【開講記】北印旛沼でトモエガモ、霞ケ浦でねぐら入りを観察

ツアー名:2024/1/7(日)北印旛沼&霞ケ浦・妙岐の鼻

公共交通機関で巡るのは難易度高めの北印旛沼と霞ケ浦を目指します。まずは6万羽以上のトモエガモがいるという北印旛沼を南岸から観察。下見の時には観察ポイントの近くに群れがいたのですが、本日強めの北風を避けるかのように北岸の草陰に集中しているようです。周囲にはオオバンやクイナ、チュウヒ、セッカなどがいます。

トモエガモの大群

オオバン

オオジュリン

午後は西側のサイクリングロードへ。本隊が西側で観察している間に単独行で北岸のトモエガモポイントまでの道を確認してみると、なんとかバスでも行けそうです。サイクリングロード観察を早めに切り上げて、トモエガモを観に行きます。画像では伝わりにくいですが、目の前に広がるトモエガモの集団は圧巻です。ただし「一斉に飛び立つ」タイミングはなかなかないので待ち続ける忍耐が必要です。


最後はハイイロチュウヒのねぐら入りポイントとして人気の霞ケ浦へ。日没の1時間ほど前ですが多くのバードウォッチャーが待機しています。しばらく待っていると早くもハイイロチュウヒのオスがやってきました。これはなかなかラッキーです。その後もノスリやコチョウゲンボウ、ミサゴを周囲で観察しながら、続々と飛来してくるチュウヒやハイイロチュウヒを待ちます。撮影は難しくなってきますが、日没に近づくほどねぐら入りするハイチュウが増えていきます。すっかり東の空が暗くなったところで観察終了。今回は冷え込みもあまり厳しくなく、じっくりとねぐら入りを観察できました。

ハイイロチュウヒ

撮影風景

【今回観察できた鳥達】

ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワラバト、カワウ、モモイロペリカン、アオサギ、ダイサギ、コサギ、クイナ、ヒクイナ、オオバン、タゲリ、タシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、チョウゲンボウ、コチョウゲンボウ、ハヤブサ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ベニマシコ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、オオジュリン

 

風の鳥日和
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コメント一覧

ベニマシコ雌はオオジュリンではないでしょうか

まーさん2024.02.09 07:02 pm

ご指摘ありがとうございました。修正いたしました。

スタッフの声2024.02.09 09:35 pm

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