カスピ海ヨーグルト@ジョージア

カスピ海ヨーグルトで有名になったジョージアのマツォーニ

カスピ海ヨーグルトで有名になったジョージアのマツォーニ

以前ジョージアに行ったとき、ガイドさんに「日本でカスピ海ヨーグルトって流行してたでしょ?」と聞かれたものの、実態を知らず恥ずかし思いをしたので、調べてみました。京大名誉教授の家森幸男先生が、1986年、WHOのプロジェクトでジョージアを訪問したとき持ち帰ったヨーグルトの種が大元で、それが手軽に家庭で作れる、おいしい、健康にいいと評判になって広まったようですね。先生が調査されたのは100歳以上の方も多く暮らすジャワ村という南オセチアに属する山村で、今は分離独立問題でロシアの保護下にありジョージアからは行けない場所になってしまっています。ドリプシいい、ジャワ村といい、長寿で知られる村には不思議と近づけません。やはり長寿は簡単に達成できないということなのでしょうか?先生が会長をされている「カスピ海ヨーグルト研究会」が、その後調査団を派遣され、クタイシにも同じようなヨーグルトがあったと書かれてました。
私もジョージアで何度となくいただきましたがジョージアのヨーグルト(マツォーニ)はどこでもおいしいです。山岳地方のゲストハウスなんかでいただくご家庭のマツォーニは特に美味しいですよ。ぜひお試しあれ。
※ジョージアはカスピ海に面してませんが、なぜか「カスピ海ヨーグルト」と呼ばれてます。