リンチェンよりKuzug zang pola 「『ブータン王国の染と織』を見に行きました」

中央ブータンのブムタン谷の毛織物「ヤタ」 来日中のブータンKAZEのスタッフ リンチェンと銀座煉瓦画廊で開かれている「ブータン王国の染と織」の展示会に行ってきました。
出展されているのは、ブータン農業の父とも言われる「ダショー西岡」氏の奥様で、ブータンの織、染に関しては日本でも有数のコレクターとしても知られる西岡里子さん。ご帰国後もブータンを日本に紹介する活動を精力的にされています。

[参考]ブータンハウス「苦楽園」 (西岡里子さんの活動を紹介するサイト)

この展示があることを知ったリンチェンが「もし里子さんに会えるなら、是非行きたい」と言うので、東銀座の新歌舞伎座のすぐお隣にある画廊を訪ねました。

里子さんは大変気さくな方で、リンチェンと2時間も話し込んで、お土産まで頂いてしまいました。しかも会話の半分はゾンカ語。50年近くブータンとかかわり続けている里子さんならでは、という興味深いエピソードもたくさんお聞きすることが出来て、リンチェンも大感激していました。
西岡里子さんと記念撮影

もちろん、会場に展示されている織物、染物、民芸品は質の高い素晴らしい物ばかりでしたので、染め、織りに興味のある方、昔のブータンに興味のある方にはとてもお勧めの展示会です。(なかむら)


▼展示会「ブータン王国の染と織」
日時 2/9(月)~2/14(土)11:00~19:00(最終日17:00迄)
会場 銀座煉瓦画廊(東京・銀座)