あえて静かな秋にアルプスを巡る旅
スイスをはじめヨーロッパアルプスは圧倒的に夏場が人気で、特にハイキングされる方は、高山植物が咲く6月下旬から~8月に集中します。勿論、素晴らしい季節であることに間違いないのですが、実は秋のアルプスもお勧めです。その理由は、冒頭でご案内しました通り、観光客のほとんどは夏場に集中するため、秋はひっそりと静まり返りますので、ゆったりした落ち着いた時間が流れています。夏場に比べて夕立が少なく天候が安定することもこの時期の魅力です。カラフルな高山植物はございませんが、逆にカラマツなどが黄色に染まり、収穫風景など秋ならではの景観が楽しめます。
ドロミテとチロル、対照的な景観を堪能!
旅はオーストリアのチロル地方から始まります。チロル州はアルプス山脈の東部に位置しオーストリアとイタリアにまたがっている地域です。どちらかと言うと穏やかで可愛らしい風景が広がります。誰もが知る名峰はございませんが、頂上まで登ると遮るものがなく遠方まで見渡せるのがチロルの峰々の魅力です。その後、北イタリアのドロミテ地方へ移動します。その名前はフランスの地質学者ドミューに由来します。岩肌が剝きだしになったゴツゴツした山塊が特徴的で、迫力ある景観が見る人の心を掴みます。本ツアーは対照的な風景を楽しみます。
【オーストリア・チロル】同行日本人ガイド
現地ガイド【オーストリア】
マイヤーホーファー 厚子 (まいやーほーふぁー あつこ)
奈良県生まれ。
日本滞在時は、15年以上海外添乗員を経験。
2006年に渡墺し、2009年よりオーストリア国家検定ガイドになっています。
【イタリア】同行日本人コーディネーター
現地コーディネーター【イタリア】
正願 裕美子 (しょうがんゆみこ)
兵庫県生まれ。
ヴェネチア在住日本人コーディネーター、イタリアソムリエ協会認定のソムリエで、
チロルやドロミテの山々とワインをこよなく愛しています。