゴンパ
カルシャ・ゴンパ内に描かれる大日如来
ホームステイ先から見えるカルシャ谷の風景
カルシャの風景
ホームステイ先のピコンマ家の食堂風景
ザンスカール最奥にあるプクタル・ゴンパ
プクタル・ゴンパで行われた法要の様子
スル谷、ナムスル村周辺。農村風景と7,000m級のヌン峰、クン峰の姿が美しい。
出発日設定2020/7/4(土)~2020/08/05(水)
旅行代金488,000円~558,000円
出発地東京、大阪
POINT
- 「信仰の里」ザンスカールにじっくり滞在。名だたるゴンパをたっぷり訪問
- ザンスカール最奥にあるプクタル・ゴンパも訪問
- カルシャの名家ピコンマ家でホームステイ。ザンラ王にも謁見予定
- ザンスカール王家の親戚でもある日本語ガイド、スタンジン・ワンチュクがご案内
- 少人数でじっくりと楽しみます
- 標高の低いアルチ、スル谷で高度順応。パルスオキシメーターも携行


詳細
ご好評につき、2020年7月4日(土)出発追加設定しました。
ラダック地方の中でも最奥に位置し、「旧き善き」生活が残るザンスカール。
人々の生活の中にチベット仏教の伝統、旧くからの文化、生活習慣が色濃く残り「信仰の里」、「隠れ里」として知られています。
日本語ガイドとして同行するのはザンスカール王家の末裔でもあるスタンジン・ワンチュク。語学力はもちろん、その人となりでお客様からも大きな信頼と支持をいただいている弊社自慢のガイドです。
スタンジンの愛する故郷・ザンスカールの魅力を存分に感じられる日程を、しかも今年はザンスカール最奥のプクタル・ゴンパへの訪問を含めた特別企画として設定しました。
ザンスカールへの往路は、高山病対策を兼ねて、標高の低いアルチなどで宿泊し高度に身体を慣らしていきます。また途中はスタンジンお勧めの景観を誇るスル谷での宿泊も予定。
ザンスカールでのホームステイ先はスタンジンの実家でもある、カルシャの名家ピコンマ家なので、安心してご滞在いただけます。また滞在中はスタンジンの伯父でもあるザンラ王との謁見も予定しています。ザンスカールの王族からザンスカールの歴史や文化をじっくりと聞けるよい機会となることでしょう。
チベット文化圏好きなら、一度は憧れるであろう、ラダック最奥の地ザンスカール。是非スタンジンの案内で訪問してみてください。
また、7月はスル谷、ラングドゥム周辺でブルーポピーをはじめとする高山植物が例年咲き乱れる時期となります。
ラダック・ザンスカールでは日本語ガイド スタンジンが同行します。
故郷ラダックを日本語で紹介する現地ガイド
スタンジン・ワンチュク
日本語でラダックの歴史や宗教を語れる数少ないラダック人ガイド。 ラダックの最奥の地ザンスカールのリジン村出身で、ザンスカールの王家とは親戚筋。 デリー大学オーロヴィンド校、政治学部卒。 学生時代は、里帰りの度に「雪の回廊」チャダル・トレックを歩き、その経験を生かしてツアーガイドの仕事を始める。その豊富な経験と人脈で「風のラダック」を支えてくれています。
同行ツアー一覧
レベルについて
検診について
日付 |
スケジュール |
食事 |
宿泊 |
1日目 |
東京・大阪 (乗継地 )デリー
午前:東京(成田)、大阪(関西)発。空路、直行便または乗り継いでデリーへ。
夕刻または夜:デリー到着後、ホテルへ。
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ホテル
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2日目 |
デリー レーアルチ
早朝:国内線でラダックの中心地、レー(約3,500m)へ。
到着後、車でアルチ(約3,165m)へ。
午後:10~11世紀にカシミールから伝えられた貴重な壁画が残るアルチ・チョスコル・ゴンパを訪れます。
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ロッジ
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3日目 |
アルチカルギルスル谷
インダス川沿いをひた走り、フォトゥ・ラ峠(4,094m)を越えイスラム世界のプリク地区に突入。ナミカ・ラ峠(3,720m)を越えラダックとザンスカールを結ぶ交通の要衝でもあるカルギル(2,705m)へ。(走行=約159km、約4時間)途中、ムルベクではカシミール洋式の磨崖仏を見学します。
その後、ヌンクン峰(7,130m)も遠望できるスル谷のプルティクチェ村(約3,500m)で宿泊します。(走行=約90km、約4時間)
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ロッジ
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4日目 |
スル村ラングドゥムパドゥムリジン村
インダスの支流スル河沿いの渓谷を遡ります。パルカチク氷河、ヌン峰(7,135m)、クン峰(7,087m)など美しい景観を仰ぎ見ながらいよいよザンスカールへ入ります。ペンジラ峠(4,401m)では、ブルーポピーを探したり、ドゥルン・ドゥン氷河とを眺めます。その後、ザンスカールの中心地パドゥム(3,565m)を経由し、ホームステイ先のあるカルシャ(3,600m)近郊のリジン村へ。(走行=約143km、約4時間半)
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ホームステイ
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5日目 |
リジン村カルシャザンラ リジン村
午前:カルシャ(3,600m)へ。ザンスカール最大の寺院カルシャ・ゴンパ、13~15世紀の美しい壁画が残るチュチクザル尼僧院を訪れます。 その後、ザンラへ。(走行時間=約30km、約1時間)
午後:旧王宮を訪れ、ザンラ王に謁見します。(時間があれば、英語―チベット語辞書を作ったチョーマ・ド・ケレスが滞在したお堂も見学します。)その後、ストンデ・ゴンパを訪問。もし外出されていなければ、日本に滞在経験もあるゲシェラ(大僧正)にも謁見します。カルシャに戻りホームステイ。
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ホームステイ
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6日目 |
リジン村 サニパドゥム
午前:パドゥムの街を一望できるスタグリモ・ゴンパや五智如来の磨崖仏を見学します。その後、サニ・ゴンパへ。(走行=約12km、約40分)
午後:ゾンクル・ゴンパを訪れます。その後、パドゥム(約3,565m)へ。
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ロッジ
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7日目 |
パドゥム チャ村ダルチャ
午前:チャ村へ。(走行=38km、約2時間)チャ村からはトレッキング。プクタル・ゴンパのあるダルチャ(約3,940m)へ徒歩で移動します。(歩行=約6km、約4~6時間)
午後または夕刻:プクタル・ゴンパを訪問します。
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民宿
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8日目 |
ダルチャチャ村パドゥム
午前:チャ村へ歩いて戻ります。(徒歩=約3~6時間)
午後:ジープにてパドゥムへ戻ります。(走行=約2時間)。途中、城砦のような外観を持つバルダン・ゴンパも立ち寄ります。
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ロッジ
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9日目 |
パドゥム カルギル
終日:一路、カルギルへ。(走行=約245km、約11時間半)
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ホテル
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10日目 |
カルギルレー
終日:一路、レーへ。(走行=約245km、約6時間)
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ホテル
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11日目 |
レー デリー
午前:国内線で空路デリーへ。
午後:デリー着。空港近くにて休憩。(ホテルデイユース手配も可能です。ご希望の方はご相談ください。要別料金。)
夜または深夜:空路、直行便または乗り継いで、帰国の途へ。
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機内
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12日目 |
( 乗継地) 東京・大阪
午前:東京(成田)到着。
午後:大阪(関西)到着。
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出発日 |
旅行代金 |
出発地 |
催行状況 他 |
2020/7/4(土) |
¥488,000 |
東京 |
終了 ★ブルーポピー(追加設定)
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2020/7/4(土) |
要問合せ |
大阪 |
終了 ★ブルーポピー(追加設定)
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2020/08/05(水) |
¥498,000 |
東京 |
終了 |
2020/08/05(水) |
¥558,000 |
大阪 |
終了 |
最少催行人員 |
2名
(定員8名)
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添乗員 |
添乗員は同行しません。現地係員がご案内します。 (但し、8名の場合は同行)
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利用予定航空会社 |
エア・インディア、キャセイパシフィック航空 |
利用予定ホテル |
【デリー】レッドフォックス・ニューデリー、プライドプラザホテル・エアロシティ、ホテルレモンツリー・デリエアポート、アイビス・ニューデリーエアロシティ、シャンティパレス、ホリデイインIGI
【カルギル】シアチェン、キャラバンサライ、ハイランドマウンテンリゾート、チュトゥクハイツ
【アルチ、パドゥム】ロッジ
【スル谷、チャ村、ダルチャ】ゲストハウスまたはテント
【リジン村】民家(男女別相部屋)
※いずれのホテルもシャワーのみとなる場合があります。またゲストハウスなどでは、設備が十分とはいえず、お湯の出が悪い、電気の使用時間が限られています。
※ロッジ、ゲストハウスは規模が小さいため、分宿となる場合があります。
※ホームステイでは男女別の相部屋となります。(ご家族、ご友人は相部屋になるよう配慮いたします。)
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一人部屋追加代金 |
62,000円 |
燃油特別付加運賃 (旅行代金に含まれません) |
17,000円~18,600円(2019年11月1日) 【ご注意】燃油特別付加運賃及び空港諸税についてをご覧ください。
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旅券(パスポート)の残存期間 |
入国時に残存期間が6ヶ月以上必要 |
各国空港税/査証 |
●空港税【事前徴収】 (2019年11月1日現在)
成田空港諸税2,660円、関西空港諸税3,100円
国際観光旅客税1,000円(共通)
レー空港税:6.5米ドル(約700円)
●査証(ビザ)
インド:必要。
弊社事前代行の場合(実費・手数料込)
・Eツーリストビザ: 9,600円
※日本国籍以外の方は、査証(ビザ)が必要な国が異なりますので自国の大使館や入国管理局などにご確認ください。
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ビジネスクラス追加代金 |
130,000円~290,000円(日本-デリー間往復/出発日・予約クラスにより異なります) |
その他 |
※ラダックの僧院、小さなお堂などは観光地ではないため、法要や、堂守の不在など現地事情により入場できない場合があります。あらかじめご了承下さい。
※名古屋、福岡、札幌など地方発はお問い合わせ下さい。
※全日空、日本航空(羽田空港-デリー間)利用をご希望の場合はお問合せ下さい。
●注意点
<要健康診断:3,800m以上に宿泊するコース>
このコースは標高3,900mの高地で宿泊するため、高山病にかかる恐れがあります。日本登山医学会(登山者検診ネットワーク)に登録された専門医による、所定の健康診断をお願いしております。結果により参加をお断りすることがあります。健康に不安がある方や持病のある方は必ず事前に医師にご相談ください。お申込時に健康に関するアンケート、海外旅行保険へのご加入をお願いしております。ご協力をお願いいたします。
●ご旅行代金に含まれないもの
各国空港税、燃油特別付加運賃、査証代金、日程表に含まれない食事代、その他個人的な出費、クリーニング代など
●より詳細な条件はご旅行条件書(募集型企画旅行)をご確認ください。
・このご旅行は、日本語ガイドがご案内します。
・このご旅行は「早割90」の適用対象です。(ご出発日の前日から起算して90日前までのご成約で、ご旅行代金を10,000円割引いたします)
・高山病リスクが高いコースです。日本登山医学会に登録された専門医によって構成された登山者検診ネットワークよる、所定の健康診断をお願いしております。また、治療・救援費用の合計が1,500万円以上に設定されている海外旅行保険への加入をお願いしております。
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いってきました!
まず、景色はレー空港を降りたときから驚きの連続でした。車窓を流れる景色は、日本のそれとはあまりに違っていてまるで映画の世界でした。翌日からも奥地に進むに従ってその景色はさらに迫力が増し、何時間車に乗車していても飽きることはありませんでした。
また、断崖や岩山の上に建てられたゴンパ、そこに納められている数々の仏像も素晴らしい。通常、建造物を建てるにはそぐわない場所に、お寺が存在するコントラストがここまで美しい景色を作り出すものなのかと、感動しました。そこには時間が凍結したようにおさめられた仏像・壁画の数々。神々しさを超えた、恐ろしいとまで感じさせる空間が広がっていました。短い時間ではありましたが、そこでの瞑想体験は忘れられないものになるでしょう。
人々もとても親しみやすく、休憩の茶店などでこちらから「ジュレー」と声をかけると、みんな嬉しそうに返してくれます。簡単な自己紹介などを暗記していったのがよかったようです。
≪問題点≫
・高山病の薬(ダイアモックス)の処方の認識が、当方で処方していただいた病院・御社と現地ガイドで違っていたことは、見解をはっきりさせていただきたい。
・旅の途中、通常の食事にカップ味噌汁などを用意しますと記載されていたがなかった。
・最終日のインド観光に関して、飲み物は食事代に含まれていないことをご説明いただきたかった。(最終日ということもあり、チップを渡してルピーの所持金がなくなる予定にしていたため不足となり、再度両替することとなった。)
≪その他≫
・ホテルにはケトルがあり、コテージやゲストハウスでもお湯は用意していただけたので自前のケトルは必要なかったです。
・他社のホームページなどで水筒があるほうがよいと書かれていますが全く必要なかったです。(必要な水はペットボトルで毎日用意していただけたので)
・予想より寒かったです。(現地でダウンジャケット1,500ルピーで購入しました)
・デリー空港でのセキュリティーチェックは予想以上に厳重でした。スーツケースを開けて乾電池使用の電気機器はすべて乾電池を抜き取り、手荷物にて所持するよう指示されました。(抜き打ちのような感じだったので、私だけかもしれません)
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