中村からKuzug Zang Pola! ブータンでクレジットカードを使う

IMG_4436 お土産物屋にあるクレジットカードの読み取り機

クズザンポラ! ブータン出張から帰国した中村です。
帰国は昨年末だったのですが、折角なのでもう少しだけ現地情報を発信します。

これまでブータンへ出発するお客様に日本では「クレジットカードは一般的ではありません」という案内をしてきましたが、最近は、お土産物屋など使える場所が多くなり、ATMでキャッシングもできるようになってきたので、現地のガイドたちから「案内を変えて欲しい」といわれてしまいました。ということで最近の事情をご紹介します。


IMG_4432 お土産物屋のドアにJCBの表示が! 

最近ブータンでもパロ、ティンプーなどのお土産物屋ではクレジットカードが利用可能な店舗が増えていますが、国際的なカードで利用できるのはVISA,MASTERがメインです。通常はカード手数料を5-7%取られます。
最近、JCBカードがブータンで使えるようになったとのニュースが流れましたが、JCBはBANK OF BHUTAN(BOB)と提携している店でのみ利用可能です。

【外部リンク】JCB、ブータン大手金融機関Bank of Bhutanと提携しカード加盟店を拡大(別のタブが開きます)

BOBのほかにBNB(BHUTAN NATIONAL BANK)提携店もあります。お店によって違うので、注意してください。
ちなみに、国営のお土産物屋「エンポリウム」であればカード手数料が掛かりません。


注意事項としては普段海外でクレジットカードを利用しない人が、突然海外で(しかもブータンで)カードを利用すると、カード会社が「悪用されているのかも! これは怪しい!」とストップをかけることがあります。(日本でも普段つかっていないカードで支払いすると同じようなことがありますね)
そんな場合は、カード会社に直接連絡すると問題が解決する場合がありますので、予めカード会社の連絡先を控えておくとよいでしょう。

またキャッシング用のATMはパロ、ティンプーの街中にはあちこちに設置されていますが、通信事情が悪くて動かない、読み取り機が不調、中のキャッシュがなくなった、など日本では考えられない理由で使用できないこともあります。そういう場合は、あきらめて別のATMを探すか、少し時間を空けましょう。
基本は現金決済かカード支払いで、キャッシングはあまり当てにせず「できたらラッキー」くらいの心積もりがよいでしょう。

実は今回、実際にATMにチャレンジしてレポートしようとしたのですが、残念ながらATMがうまく作動せず諦めました。

IMG_4417
ATMに並ぶ人たち
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なぜか全然動かないんだよ。と困惑気味のおじさん

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