「素顔」が見える 風のラサ滞在

ラサにはポタラ宮や歴史のある古刹、大僧院など、たくさんの見所がありますが、その精神世界に興味を持ってこの地を訪れる人も多いのではないでしょうか。せっかくチベットへ行くのですから是非その魅力を身近に感じたい。『風のチベット』のツアーにはそんな方にご満足いただけるコダワリがたくさんあります。

1. 巡礼路を歩く

ラサの人々の祈りの場・チャクポリ(薬王山)の裏にあるサンゲドゥング

ラサの人々の祈りの場・チャクポリ(薬王山)の裏にあるサンゲドゥング

人々の祈りの場を訪れ、巡礼者と一緒に歩きます。ポタラ宮のはす向かいのチャクポリ(薬王山)の裏にあるサンゲ・ドゥング。巨大な岩に掘り込まれた大量の磨崖仏や、経文が彫られた石がタワーの様に積み上げられたマニ塚があります。

地元の人々が朝夕に訪れて祈りを捧げる神聖な場所で、観光客が来ることは滅多にありません。巡礼者と一緒に歩くことで人々の篤い信仰心を肌で感じることができるでしょう。また、多くのチベット人はフレンドリーで、日本人には同じ仏教徒として親しみを感じています。一緒に五体投地や巡礼をすればお互いの距離が近づき、身振り手振りで会話が始まることも。
※日程に含んでいないツアーも一部あります。

サンゲ・ドゥングで五体投地する人々

サンゲ・ドゥングで五体投地する人々


チベット人になりきって五体投地にチャレンジ!

チベット人になりきって五体投地にチャレンジ!



2. 民家で家庭料理を頂く

民家でいただく家庭料理(イメージ)

民家でいただく家庭料理(イメージ)

チベット人の普段の生活を知るにはやはりお宅訪問が一番。ラサ市内にあるチベット人一家のお宅にお邪魔し、家庭料理をいただきます。チベット風のすいとんやチベット風カレーなどのメインメニューの他に、チベット人の主食ツァンパ(麦焦がしの粉)やバター茶、ヤクの乾し肉など、豪華ではありませんが、レストランでは食べられない物もご用意しています。チベットの民族衣装チュパの試着もお楽しみいただけます。
季節に合わせて、春にはイラクサのスープ、夏にはヨーグルトなどもご用意しています(現地事情によりご用意できない場合もあります)

※日程に含んでいないツアーも一部あります。

民家では民族衣装の試着も!

民家では民族衣装の試着も!


関連読み物

添乗報告記●チベット グルメ?紀行 (2012年4月)

3. 旧市街を散策

人ごみのバルコル

人ごみのバルコル


ラサの街は大まかに、チベット人が多く住むジョカン寺を中心とした旧市街と、旧市街の西側に大きく広がりビルやマンションが立ち並ぶ新市街に分けられます。旧市街はラサで「チベットらしさ」をもっとも色濃く残している場所。ジョカン寺を囲む巡礼路バルコルやその周辺を散策します。巡礼者たちと一緒にバルコルを時計回りにコルラ(周回)をし、その途中で商店を覗いたり、お茶屋さんで休憩したり、小さなお堂に立ち寄ったりと、のんびりと散歩を楽しめば、ラサの人々の日常が見えてきます。



4. 地元民の憩いの場 茶館に立ち寄る

散策の途中などに地元の人で賑わう茶館(チベット語でジャカン)に立ち寄ります。ラサの人は老若男女、お茶屋さんでチャガーモ(甘いミルクティー)を飲みながらおしゃべりをするのが大好き。地元の人々や巡礼者たちに積極的に話しかけて交流をしてみましょう。

お茶屋さんでティータイム

お茶屋さんでティータイム



トゥクパとチャガモ

トゥクパとチャガモ




関連読み物

中村のラサこぼれ話! チャンガーモ(甜茶)の魅力
中村のラサこぼれ話! チベット版「家系ラーメン」ルトゥクの話

5. 旧市街のホテルを利用

ツアーで利用するラサのホテルは、おもに旧市街の中級ホテル。高級ホテルではありませんが、周囲は昔ながらの雰囲気を色濃く残すチベット人街ですので、朝の出発前や、夕方にホテルに戻ってからも、ぶらりと散歩に出かけられる好立地。軽めの散歩は体の循環を良くし、高度順応の一助にもなり、まさに一石二鳥です。

タンカホテル(客室)

タンカホテル(客室)

タンカホテル

タンカホテル