添乗報告記

添乗員報告記●直営キャンプ「ほしのいえ」に泊まる 草原乗馬学校9日間

 

2006年8月12日〜8月20日(文●平山未来)

「モンゴルで五日間も乗馬だけして、楽しいですか?」
そう思われる方も、少なからず居るでしょう。でも、私ならこう答えます。

「はい、アッという間に過ぎ去ってしまいますよ、あまりの楽しさに・・・。」

一度モンゴルへ乗馬に行けば、その気持ちがきっとわかるはずです。

ウランバートルからわずか二時間、南西の方向に走るとアルタンボラグ村があります。
風の旅行社直営キャンプ「ほしのいえ」は、そのアルタンボラグ周辺に位置しています。

モンゴルの地図にはアルタンボラグへの道の記載などありません。 草原の中に無数ある「轍」をガタゴト走って行きます。揺れはもう、ちょっとしたジェットコースター?

モンゴルの大自然をまず最初に体感する瞬間です。

白い点々が「ほしのいえ」
ここで暮らしながら、毎日乗馬をします。
だだっ広い草原に、ポツンとある「ほしのいえ」。 徐々に近づくにつれ、皆さん他とは違ったキャンプになんとなく気付かれた様子。人の気配もほとんどなく、煌々と照らし続ける街灯も無い・・・。もちろん電線ははるか遠く、そこにあるのはモンゴルの大自然。青々とした草原に囲まれ、見渡す限り、豊かな草原となだらかな丘と美しい空。モンゴルの自然を体一杯感じられるロケーションです。

歓迎の儀式
到着後、スタッフから歓迎の儀式を受け、いよいよモンゴルの乗馬三昧生活が始まります。

草原では、時計はつけなくとも、暮らして行けます。モンゴル時間は、ゆっくりゆっくり、ゆるやかに流れていくもの。

朝、力強く輝く朝日でお目覚め。ひんやりとした空気と、太陽の大きさを感じ、一日がスタートしていきます。レストランゲルで朝食を食べ、午前中は10時頃から乗馬開始。軽く準備運動をし、いざ馬たちと対面し、乗り出します。

草原で歯みがき
ほしのいえでご来光


モンゴル馬は、ずんぐりむっくりで、ポニーのような小ぶりな大きさです。初心者の方でも、コツさえつかめば一日で乗れる方もいらっしゃいますが、やはり生き物なので、皆さん、はじめはおっかなびっくりです。最初は簡単に、ガイドから乗り方をご説明。皆さんから疑問点など伺いながら、順番に乗っていきます。

開始直後、まずは近場で足慣らし。「右」に、「左」に、「止まれ」は基本中の基本ですから、しっかりと。

皆さん、次第に馬と相性が合ってきたご様子です。

歩いてもヨシ
走ってもヨシ


慣れてくると、少しずつ遠出が出来るようになります。

風景を眺めながらのんびり歩いたり、時には草原を駆け、いくつもの丘を越えていきます。馬が小ぶりな分、お尻への振動はかなりのものですが・・・。お尻プロテクターやヒップガード、タオルを巻いたりと、皆さん工夫をこらしていました。日に日に増す筋肉痛と闘い、時折起こる落馬にも負けずに。また、乗っていると徐々に馬の個性が出てきて、ラクダのように寝る馬、すぐに休みたがる馬、ひっつきたがりの馬などなど。人間も個性があるように、馬にもいろいろ個性や性格があることに気づきます。

そして・・丘の上に
「おーい!」
丘を越えたり・・・


乗馬のスケジュールは、午前2〜3時間、午後2〜3時間。もちろん途中休憩や昼食やお昼寝時間をとりながら。馬にも人間にも休憩は必要。草原でゴロンと寝ながら青い空を眺めてゆっくりするのも幸せな時間です。夏のこの時期は草原の花が可憐に咲く時期でもあります。気づかないくらい小さな花たちですが、よく見るととてもかわいい。上を見上げて空を見る、下を覗いて花を見る、どちらがお好みでしょう?

もう一つの楽しみは、遊牧民訪問。乗馬スタッフでもある近所(?)のお宅へ行くこと。夏の時期のお目当ては、遊牧民の作っている乳製品です。この時期限定の物も多く、夏以外の時期に行くとあまり乳製品は食べられません。もちろんお決まりの馬乳酒を頂き、チーズへと手が進んでいきます。お味はいかがですか?
あんまり飲みすぎるとお腹壊しますからね!

草原での遊びは他にも、モンゴル相撲をしたり、サッカーをしたりと、意外と盛りだくさん。相撲は日本の国技でありますが、果たしてモンゴル人に勝てる日本人はいるのでしょうか。彼らはやっぱり強くて逞しいですね。でも、やはり挑みたくなるのが、人間の性。
タバコなどを賭けて、レッツバトル!
結果は・・・  惨敗でしたけど。 男性陣の皆様、お疲れ様でした!

童心に返ってみんなでサッカー!
モンゴル相撲にチャレンジ


もちろん夜は、満点の星空が迎えてくれます。
今にも届きそうな、きらきらと輝く星たち。

天の川までくっきり、夏の星座がきれいに見えます。 草原に寝転びながら、少し見ているだけで「あ、流れ星!!」と、感動してしまいます。
シンプルながらも感動の毎日。 体はめいっぱい使って、一日中遊んで、心は満タン。
またいつか! 帰国後は必ず、そう思ってしまう国「モンゴル」なのでした。

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