いにしえの「茶馬古道」を辿る
厳しい自然に阻まれたアジアの最奥地を通る雲南省からチベット・ラサまでの道(中国語で滇蔵公路)はかつて『茶馬古道』と呼ばれ、茶と馬のキャラバンが行き交った交易路でした。
かつて宣教師たちが教えを広めたキリスト教会、山奥の塩田、ヒマラヤの雪山、深い渓谷と激流、青く輝く氷河、神秘的な湖などダイナミックに移り変わる風景と、そこに暮らす人々との出会いを楽しみながら、チベット高原へと続く道を陸路で辿るアドベンチャーコースです。
ツアーポイント
外国人の入域が再開!
外国人の雲南省からチベット自治区ヘの陸路での入域はこれまで何度も制限されてきましたが、コロナ中に制限されていましたが、入域許可の発給が再開されました。以前に比べ、宿泊事情、道路状況が大幅に改善して、ご旅行しやすくなりました。
チベット圏なのにキリスト教会?!
雲南省西部からチベット自治区東部にかけての地域は、チベット人以外にリス、ナシ、イ、ペーなどの民族が暮らす他民族地帯。19世紀末から20世紀初頭にかけてキリスト教の宣教師が布教活動を行ったため、現在でも一部の人々はキリスト教を信仰し教会で祈りをささげています。
ダイナミックな景観(雪山、氷河、渓谷、高山湖)
ヒマラヤ山脈の東端に位置する東チベットには、横断山脈の褶曲山脈が並行し、その間の深い渓谷を雅礱江、金沙江(長江)、瀾滄江(メコン川)、怒江(サルウィン川)などの大河が流れています。万年雪や氷河を抱いたヒマラヤの山々、大渓谷、高山湖など、ダイナミックな自然の景観が待っています。
高山病にも配慮した日程
全体に標高の高い地域ですが、高山病に配慮して、前半は標高の低い川沿いの町を選んで宿泊。無理なくラサを目指します。ガイド・添乗員がパルスオキシメーターを持参して体調管理に努めます。