
周辺でも異彩を放つデザインのアゼルバイジャン館
アゼルバイジャン館は、北京オリンピックの鳥の巣会場を思わせつつも、曲線を優美に使った前衛的な建物で、天然資源を背景に高度経済成長中らしい、前向きな勢いを感じる、建物でした。
入口には7人の女性像が彩りを添えていました。

アゼルバイジャン館入口で迎えてくれる像
その3階で行われたセミナーは、アゼルバイジャンワインを前面に押し出したものでした。かの国のワインの歴史は古く、中世ペルシア支配下の時代からたしなまれ、ソ連時代には一大産業として発展したとのこと。現在では、複数の地域でワイン造りが営まれているそうです。
軽快な説明を聞きながらいくつか味や香りの異なるワインをテイスティングをさせてもらいながら、「おや?アゼルバイジャンってイスラム教の国じゃなかったっけ?」と頭をよぎりました。そうです。90%以上がイスラム教徒なのです。しかしソ連時代を経て、ワインも許容する素敵な国になっているとのこと。

アゼルバイジャンの古都に残る建物 ここの写真が某番組の続編予告の公式ページに使われたのでは?と想像しています
最近では、昨年の人気ドラマの続編の舞台という噂もあって、ますます目が離せません。