【開講記】雨雲迫る葛西臨海公園 クロツラヘラサギやいかに

講座名:2/19 クロツラヘラサギと猛禽類を探す 葛西臨海公園・葛西海浜公園


昼過ぎからは冷たい雨の予報。講座終了まで雨が降らないといいのですが、すっかり曇り空です。鳥類園に向かって歩いているとツグミとシロハラがケンカしています。意外と仲悪いんですね。

観察風景観察風景

近くの樹ではヒヨドリが不自然な姿勢で樹液を吸っています。西なぎさ奥の東京湾の海上では数千羽のカワウの群れが通過。手前ではカンムリカイツブリが泳いでいます。カンムリカイツブリは来月くらいには褐色の夏羽になっていくでしょう。

カンムリカイツブリカンムリカイツブリ

すれ違った常連さんからノスリの情報をいただきました、ありがとうございます。早速スコープで観察すると、眼が淡黄色なので若い個体だろうとのことです。

ノスリノスリ

ヨシ原にはアオジやウグイスがやってきました。オオジュリンやジョウビタキの姿もあります。クイナ・ヒクイナのポイントでしばらく待っていると、ヒクイナがやってきました。しかし、すぐに横切ってまた藪の中に。その後、ジョウビタキが現れ、アカハラもやってきて観察していると、再度ヒクイナ登場。アカハラとの2ショットを楽しませてくれました。

ヒクイナヒクイナ

ウォッチングセンター前で観察していると、先ほどとは別のノスリが止まっています。しばらくすると地上に降りていきました。どうやらこの時期からして、カエルを捕食しているのではないかということです。

最後にクロツラヘラサギ狙いで西なぎさへ。遠くの杭ではダイシャクシギが止まっています。水辺ではシロチドリやハマシギがいます。上空では魚を捕まえたミサゴが飛んでいきます。肝心のクロツラヘラサギは遠く対岸近くの干潟で採餌しています。一応姿は確認できましたが、ちょっと遠すぎですね、残念。

ミサゴミサゴ

お時間そろそろで講座は終了。なんとか雨には降られずに観察できました。

【今回観察できた鳥達】

オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワラバト(ドバト)、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、クロツラヘラサギ、クイナ、ヒクイナ、オオバン、シロチドリ、ダイシャクシギ、ハマシギ、ユリカモメ、カモメ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、アオジ、オオジュリン


風の鳥日和
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