裏ゴレパニってどんなとこ? ロッジの様子等をご紹介

ナマステ!
風の旅行社ネパールツアーの中で、最近人気急上昇しているのが「裏ゴレパニ」を楽しむコース。裏ゴレパニのルートは一番高いところでも標高3,000m程度とトレッキング初心者にも安心して挑戦できる難易度にもかかわらず、8,000m級の山々を目前に臨める立地、そして春にはシャクナゲをはじめとした花々がどこまでも広がり足取りを軽くしてくれます。ジープ道もどんどん伸びてトレッカーが多く集まる表ゴレパニと比べると、まだまだ観光客もロッジも少ない裏ゴレパニの様子をこっそりご紹介いたします。

プルバリ


いざ、裏ゴレパニ!

プーンヒル展望台に続く石段から脇道に入り、いざ裏ゴレパニルートへ。分岐点まで日当たりのいい石段を延々登り続けた身には、木陰に伸びる土の道がとても嬉しく感じられます。赤やピンクのシャクナゲ、白いモクレン、沈丁花の香りなどを楽しみながら山を巻くように降りてゆけば、あっという間にプルバリです。

宿泊するロッジの庭からは天気が良ければダウラギリが目の前に見えます(今回は早朝を除いてほぼ真っ白な空模様でした)。部屋は全てツインで、トイレは洋式便座があるものとないものとが1つずつ。シャワーと書かれたところもありましたが、お湯は出ませんでした。室内の電灯は使えますが廊下は暗いので、夕食に向かう際にもヘッドランプは持ち歩くようにしましょう。


プルバリロッジのロケーション

水1Lのボトルは200rs、Wi-Fiはないと言われました。携帯電話の電波はやや不安定ではあるものの繋がります。

モハレ


赤い屋根がトレッカー用のロッジ

ダウラギリとロッジを背に、開けた斜面を登り続けると裏ゴレパニルート最高峰のモハレに到達します。山頂に近づくにつれ、真っ赤なシャクナゲの割合が多くなる印象でした。徐々に増えてきているトレッカーのために、付近の山々にも新設ロッジが登場しているようです。

現在モハレのコミュニティーロッジにある施設は、トレッカー用のロッジ棟が2つ、同行ガイド用の宿舎が2つ、レストラン用ロッジが1つ。更にトレッカー用のロッジ棟を増設工事中でした。ロッジ棟からレストランに向かう時は外にある石段を少し登る必要があります。


馬(ゴラ)が水(パニ)を運んでくれる。ホントのゴレパニ!

山の上にあるため節水は必須。馬が日に何度も水を汲みに行ってくれていますが、トイレで使う水は基本的に雨水頼みで、正直宿泊者数に対して不足しがちです。トイレ内に排水用の水がない場合は、ロッジ棟の中庭に雨水を溜めるタンクから備え付けのバケツで頑張って汲みあげてください。

水1Lのボトルは200rs、レストラン棟ではフリーWi-Fiが使えます。現地SIMを挿していればスマホの接続も問題ありません。

タプラン


振り返ればモハレのロッジが見える…かも

モハレから尾根沿いに降りてゆき、体感温度的にも標高が下がってきたと感じる頃、比較的新しいロッジが見えてきます。開けた場所にあり、のんびりとした気分で休憩するにはうってつけです。水やビスケットの販売も行っています。トイレはロッジ内に洋式便座があるものとないものとが1つずつと、ロッジの外に1つ。ロッジ内にあるトイレの排水用の水バケツは空で、蛇口をひねっても水が出ない状態でした。

タプランからバンタンティまではシャクナゲの大木たちの見納めをしながらの下り道。突如長い石段が現れたらバンタンティまではもう一息です。

距離的にも日数的にも長くなく、ヒマラヤの山々や季節の花をたっぷり楽しめるゴレパニ表裏周遊トレッキング。ちょっとした不便さすらも、旅をしている気分のエッセンスになること請け合いです。ネパールデビュー、トレッキングデビューにも最適なので、ぜひ一度はお越しください!!


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