【なにわ日記】思い出の一杯 「蘭州ラーメン(牛肉麺)」

太麺はきしめんに弾力を加えた感じ。生地の塊を伸ばしながら麺にするので、噛むまで麺は途切れない。

中国の甘粛省蘭州が発祥&有名な麺料理「蘭州牛肉麺」。甘粛省は中国地図でいうと、大体真ん中あたりに位置します。西は西域、シルクロードへと続いています。回族(イスラム教徒)も多く暮らしている土地ですが、「清真料理(豚肉を使わないハラル料理)」として、また多くの現地の方や観光客にも名物料理としても食べらています。

特徴としては、牛肉(牛骨)といっても脂っぽくなく、透き通ったコクのあるスープに、大量の香草(パクチー)や葱、ラー油が表面を覆っています。麺は手延べしてすぐに茹でたコシのあるもの。細麺、太麺などお店によっても特徴があり、見た目も鮮やかでパワーがみなぎるようなラーメンです。

20年程前、初めて蘭州を訪れた時『地球の歩き方』に有名老舗店として掲載されているお店を訪れました。早朝からの営業で、広い食堂のような店内は活気に溢れ、仕事や登校前に家族でラーメンを食べる多くの人々や、掛け声が響く厨房の様子に圧倒され、注文も見様見真似で、なんとか食べる事ができた一杯。

今も懐かしさと共に、美味しかった記憶が蘇ります。

生地の塊が料理人により、あっという間に麺になる。見ていて飽きません。

何回か訪れている京都市内のお店の細麺とポロ(羊肉のピラフ)。最近訪れた際、ポロがメニューから無くなっていました。残念!(こちらの1枚は去年撮影したもの)

​現在の私の日々の行動範囲(大阪や京都)でも蘭州ラーメン店をみかけるようになりましたが、その中で好みの味のお店を見つけるのは大変です。
そんな中、会社最寄り駅(大阪メトロ:長堀橋駅)から会社までの道中に、新規開店の為、店内工事中の蘭州ラーメンのお店を発見!開店が待ち遠しい毎日です。

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