シルクロードだより 第1便 敦煌

莫高窟の壁画をヒントに造られた「反弾琵琶」像(敦煌)

莫高窟の壁画をヒントに造られた「反弾琵琶」像(敦煌)


1枚の写真がシルクロードから送られてきました。
「敦煌の町の中に彼女はずっと立っています、背中で琵琶を弾きながら」と。

この「反弾琵琶」と呼ばれる像の作者は、莫高窟の112窟の「西方浄土変」(※)図の「伎楽図」にインスピレーションを得て作り上げたそうです。写真の彼女は公衆の面前だからでしょうか節度ある服装をしてますが、壁画では、肌もあらわに、そして激しく舞っているように見えます。西域から伝来して唐の時代に流行した胡旋舞でしょうか。極楽浄土がこうなら「ぜひ行きたい」と思わせられます。

ただちょっと気になったのが、112窟の壁画での、天女(?)は、ジミヘンと同様、琵琶の弦のある面を後ろ向きに構えて弾いていますが、上の写真では、弦の面をこちらに向けて弾いています。真似してみようとしましたが、弦の面をこちら向けて弾こうとすると弦が背中にあたるか、楽器がぶれてまともに音が出せません。超難技の演奏法、天女ならではの神技!?

敦煌莫高窟96窟 この中に初唐の大仏が収まっています(5月撮影)

敦煌莫高窟96窟 この中に初唐の大仏が収まっています(5月撮影)


※2枚目は莫高窟の正面96窟(大仏が収められている窟)です。112窟はこ96窟の向かって左に少し行ったところの1階にあります。112窟の壁画の写真はないのですが、気になる方は「莫高窟 112窟 浄土変」で画像検索してみてください。

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