地質学の旅「琵琶湖の展望湖東の港・長命寺奥島山のなだらかな稜線歩き」 | 国内

開講日・参加費

開講日	時間帯	参加費	お申込み（受付状況）
2026/06/27(土)	9：00～15：45ごろ	¥7,920	募集中

講座概要

梅雨の晴れ間を狙い、びわ湖東岸、山が湖に落ち込む長命寺エリアを歩きます。湖東ののどかな風景が広がる近江八幡から田園地域を抜けると、びわ湖との間に火の石の山がそびえています。酸性マグマに由来するこの地域の山の成り立ちを、石を観察しながら解説します。さらに、びわ湖周辺に散在する火の石がもつ壮大な地史、びわ湖の成因と未来にも話が及びます。
展望の良い稜線を歩いた後は、西国三十三所巡礼や琵琶湖舟運の拠点であった長命寺港へ下ります。火の石の多様性を観察できるコースです。

～ジオ・ワード～
環状マグマ貫入／深成岩／岩脈／びわ湖ジオラマ観察／湖東流紋岩
※詳しくは当日の解説で！

～行程～
JR近江八幡駅(9:00)（9:30発長命寺行バス） → 渡会バス停(9:44) → ウォーキング開始(10:00) → 御所山三(11:20) → 奥島山(12:40 昼食) → 長命寺山(14:20) → 長命寺山バス停(15:00) → バス発(15:20) → JR近江八幡駅(15:45)
【歩行時間：約3時間　標高差累積：上り約500m／下り約500m】　難易度★1.5

※注　歩行の目安（★マーク）の基準（距離とコース難度の両方を検討）
★　　　一般的なハイキング程度
★★　　歩行時間も少し長めのためやや体力が必要
★★★　少し登山の経験がある人に適している

固い石も柔らかく解説

田中　宙（たなか　ちゅう）

1968年生まれ。京都大学大学院理学研究科修了。地球惑星科学専攻。主にフィールド調査をベースに地殻とマントル境界の物質科学を研究。現在、株式会社アカデミック・ブレインズ、シニア・ディレクターとして、基礎科学系を中心にアウトリーチと呼ばれる「最先端の研究成果を社会へフィードバックする仕事」に取り組んでいる。一方でフィールド経験を生かし、関西エリアの各地山域でネイチャーガイドとしても活躍。日本地形学連合正会員。

講座条件・その他

会場	滋賀県近江八幡市（JR近江八幡駅　集合/解散）
定員	12名
持ち物	昼食、飲み物、雨具、帽子、軽登山靴、ヘッドライト、敷物（昼食時用）、筆記用具など
備考	＊講座代金に含まれないもの：行程中に利用する交通機関、昼食、施設入館料＊荒天の場合は中止します。＊昼食は含まれておりません。お弁当などをご用意ください。 ※野外講座では傷害保険に加入しております（保険料は参加費に含む）。
お申込み	【お電話】03-3228-5173 【Eメール】info@kaze-travel.co.jp　※講座名、住所、氏名、お電話番号、参加人数をお書き添えください。【WEB予約】ページ下部のボタン（黄色）よりお進みください。 ※お申し込みの流れはこちら