タジンは手で食べると美味しさ倍増!

モロッコを含む北アフリカで有名なタジンは、食材の組み合わせによって様々な味が楽しめます。お肉だけでも、鶏、羊、ヤギ、牛、ラクダ、うさぎなどがあり、更にここに加わる野菜やスパイスによって味が変わります。

鶏肉とレモンのタジンはサッパリしていますし、牛肉とプルーンのタジンはプルーン甘みが牛肉を引きたててくれます。また、魚のタジンでは、アンチョビを使ったタジンだったり白身魚だったりと、これまた違った味ですし、ちょっぴり、胃腸が疲れているときは野菜だけのタジンにして、日本から持参した柚こしょうや、梅肉をつけてたべるのもお勧めです。

そんなタジンですが、美味しさ倍増の秘訣は、手でたべることです。ホブスというパンを手にとり、ホブスを使って食材を挟むようにつかみます。最初はつまむのが難しいのですが、コツさえつかめばすぐ慣れます。ホブスを使って手で食べると、フォークやスプーンより美味しく感じられるから不思議です。

写真は朝食のベルベルオムレツに手を伸ばすところ。美味しくてついつい食べ過ぎてしまうのが、困ったところです。

朝食のオムレツ。ホブスをちぎってはさんで食べます

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