【開講記】標高2,000m 富士山須走口で夏鳥観察

ツアー名:7/17(日) 夏の富士山 須走口五合目&富士山麓


早めに梅雨明けしたものの、戻り梅雨のような天気が続いています。ようやく晴れ予報になりましたが、途中の中央道は雨。

須走口五合目に到着すると雨は降っておらず、雲の間から麓の御殿場方面が見渡せます。吉田口に比べると人が少なく断然静かで探鳥にはいい環境です。しかも標高約2,000mで涼しい。

観察風景観察風景

まずは、まぼろしの滝方面へ。早速、ミソサザイが森の中でさえずっています。キセキレイも飛び回っています。なかなかワイルドな登山道を登っていくと、木々の先端や岩の上でビンズイが鳴いています。ホオジロやカモシカの姿もありました。

カモシカカモシカ

午後は小富士方面へ。うっそうとした登山道を進むとルリビタキやキクイタダキ、アオバトなどの声が聞こえてきます。アカハラの姿もちらりと見ることができました。

1時間ほど探鳥した後は麓の草原地帯へ。晴れて日差しがまぶしい中、ツバメがビュンビュン飛び回っています。夜はねぐらになるのでしょうか? 少し遠いですがホオジロやホオアカ、ノビタキたちが草の先端などに止まっています。上空ではノスリが旋回しています。

ホオジロホオジロ

林の中ではクロツグミが鳴いています。遠くでウグイスやホトトギスの声が聞こえてきます。林からキジが出てきて隣の林に飛び込んでいきました。その後小さなヒナが 4羽続いていきました。

ビンズイビンズイ

カッコウやノビタキの幼鳥などを観察したところで終了。雨に降られることなく一日観察を楽しむことができました。

【今回観察できた鳥達】

キジ、アオバト、ホトトギス、カッコウ、アマツバメ、トビ、ノスリ、コゲラ、ハシブトガラス、キクイタダキ、ヒガラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メボソムシクイ、コヨシキリ、キバシリ、ミソサザイ、クロツグミ、アカハラ、ルリビタキ、ノビタキ、キセキレイ、ビンズイ、イカル、ホオジロ、ホオアカ、アオジ

風の鳥日和
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