パミール高原とアムダリア川とカラクム砂漠

タジキスタンからテルメズ、トルクメニスタンへの道 14日間

8名催行日本語/英語ガイド

7~8世紀の仏教遺跡アジナテパ

パミール高原にたたずむアレキサンダー大王伝説のあるイスカンダル湖

アジナテパ遺跡から発掘された13mの涅槃仏(古代民族博物館)

アフガニスタン国境にほど近い仏教遺跡カラテパ

玄奘やアレキサンダー大王が越えたとも言われる鉄門

セルジューク朝の王が奴隷の娘たちを侍らせたという乙女の城(メルヴ遺跡)

セルジューク朝最盛期のスルタンの一人サンジャールの廟(メルヴ遺跡)

メルヴ遺跡から発掘された仏像と象牙製のリュトンの装飾(トルクメニスタン国立博物館)

紀元前3世紀ごろのパルティアの都ニサ遺跡(世界遺産)(アシガバート)

トルクメニスタンでは一部オフロードを走ります(カラクム砂漠)

暗闇の中、神々しく燃え続けるクレーター「地獄の門」(トルクメニスタン)

中央アジア最大といわれるトルクメンバシ魂のモスク(アシガバート)

出発日設定2026/05/27(水)
旅行代金787,000円
出発地東京・大阪
POINT
  • タジキスタンからウズベキスタン、トルクメニスタンと陸路で国境を越えて走破します。
  • ウズベキスタンでは鉄道にも乗ります。
  • タジキスタンではソグディアナの遺跡ペンジケントや、仏教遺跡で知られるアジナテパなどを訪れます。
  • パミール高原に源を発し、かつてはアラル海に注いでいたアムダリア川と、その支流に発展した古代都市テルメズ(ウズベキスタン)、メルヴ遺跡、クフナウルゲンチ(ともにトルクメニスタン)を訪ねます。
  • 神秘のベールに包まれた国トルクメニスタンに陸路で入出国します。
  • トルクメニスタンでは、古代都市の遺跡「ニサ」のほかに燃え続ける巨大なガスクレーター「地獄の門」も訪れユルタキャンプに1泊します。
  • タジキスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタンそれぞれでバザールを散策します。
  • ペンジケント、アジナテパ、テルメズ、メルヴ、ニサなどの遺跡ゆかりの博物館を見学します。
早割120
詳細

●シルクロードという歴史の地層を行く
イスラム以前の歴史が残るタジキスタンの古代都市の遺跡から、3回の国境越えをしながら、ウズベキスタン最大の仏教遺跡のある「テルメズ」、仏教伝来の痕跡の残る、さまよえる都「メルヴ」や、オリエントの香りを感じるパルティア帝国の都「ニサ」、12~13世紀チンギスハーンに滅ぼされるまで繁栄を誇ったホラズム王国の都「クフナウルゲンチ」などシルクロード上に繁栄した都市を巡ります。パミールの裾野からオアシス、砂漠と走り抜け、トルクメニスタンの地獄の門も訪れます。
尚、ウズベキスタンのサマルカンド、ブハラ、ヒヴァでは、宿泊や通過をしますが、観光はございません。

このツアーは2026年度版シルクロード大走破コースの番外編です。
シルクロードの起点西安をスタートし、6つの旅を重ねて、中国、キルギス、カザフスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、イラン、トルコと西へ西へと辿るこの企画。第1弾第2弾第3弾第4弾、もご覧下さい。第5弾、第6弾はイランの情勢を見て設定予定です。
設定日以外の出発日や個人手配をご希望の方はご相談下さい。

関連読み物
シルクロード大走破(第4弾): 見どころ一挙ご紹介!ウズベキスタン~トルクメニスタン~イラン2020


※注)最後、ウルゲンチからタシケントへ空路移動になります。

日付 スケジュール 食事 宿泊
1日目

東京・大阪ソウル タシケント

東京(成田)・大阪(関西)から乗り継いで、タシケントへ。

夜 :タシケント着。

ホテル
2日目

タシケントサマルカンド (国境通過) ペンジケント

午前:鉄道を使ってサマルカンドへ(乗車=約2時間半~3時間半)。

午後:車に乗り換えて、タジキスタンとの国境へ。(走行=約40㎞、約1時間)徒歩で国境を越え、タジキスタンへ。車を乗り換えて、「中央アジアのポンペイ」と呼ばれるペンジケントへ。(走行=約20㎞、約30分)

ホテル
3日目

ペンジケント

終日:ペンジケント周辺を観光。

紀元前6世紀から存在し、5~8世紀にソグド人の街として繁栄、アラブの攻撃にその歴史を閉じたペンジケントの遺跡やその出土品などを収めたルダーギー博物館、そして、紀元前4000~3000年末の青銅器時代の遺跡サラズム遺跡を観光。

ホテル
4日目

ペンジケントイスカンダル湖ドゥシャンベ

午前:車で、パミール高原にたたずむイスカンダル湖(標高:約2,200m)へ。(走行=約160㎞、約3時間半) アレキサンダー大王にちなんだ伝説が残るイスカンダル湖畔を散策します。

午後:タジキスタンの首都ドゥシャンベへ。(走行=約140㎞、3時間半)

ホテル
5日目

ドゥシャンベアジナテパドゥシャンベ

午前:中央アジア最大13mの涅槃仏などが展示されている古代民族博物館を見学、タジキスタン最大のバザールも訪れます。

午後:ドゥシャンベの博物館展示の涅槃像が出土した、7~8世紀の仏教遺跡アジナテパを訪れます。(走行=片道約110㎞、約2時間半)

ホテル
6日目

ドゥシャンベ (国境通過) テルメズ

午前:車で、ブハラ・ハン時代の要衝の地・ヒサール要塞を観光後、ウズベキスタンとの国境へ。(走行=片道約70㎞、約1時間半)徒歩で国境を越え、車を乗り換え再出発。

午後:途中、クシャナ朝時代の遺跡ダルヴェルジン・テパを見学後、玄奘も訪れたとされるテルメズへ。(走行=片道約170㎞、約3時間半)

ホテル
7日目

テルメズ

終日:アムダリア川のほとりの街テルメズ観光。中央アジア最大級と言われる仏教遺跡カラテパ(1世紀後半~2世紀創建)やウズベキスタンの仏教美術の最高傑作と言われる釈迦三尊像が出土したファヤズテパ、13ⅿの威容を誇るズルマラ仏塔(外観)そして、周辺の出土品を収めた考古学博物館などを観光します。

ホテル
8日目

テルメズ鉄門サマルカンドブハラ

午前:ソグディアナとバクトリアの境界であり玄奘も越えたといわれる鉄門へ。(走行=140㎞、約2時間半)

午後:サマルカンドへ戻ります。(走行=約260㎞、約4時間半)

深夜:鉄道でブハラへ。(乗車=約1時間半~2時間半)着後ホテルへ。※ブハラ到着は日付が変わります。

ホテル
9日目

ブハラ (国境通過) マーリ 

午前:車で、トルクメニスタンとの国境へ。(走行=約130㎞、約2時間半)乗合バスと徒歩で国境を越え、トルクメニスタンへ。

午後:砂漠の道をマーリへ。(走行=約260㎞、約4時間)

ホテル
10日目

マーリメルヴアシガバート

午前:古代都市メルヴ遺跡観光。アケメネス朝時代と推定されるエルク・カラ、ササン朝までの城区で、仏像が出土したギャウルカラ、セルジューク朝最盛期の王スルタン・サンジャールの廟、乙女の城を意味するキズ・カラなどを訪れます。

午後:車で、地震で倒壊した15世紀築のセイッド・ジェマレッディンモスクに立ち寄りながら、アシガバートへ。(走行=約380㎞、約6時間)着後、独立記念塔、中立の塔など市内を車窓観光

ホテル
11日目

アシガバートダルヴァザ

午前:パルティア帝国の都市ニサ遺跡国立博物館などを見学後、市内のトルクメンバシュモスクバザールなどに立ち寄ります。

午後:水のクレーター泥のクレーターに立ち寄りながら、ダルヴァサの「地獄の門」近くのユルタキャンプに1泊します。(走行=約4時間半、約280㎞)

ユルタキャンプ
12日目

ダルヴァザクフナ・ウルゲンチ (国境通過) ヒヴァ

午前:砂漠を北上し、モンゴル軍により徹底的に破壊されたという中世ホラズム・シャー国の都クフナ・ウルゲンチへ。(走行=約5時間、約270㎞)

午後:ホラズム・シャー時代のイル・アルスラン廟や、復興後のキプチャクハン時代の、14世紀の王クトルグティムールの建てた中央アジアで最も高いミナレットやその王妃の廟トレベク・ハニム廟やキャラバンサライの門などクフナ・ウルゲンチ観光後、車でウズベキスタンとの国境へ。(走行=約2時間半、約110㎞) 乗合バスと徒歩で国境を越え、車を乗り換えヒヴァのイチャンカラ周辺のホテルへ。(走行=約1時間半、約60㎞)

ホテル
13日目

ヒヴァウルゲンチタシケント

午前:ウルゲンチに車で移動後、国内線で首都タシケントへ。

午後:チョルスー・バザール散策、スザニなどのお土産屋も併設するバラク・ハン・メドレセやスーパーマーケットにも立ち寄ります。

※昼食はベシュゴゾン(旧プロフセンター)でプロフの予定です。

夜 :空路、乗り継いで帰国の途へ。

機内
14日目

ソウル東京・大阪

午前:ソウル着

午後:乗り継いで

東京(成田)・大阪(関西)到着。

出発日 旅行代金 出発地 催行状況 他
2026/05/27(水) ¥787,000 東京・大阪 募集中
最少催行人員 8名 (定員12名) 添乗員 同行(出発地によっては乗継地または現地より同行)
利用予定航空会社 アシアナ航空
利用予定ホテル

タシケント:アートデラックス、オールドタシケント、マルワ、インスピラエスタシケント
ペンジケント:ペンジケントプラザ、ファリズ
ドゥシャンベ:アトラス、ルミ、サフォ、スモン
テルメズ:ヒルトンガーデンインテルメズ、テルメズパレス、ホテルアッソン
ブハラ:サルハドブハラ、アジアブハラ、マリカブハラ
マーリ:マーリ、マルグシュ
アシガバット:スポルト、アクアルティン、バグツコシュギ
ダルヴァザ:ユルタキャンプ
ヒヴァ:アルカンチ、オリエントスター、ダルヴァザブティック

一人部屋追加代金 72,000円 ホテル・ユルタ泊
燃油特別付加運賃
(旅行代金に含まれません)
国際線:29,000円(2025年12月1日)

【ご注意】燃油特別付加運賃及び空港諸税についてをご覧ください。

旅券(パスポート)の残存期間 〇タジキスタン:出国時6ヵ月以上、未使用査証欄が2ページ以上残っている旅券(パスポート)が必要 〇ウズベキスタン:入国時に有効期間が6ヶ月以上、未使用査証欄が2ページ以上残っている旅券(パスポート)が必要 〇トルクメ二スタン:出国時に有効期間が6ヶ月以上、未使用査証欄が2ページ以上残っている旅券(パスポート)が必要
各国空港税/査証

●各国空港税
*事前徴収
・成田空港諸税:3,160円
・関西空港諸税:3,630円
・国際観光旅客税1,000円
・ウズベキスタン出国税:8.5ドル(約1,330円)
・タシケント空港保安税:4.5ドル(約700円)
・ウズベキスタン旅客サービス料:20ドル(約3,130円)
・韓国空港税:10,000ウォン/2回(約2,160円)
(※2025年12月1日現在)

*トルクメニスタンでの現地支払い
・ビザ申請代金:59ドル
・トルクメニスタン国境通過税:14ドル
・PCR検査代:33ドル
・バス乗車:1~3ドル程度
※金額につきましては、急遽変更される場合もございます。あらかじめご了承ください。

●査証(ビザ)
このご旅行にはトルクメニスタンの査証(ビザ)が必要になります
・タジキスタン:30日以内の観光目的は査証不要
・ウズベキスタン:2018年2月10日より30日以内の観光目的は査証不要
・トルクメニスタン査証(ビザ)は、現地陸路で入国時に申請をしますが、ビザ取得のための招待状の事前申請が必要です。
・トルクメニスタン招待状渡航手続き書類作成手数料:8,800円

(※現地事情により、予告なく金額が変わる場合があります。予めご了承下さい。)

※外国籍の方は、査証(ビザ)が必要な国が異なりますのでご確認ください。

ビジネスクラス追加代金 お問い合わせ下さい(出発日・予約クラスにより異なります)
その他

●ご注意
・いずれの宿泊場所もシャワー設備のみのお部屋になる場合があります。

・ウズベキスタン列車の予約にパスポート情報が必要です。お申込時に全員分のパスポート情報のお知らせをお願いいたします。
・ミナレットなどの特別拝観料はお客様のご負担となります。
・タジキスタンは現地ローカルガイドをウズベキスタンの日本語ガイドが通訳する形でご案内します。

・トルクメニスタン査証(ビザ)取得のため、当コースは各出発日の50日前を目安に受付終了予定です。ご参加検討中の方はお早めにお申し込みください。
・トルクメニスタン査証(ビザ)は、予めLOI(招待状 letter of invitation=LOI)をトルクメニスタン出入国管理局に申請し、日本出発時には招待状を携行し、査証(ビザ)そのものは現地入国時に取得となります。
招待状の申請の為、質問書、パスポートコピー、写真1枚をご出発45日前に弊社までお送りください。尚、ツアー催行が未確定の場合でも、トルクメニスタン招待状渡航手続き書類作成手数料:8,800円は、ご返金できませんので予めご了承ください。提出書類は急遽変更される場合がございます。変更があった場合、当社より改めて案内いたします。
・トルクメニスタンは入国時PCR検査があります。実施の有無及び価格は流動的です。
・トルクメニスタンは日本語ガイドまたは英語ガイドです。

・12日目ヒヴァ到着は夕刻になりますのでヒヴァの観光はありませんが、イチャンカラ周辺のホテルに宿泊しますので自由に散策いただくことは可能です。

●より詳細な条件はご旅行条件書(募集型企画旅行)をご確認ください。

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出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他  
2026/05/27(水) ¥787,000 東京・大阪 募集中