【開講記】静かな船橋・三番瀬で干潟の鳥をじっくり観察

講座名:2/4 冬の干潟でゆっくりシギチ観察 船橋 三番瀬


曇りがちでなかなかすっきりしない天気ですが、まず始めに展望デッキから観察コースを確認します。

すでに干潟に降りているカメラマンの先には3羽のウミアイサがいます。我々も干潟に降りてシギ・チドリを探します。干潟ではハマシギの群れが餌を探しています。

ハマシギハマシギ

このハマシギの群れの中にミユビシギが混ざっています。数は少ないですが干潟のあちこちでダイゼンが歩いています。ダイゼンはハマシギやミユビシギよりも大きいので識別しやすいですね。

ダイゼンダイゼン

300羽くらいのミヤコドリの群れがいますが、これから潮が満ちてくる時間帯なので、まだまだ距離があります。ミヤコドリの群れの中に(ただ)カモメやセグロカモメが並んでいて、大きさの違いがよくわかります。

相変わらずウミアイサが 3羽で海面を漂っていて、ぼさぼさの冠羽も確認できます。その後ウミアイサはどこから来たのか数が増えていました。

ミヤコドリミヤコドリ

砂浜に戻ってヨシ藪でオオジュリンを探しますが、藪の中で動いているのはほとんどメジロのようです。東側の堤防に上がってみます。スズガモやオオバン、オナガガモが浮かんでいます。ハジロカイツブリがだんだん近づいてきました。

遠くの堤防にはたくさんのユリカモメやカモメなどが止まっています。群れから少し離れてズグロカモメがたたずんでいます。ズグロカモメはまだ頭は白いですが、しばらくすると夏羽の黒頭になっていくのでしょう。

だんだん陽も傾いてきて、1時間に1本のバス時間も近づいてきたので観察終了。静かな三番瀬で干潟の鳥をじっくり観察することができました。

【今回観察できた鳥達】

ヒドリガモ、オナガガモ、スズガモ、ウミアイサ、ハジロカイツブリ、カワラバト(ドバト)、カワウ、アオサギ、オオバン、ダイゼン、シロチドリ、ミヤコドリ、ミユビシギ、ハマシギ、ユリカモメ、ズグロカモメ、カモメ、セグロカモメ、オナガ、ハシボソガラス、シジュウカラ、メジロ、ツグミ、イソヒヨドリ、ハクセキレイ

風の鳥日和
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