つむじかぜ 679号 『風の季節便』最新号完成! さらに!モンゴル追加設定ツアー発表! 号

つむじかぜ679号



『風の季節便』最新号完成!
さらに!モンゴル追加設定ツアー発表! 号



特集1新ツアーパンフレット 『風の季節便』完成!



風の旅行社の総合パンフレット『風の季節便』。この度、2018年秋から2019年春までのツアーを掲載した最新号が完成いたしました! 今回の季節便では、新企画32ページを含む全96ページにわたりコースを紹介しています。

スタッフが自信を持って「こんなツアーに行けばきっと楽しい」「自分も行きたい」と思える、「とっておき」の旅をご提案します。風のツアーは、乗馬やトレッキング、キャンプなど体力勝負! と感じている方も多いのですが、実は「心と体に優しい旅」もありますよ~!


→ クリックでWEBパンフレットが開きます(別ウィンドウ)


「風の季節便 2018年秋~春号」掲載ツアー一覧



特集2モンゴル航空、月・木に臨時便を飛ばします!


おかげさまで今シーズンも大人気のモンゴル。すでに航空機が満席となった日が続出しているため、MIATモンゴル航空に掛け合い、7月上旬より月曜日&木曜日発着の臨時便を飛ばす事になりました!

■OM504 成田20:30発 ウランバートル01:05着(翌日)
■OM503 ウランバートル13:35発 成田19:30着
※政府認可申請中

臨時便利用のツアーも新設定。通常コースより10,000円~15,000円ほどお安くしておりますので、休みの都合がつく方は、お得な下記ツアーをご検討ください!




特集3代表・原が同行! 秋のネパールお祭りツアー


ネパールで1,000年以上の歴史を持つ柱立て祭り「インドラ・ジャトラ」。実は信州の「諏訪御柱祭」と驚くほど多くの共通点があり、その両者は源流を同じくするものではないかと推測されています。

当ツアーではネワール族のグティ(祭りの実行組織)の方々と交流を図り、また、御柱を切り出すNARA村を訪ねる事で、諏訪の御柱祭との共通点を探っていきたいと思います。




特選!風カルチャークラブ情報


下記以外にも企画をご用意しております。風カルチャークラブのカレンダーページでぜひ企画をチェックしてみてください。


【講座】



6/23(土) 

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
2022/03/26(土) ¥6,600 都営大江戸線・勝どき駅集合 終了
新旧の地図を比べながら、当地を歩き、風情ある木造長屋は実は造船所の社宅であったことや商店街の変遷など、生活の場としての埋め立て地の変遷を辿ってみます。

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7/1(日) 

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
2024/06/02(日) ¥6,490 JR京葉線・葛西臨海公園駅集合・解散 募集中
美しい赤いベルベットのような微毛で覆われているホシベニカミキリをメインに探します。関東以西の海沿いの温暖な地域に局所的に分布しているカミキリムシです。他にはカブトムシ、ノコギリクワガタなど樹液に来る昆虫や水辺を飛ぶギンヤンマやオニヤンマ、花に来るアゲハチョウの仲間など、大型で見栄えのする昆虫が期待出来ます。

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7/7(土) 

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
2020/02/15(土) ¥9,350 JR青梅線羽村駅 終了
2020/04/04(土) ¥9,350 多摩都市モノレール玉川上水駅 終了
2020/05/23(土) ¥9,350 多摩都市モノレール玉川上水駅 終了

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【国内】



6/25(月)発 


7/21(土)発 

川﨑一洋さんと往く仏像巡り

[終了]3/2(土)発 高知県東部の古刹と吉良川の雛祭りを訪ねる

10名催行添乗員

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
03/02(土)〜3/3(日)2日間 ¥48,600 東京
平安時代初頭に北山官道として開かれた愛媛県川之江と高知城下を結ぶ土佐北街道沿い山中にひっそりとたたずむ知る人ぞ知る名刹、豊楽寺と定福寺を訪ねます

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7/28(土)発 


【海外】



8/5(日)発 


8/7(火)発 


8/11(土・祝)発 


8/19(日)発 


 風カルチャークラブ 講座・ツアー一覧


今週の更新情報 旅心くすぐる情報満載


【ツアー関連情報 チベット】
【特集】ヒマラヤを陸路で越える
ラサ~カトマンズ 8,000m峰展望ドライブ

中国とネパールの国力の違いが克明に

【出張報告記】
ダイヤモンド・プリンセス クルーズ研修(2018年5月)
この出張、絶対に体重が重くなるやつだ

【ツアー関連情報 ルーマニア】
サプンツァ村の世界で一番陽気な墓!?
墓標に「私は飲み過ぎで死にました」って…

【風の鳥日和 添乗報告記】
日本で最初の国設野鳥公園 軽井沢バードウォッチング
イカルはコーヒー好き?

【風スタッフブログ】
中村の東チベットこぼれ話2 ギャロンとキノコ
笑いが止まらなくなるかもよ!





お待ちかね!風のイベント情報

風のイベント


草原乗馬を詳しく解説! 夏のモンゴルツアー説明会

夏のモンゴル旅行の実際と、風のモンゴルツアーならではの特徴など、皆さんの知りたい情報を写真とともにお話します。少人数ならではの質問コーナーで旅の悩みもスッキリ! お気軽にお越しください。

  • 日 時:6/16(土) 11:00~12:00
  • 会 場:風の旅行社東京本社 旅のセミナールーム(東京・中野)
  • 参加費:無料


楽しみどころ満載・カリブの国『ベリーズ』ってどんなとこ?

メキシコユカタン半島の南に位置し、中米では珍しい英語が公用語の国ベリーズ。現地に暮らす日本人スタッフが、魅力あふれるベリーズを紹介してくれます。ぜひお越し下さい。

  • 日 時:6/20(水) 19:00~20:15
  • 会 場:風の旅行社東京本社 旅のセミナールーム(東京・中野)
  • 参加費:無料


モンゴル料理を食べながら、草原に思いを馳せる会

過去に自転車モンゴルツアーに参加された方を中心に、草原を思い出してもらおうと企画した夕食会。まだ自転車ツアーやモンゴルへ行ったことのない方の参加もウェルカムです。どうぞお気軽にお越しください。


ツアー同行講師・西村幹也が語る -タイガとバヤンウルギー ツアーの準備と実際-

NPO法人北方アジア文化交流センター「しゃがぁ」理事長の西村幹也さんをお招きし、モンゴルの専門家としてツアーに同行した経験をふまえた旅の実際や注意点、必要な装備などをお話しいただきます。

  • 日 時
  • 【東京開催】7/6(金) 19:00~21:30
  • 【大阪開催】7/7(土) 10:30~13:00
  • 会 場
  • 【東京開催】風の旅行社東京本社 旅のセミナールーム(東京・中野)
  • 【大阪開催】Gallery&Cafe Tina Lente(大阪市・中崎町)
  • 参加費:無料


トークライブ「私のチベット、私のラダック。そしてタンカ」

チベットの「ゴンパとタンカ」にはまり、先日は毎日新聞の取材も受けたお客様によるトークライブ。ご自身の旅についてスライドを交えお話しいただきます。


「風の鳥日和」ガイドが勢揃い! プロが語るバードウォッチングの魅力

「風の鳥日和」のガイドが大集合。日本各地から海外までのバードウォッチングの魅力や撮影の楽しみ方を解説します。途中から or 途中までの参加も可能です。イベント終了後、質疑応答の時間も設けます。

  • 日 時:8/25(土) 13:00~16:30
  • 会 場:風の旅行社 東京本社(東京・中野)
  • 参加費:無料


外部イベント


関口正夫・ミウラカズト連続展 『50年目の 写真 ○いま、ここにー』
風カルチャークラブ講座「カメラ片手に旅に出る」の講師・三浦和人氏による写真展。四谷のギャラリー ヨクトで7/1まで開催中。6/23には対話イベントも。

  • 日 時:~7/1(日) 15:00~19:00 ※最終日は17:00まで
  • 会 場:ギャラリーヨクト(東京・四谷)
  • 料 金:無料


特別展「モンゴル遊牧民の世界」~草原を旅する民~
リトルワールド収蔵資料と新たに収集した約60点を一挙公開。大帝国を築いた時代から連綿と受け継がれてきたモンゴル遊牧民のたくましさ、知恵と工夫について紹介する。

  • 日 時:~7/1(日) 9:30~17:00
  • 会 場:野外民族博物館 リトルワールド 本館1階展示室(愛知・犬山市)
  • 料 金:一般:300円、65歳以上:200円、学生・幼児無料 ※リトルワールド入館料金が別途必要


「日本の美とシルクロード」展
平山郁夫は「シルクロードの乾燥した砂漠地帯を旅して帰ってくると、私は無性に日本の潤沢な緑が描きたくなります」と述べる。両者の異なる自然と文化の対比を、変わらぬ愛情を注ぎながら描いた作品を展示する。

  • 日 時:~9/21(金) 9:00~17:00
  • 会 場:平山郁夫美術館(広島・尾道市)
  • 料 金:一般:900円、高大学生:400円、小中学生:200円







風の向くまま・気の向くまま ―第五百三話―

 

代表取締役 原 優二


●モンゴルでの会話


MIATモンゴル航空の社長が一ヶ月ほど前に交代となり、挨拶も兼ねてウランバートルへ行ってきた。

新社長は一昨年までドイツの在モンゴル大使館で経済担当の書記官だったという。航空会社は専門外だが、国営会社(現在は半官半民)の社長は、従来からこうした優秀な官僚が務めるのが常だ。年齢は50代前半。自転車競技の協会の会長もしている。モンゴル人にしては比較的スリムな体型だ。

会って5分後には「モンゴル航空に必要な施策は何か?」とストレートな質問が飛び出した。驚くことはない。これがモンゴル人のやり方だ。「日本では一年近く前からツアーを作って販売を始めるから、フライトスケジュールと料金を早く出してくれ。特にチャーター便の可否の回答が遅い」と答えた。

新社長は経営上の悩みも教えてくれた。「冬の客を増やせないか。冬になると海外からの人の往来が殆どなくなり飛行機は空港で寝ている。そんな現状では機材もこれ以上増やせない。代々、モンゴル航空の社長の苦悩は冬の対策にある」

長くて寒い冬がなかったらこの国はもっと発展したかもしれないと思う反面、冬の厳しさが強いモンゴル人を育てたともいえる。長くて寒い冬はモンゴル人のアイデンティティーの一つではないのか。

モンゴル航空の新社長がドイツにいたころ一緒に働いていた職員が、MONGOL KAZE TRAVELの社長ハグワの友人でもあったので、その友人も交えて食事をした。モンゴル人の話好きにはしばしば拘泥するが、彼の熱心さには圧倒された。

「日本の戦後の経済発展はドイツを見習ったと思うがそうか?」と聞かれ、「それは明治維新のころの話。戦後は、軍事的に米国の傘に入り経済的にも米国を真似てきた」と答えたが、彼はドイツ贔屓の姿勢を崩さず。「では何故、ドイツと日本は戦後急激な発展を遂げたのか」と畳み込んでくる。「両国民の勤勉さが大きな要因。教育なくして国の発展はない。モンゴルがこれだけ急激に発展したのも教育のお陰だろう」

話はどんどん深みにはまっていく。

「今までモンゴルは欧米を手本にしてきたが、最近は欧米の経済・社会が不安定だ。一方、中国は内部に色々問題を抱えており経済成長は長く続かないと思っていたが、現在でも順調に成長している。暮らしが良くなれば民衆の抵抗もなくなり、中国流が正しいということになる」と少々不安げに問いかけてきた。

今、モンゴルは、中国、中央アジアなどの経済協定に入るか否かで大論争になっているそうだ。習近平政権が推し進める一帯一路のことかもしれないが、最近中国へ留学する若者も増えていて、従来と違って中国寄りの主張も目立つようになっているそうだ。

モンゴルは大国にはさまれ、昔からこういう選択を迫られてきた。「スイスのように中立を保った方がベターでは」と提案したが、こういうまじめな官僚がいるモンゴルは、益々今後発展していくに違いない。日本にはない初々しい熱を感じる。羨ましい限りである。


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お茶の間 旅空間 〜今週の気になるTV番組〜


▼6月15日(金) 26時30分~27時30分 NHKBS1(BS) 【パタゴニア】
美しき世界の山々「ギアナ高地(ベネズエラ)、パタゴニア(チリ)」
地球最後の秘境、南米ギアナ高地、最大級のテーブルマウンテンを横断、世界最大落差の滝をめざす。パタゴニアのパイネ山群では嵐の大地と呼ばれる厳しい自然を紹介する。


▼6月16日(土) 19時00分~19時30分 TOKYO MX2 【カナダ】
大人のカナダ紀行
バラエティーに富む紀行が生み出す、雄大で美しい大自然。多様な人種や民族が尊重しあい織りなすユニークなマルチカルチャーそんな“大人のカナダ”の魅力を、両極端の季節、冬の旅、夏の旅を通じて首都オタワのある東海岸のオンタリオ州から、“大人目線”で旅します。


▼6月19日(火) 4時00分~5時00分 NHKBSプレミアム 【ボリビア】
コズミックフロント☆ヒーリング 心をいやす究極の星空「南半球の夜」
宇宙の謎に迫るコズミックフロント☆NEXT。これまで撮影してきた究極の星空映像を極上の音楽とともに紹介する。今夜は、南半球から見上げた四季折々の風景と星空。


▼6月20日(水) 4時30分~4時55分 BSフジ・181 【ペルー】
『ワールドツアー 完璧MAPシリーズ  2017 ペルー』
今回は神秘の国・ペルーの観光情報をご紹介。かつて、インカ帝国の首都だった町クスコやマチュピチュなど、アンデスの人気観光地の旅情報を厳選してお伝えします。


▼6月21日(木) 23時00分~23時30分 NHKBSプレミアム 【カンボジア】
2度目のアンコール・ワット選
数多くの世界遺産の中でも高い人気を誇るアンコール・ワット。知られていない遺跡の楽しみ方を紹介します。地元の絶品グルメやオシャレな織物も登場。魅力満載の得する旅。


編集後記


モンゴルから戻りました。今年も初々しい新人ガイドたちの面接と、ガイド研修をしてきました。

思わぬ出会いがあったり、ぶっとんだ経歴の若者がいたりと、なかなか面白いものでしたが、8名いた新人ガイドの半分がまったく馬に乗れないのには衝撃を受けました。モンゴルに確実に草原離れが起きていることを痛感。時代の流れとはいえ少し寂しくなりました。

そして今年もベテランガイドたちも数名が継続してツアーに出てくれそうです。「今年もよろしくお願いします!」なんてうれしい言葉をかけてくれたりして、張り切ってくれています。

さぁ、モンゴルの夏がはじまりました。みなさん、草原生活を楽しんでくださいませ!!

(やまだ)





※次号680号は6月21日頃の配信予定です
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■つむじかぜ679号(風の旅行社ウェブマガジン)
発行日 :毎週1回発行
発行 :(株)風の旅行社 
送信日:2018年6月14日
送信元 :(株)風の旅行社
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