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ポタラ宮の上に厚い雲が広がる



GWに添乗でラサに行ってきました。
例年、この時期の平均気温は、最低が3度、最高18度ほどになります。

ですが、今年のGWは例年に比べると雲が多かった印象です。
雲が広がると日差しが地上に届かないためあまり気温が上がらず、日中も結構肌寒くなります。
寒がりな私は、ラサでは長袖のシャツの上にフリーズのジャケット、さらにその上にウィンドブレーカーを羽織り、下はトレッキング用の薄手ズボンの下にヒートテックのタイツを履いて過ごしていました。

また、ヤムドク湖に行った時は、湖の手間にあるカンパラ峠(4,749m)の周辺で雪が舞っていましたので、念の為ウィンドブレーカーの下に薄手のダウンジャケットも着込みました。

5,000m級の峠では風が強いことがありますので、こういった場所に行かれる方はフリースやダウンジャケットなどの防寒着だけでなく、レインコートまたはウィンドブレーカー、手袋、毛糸の帽子なども念の為持って行きましょう。

ただし、例年であれば、まだ乾季に入る前のこの時期は、晴れる日も多いです。
チベットの日差しは強烈なので、晴れるとラサの街では気温がグッと上がり、日中は半袖でも過ごせるくらいになります。
(もし、暑いくらいになっても紫外線が強烈なので、日焼け予防のため半袖より長袖がお勧めです)

とにかく気温の変化が激しいので、前がジッパーになっている上着など、重ね着をしやすい服を用意し、こまめに脱ぎ着するのがチベットで快適に過ごすポイントです。