添乗ツアー名 ●【風の女子旅】癒しのキルギス7日間
2024年7月14日(日)~7月20日(土)
文・写真 ● 平山未来(東京本社)
7/14-7/20まで、笑いの絶えない賑やかな7名のお客様と、中央アジアの山岳国キルギスを、和気あいあい楽しく旅してきました!
たった二ヶ月しか人々が足を踏み入れない別天地
今回の旅のメインは、夏場のたった二ヶ月しか訪れることの出来ない夏限定の楽園、標高3,000mの「ソンクル湖」。9月には雪が降ることもあり、長い冬があっという間にやってきて、6月頃まで雪と氷で閉ざされます。
ソンクル湖は標高が高いため、日中でも20℃を超すことは稀で、朝晩はストーブを焚くほどの涼しさ。湿度の少ないカラッとした空気感に包まれるだけで、今の猛暑の日本からしたらまさに“天国”のような、冷涼な環境です。
雨は自然にとっては大いなる恵み
今年のキルギスは春先から雨が多かったそうで、そのぶん例年よりふさふさと美しい草原が印象的でした。草が豊かということは馬を含め家畜や生き物たちにも恵みが多い年だということを意味します。
雨が多かったため、水たまりなどでいつも以上にハードなオフロードを走っていくと、眼下にドドーンと広がるソンクル湖。「わ~キレイ~!」と、皆さん、想像以上に大きいソンクル湖の景色に大喜び。
お花畑の中を乗馬するという贅沢な時間
青い空と蒼い湖、バックには残雪を纏った3400〜3800m級の中央天山山脈の山々が連なり、見渡す限り一面、緑の草原とお花畑が咲き乱れる別天地。少し小ぶりなエーデルワイスがそこらじゅうに咲き乱れています。
ロバやヤク、ヒツジやウマなど、そこら中で草を食むかわいい動物たち、見たことのない高山植物、広い空と美しい湖面、笑顔が素敵なキルギスの人々。
見るものすべてが美しく、キルギスの山に強い馬たちと、夏の間ソンクルに暮らす馬方さんと共に、トコトコと馬の背に揺られ、美しい風景の中で心癒される、のんびりゆったりな騎馬トレック旅は、本当に贅沢な時間でした。
ソンクル湖ホーストレッキング ムービー
中には、「乗馬が初めて」というお客様もいらっしゃいましたが、キルギスの馬たちはよく飼い慣らされているので、登ったり下ったり、左右へ方向転換する操作などもすぐに慣れることができたようです。皆さん、本当に幸せそうに乗られていたのが印象的でした。
+α 女子旅ならではの楽しみ方も!
そして、乗馬をするだけではなく、合間合間に「フェルト作り体験」や「キルギス料理作り体験」が組み込まれているのは「風の女子旅」ならでは。先生たち(キルギス人の女性たち)の手先の細やかさと手際の良さにただただ脱帽。このローカル体験は、きっと忘れられない思い出になったことでしょう。
今回参加された方々は、旅の経験値が高い方ばかりでしたが、ソンクルではユルタ(相部屋)で一緒に暮らすからこそ、体調が悪い方がいれば「これ飲む?」「これあるよ!」「よかったらこれ使って!」など、みんなでお互いを助け合い、支え合い、チームの結束力が一気に高まりました。
きっと、一人旅ではまず体験できないスペシャルな旅のスパイスになったことと思います。
類は友を呼ぶ!旅仲間とすぐに仲良くなれるのが女子旅ならでは?の魅力
みなさん口々に「このメンバーで旅が出来てよかった」と、一緒に旅した旅仲間との出会いが、今後の馬人&旅人人生をさらに色濃くしてくれそうな、とても良い刺激になったようです。
一般的な観光旅行とは一味も二味も違う、個性的な旅だからこそ、そこに集まる方々とは、普段はなかなか知り合えないおもしろい方々が多いのかもしれません。こんな出会いも風の旅の醍醐味のひとつではないでしょうか。
今回の旅が、皆さんにとって、日々の癒しとなり、一生の思い出に残る旅になっていただけたら幸いです◎
《関連ツアー》
お花畑と草の海・ソンクル湖へ
コメント一覧
関野章代2024.07.27 03:12 pm
スタッフの声2024.07.29 11:08 am