ブータンのトレッキングと服装

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ブータン・トレッキングは歩くことが好きで、手つかずの自然、豊かな植生、素朴でのどかなブータンらしさを味わいたい方には最適な旅となるでしょう。
トレッキングでは国道が整備される以前、人々が交易などで利用していた旧道を主に歩きます。旧道は、ブータン人にとって便利で最短ルートに設定されており、急勾配の道、整備されていない岩場のような道もあります。また、照葉樹林が広がる地域では密林の中を長時間歩くこともあります。また、ほぼ全コースに 3,000m以上の高所での宿泊を伴います。高山植物を見るなら雨季の6月下旬〜8月上旬、ヒマラヤの峰々を眺めるなら乾季の3〜5月、10〜11月がベストシーズンです。天気が良ければ道中または.峠からブータン北部に聳える7,000m級のヒマラヤの高峰を遠望できます。

トレッキングの準備、注意点など


宿と食事
ブータン・トレッキングでは宿泊は基本的にテント泊。トイレ・テントも携行します。お風呂はありません。テントの設営、食事の支度などは全てスタッフが行います。
食事はコックが同行し、休憩時にはお茶も用意します。野菜のチーズ炒め煮などのブータン定番料理から、卵料理、スープなどの西洋料理風のものまで、街のレストランで食べられる料理と同じようにバリエーションに富んでいます。
テント、テントマット、食器などは現地でご用意しますので、個人でお持ちになる必要はありません。寝袋は現地にレンタル会社などないため、持参をお願いしています。

宿泊テント例
宿泊テント例
トレッキング中の食事例
トレッキング中の食事例



荷物

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荷物は馬(またはヤク)が運びます。スーツケースは運べませんので、ソフトケース(ザックなど)の持参をお願いします。(スーツケースはティンプーやパロのホテルに預けることが可能です。)トレッキング中はサブバッグに貴重品、飲み物、雨具など最低限の荷物だけ持って歩きます。




装備

標高の高いところで宿泊することもあるため、夏でもフリース、春・秋・冬はダウンジャケット、手袋などの防寒具をご用意ください。雨具、サングラス、帽子、日焼け止めは季節に問わず必携。特に夏の雨季には必ず防水・透湿機能のある雨具を用意ください。冬は非常に乾燥しているのでマスク、のど飴、目薬などの乾燥・紫外線対策を怠りなく。…必須です

bhutan_kiji027 サングラス
bhutan_kiji027 つばつき帽子、ニット帽(季節や標高によって)
bhutan_kiji027 速乾性シャツ
bhutan_kiji027 フリース
bhutan_kiji027 ダウンジャケット(季節や標高によって)
bhutan_kiji027 雨具(上下セパレートのもの)
bhutan_kiji027 ストレッチ性のパンツ(ジーパンは不向き)
bhutan_kiji027 トレッキングシューズ(履き慣れたもの)