【3年ぶりのネパール出張】因縁のネパール航空に初搭乗! 機内サービスはどうだった?

2022年8月末、日本発着5日間の弾丸日程でネパールへ出張しました。出入国の手続きは? 現地でのマスク事情は? コロナ禍でネパールはどう変わった? など、最新のネパール見聞録を数回に分けて報告します。

今回の出張で利用したのはネパール航空。成田からカトマンズまでダイレクトフライトです。

私は2020年3月2日の定期便就航初日に搭乗する予定だったのですが、家族が発熱したため泣く泣く前日にキャンセル(結局、ただの風邪だったというオチですが)。それ以来、なんと2年半ぶりにリベンジを果たす形となりました。

成田でのチェックインからすでにネパールへ来た感が凄い成田でのチェックインからすでにネパールへ来た感が凄い

荷物の重量制限35kgを優に超えているであろうダンボールの山を横目に、30リットルのザックひとつしか持たない私は素早くチェックイン。カウンターに並んでいる95%以上はネパール人のようでしたが、きっと、みんな久しぶりの里帰りなのでしょう。嬉そうにうろちょろする子どもたちは実に微笑ましいものでした。

搭乗後、ほとんど遅延もなくテイクオフ。機材はエアバスA330という新造ワイドボディ機であり、「マカルー」というヒマラヤの高峰がニックネームとして与えられています。

4歳のマカルー号。ちなみに帰りはアンナプルナ号でした。4歳のマカルー号。ちなみに帰りはアンナプルナ号でした。

はじめて乗ったネパール航空の感想は、普通。びっくりするくらい、普通。アルコールの提供こそないものの機内食はスムーズにサービスされ、個人モニターでは日本の映画も視聴可能。エコノミークラスのシートピッチもごくごく通常サイズであり、各座席にはAタイプのUSB電源すら付いています。

少しはハプニングやアクシデントがあるのを期待していた(失礼!)のに、拍子抜けするほど快適な空の旅を楽しめました。

この山はマカルーではなくエベレストだね……この山はマカルーではなくエベレストだね……

あえて苦言を呈するなら、茶色ばっかりの機内食と、うっっっすいコーヒーをどうにかして欲しいくらい。本音では機内でエベレストビールを痛飲したかったのですが、 一応、仕事ですからね……。

日系キャリアがカトマンズへ乗り入れていない現状において、直行便を希望する場合はネパール航空利用に限られます。片道7時間ほどでネパールに行けるメリットは非常に大きく、その魅力は唯一無二だと言えるでしょう。

カレーが茶色いのは仕方ないけど。サラダくらい、ねぇカレーが茶色いのは仕方ないけど。サラダくらい、ねぇ

ただし、ネパール航空は利用にあたって少々留意すべきポイントがあります。

  1. チケットがPEX(正規割引航空券)しかないため予約後即発券が必要
  2. スケジュールが週3便のため日程に融通が利かない(2022年8月時点)
  3. 成田の出発が早いので前泊が必要になるケースがある

特に「1.」の理由から募集型ツアーの利用航空会社にネパール航空は設定しておりませんが、ご希望によってキャリア変更のアレンジを承ります。

上記のちょっとしたクセだけ頭に入れておけば、ハード面・ソフト面ともに他のエアラインから見劣りすることはありません。ぜひ、次回はほどほどに快適なネパール航空直行便でネパールへお出かけください!

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