地質学の旅「伊勢・朝熊山 ―高圧低温型変成帯を歩く―」 | 国内

開講日・参加費

開講日	時間帯	参加費	お申込み（受付状況）
2026/05/24(日)	9：30～14：30ごろ	¥8,910	募集中

講座概要

志摩のリアス式海岸を見下ろす伊勢の霊峰・朝熊山（朝熊ヶ岳）。
東西に連続性を維持しながらも、なぜか近畿中央部で露出がなくなる三波川変成帯が、伊勢志摩で再び地上に出現します。プレート沈み込み帯に取り込まれた堆積物、そして地下深部のマントルを構成する超苦鉄質岩。変成度が高くないため、堆積岩の名残も観察できるかもしれません。堆積物がまさに「変」になる、その過程を観察します。
超苦鉄質な岩と山容と信仰、マントル物質と信仰の関係にも迫ります。

～ジオ・ワード～
三波川変成帯／低変成度／原岩／蛇紋岩／斑レイ岩／中央構造線
※詳しくは当日の解説で！

～行程～
朝熊駅(9:30) → 駐車場(9:50) → 朝熊峠(11:00) → 朝熊ヶ岳(11:30) → 金剛證寺(12:00 昼食) → 山上公苑(14:30 展望台)
【歩行時間：約5.5時間　標高差累積：上り約600m／下り約100m】　難易度★★

※下山のバスは15:45発、五十鈴川駅16:09着予定（900円）（2025・10月現在）

※注　歩行の目安（★マーク）の基準（距離とコース難度の両方を検討）
★　　　一般的なハイキング程度
★★　　歩行時間も少し長めのためやや体力が必要
★★★　少し登山の経験がある人に適している

固い石も柔らかく解説

田中　宙（たなか　ちゅう）

1968年生まれ。京都大学大学院理学研究科修了。地球惑星科学専攻。主にフィールド調査をベースに地殻とマントル境界の物質科学を研究。現在、株式会社アカデミック・ブレインズ、シニア・ディレクターとして、基礎科学系を中心にアウトリーチと呼ばれる「最先端の研究成果を社会へフィードバックする仕事」に取り組んでいる。一方でフィールド経験を生かし、関西エリアの各地山域でネイチャーガイドとしても活躍。日本地形学連合正会員。

講座条件・その他

会場	三重県伊勢市・鳥羽市（集合：近鉄朝熊駅/解散：山上広苑（15:45発のバスで下山））
定員	10名
持ち物	昼食、飲み物、雨具、帽子、軽登山靴、ヘッドライト、敷物（昼食時用）、筆記用具など
備考	＊講座代金に含まれないもの：行程中に利用する交通機関、昼食、施設入館料＊荒天の場合は中止します。＊昼食は含まれておりません。お弁当などをご用意ください。 ※野外講座では傷害保険に加入しております（保険料は参加費に含む）。
お申込み	【お電話】03-3228-5173 【Eメール】info@kaze-travel.co.jp　※講座名、住所、氏名、お電話番号、参加人数をお書き添えください。【WEB予約】ページ下部のボタン（黄色）よりお進みください。 ※お申し込みの流れはこちら