
チリ・パタゴニアの名所 パイネ国立公園。このパイネの楽しみ方は色々ありますが、やはりここを満喫する為にはトレッキングをは欠かせません。1週間から4~5日掛けて歩く本格的なトレッキングから山小屋やホテルを起点に日帰りで行うトレッキングまで様々な種類がありますが、その中でもイチ押しなのがフランス谷トレッキングです。


まずはプデト港から船でペオエ湖を渡り対岸のパイネグランデ港へ。移動中の船上からはエメラルドグリーンの美しいペオエ湖越しにパイネグランデとクエルノスを見る事が出来、地上からとはまた違った眺めを見ることが出来ます。約40分程でパイネグランデ港へ到着。ここはパイネグランデ小屋とキャンプサイトがあり、パイネ国立公園の山小屋とキャンプ地としては一番の要所で多くのトレッカーで賑わっています。ここから本格的なトレッキングのスタートとなります。


スタート地点からフランス谷の入り口までは比較的なだらかなアップダウンのルートが続きます。目の前には常にクエルノスが見えるので退屈はしません。ペオエ湖を後にし、スコッツバーグ湖を過ぎるとクエルノスがより一層近づいてきます。同じクエルノスでも観光ルートで見るそれとはまた違った形に見え、見る角度によっても違った楽しみがあります。そしてこうして歩くこと約2時間半、谷の入り口の手前からパイネグランデが姿を見せ始めます。

フランス谷に入り、イタリアキャンプを過ぎると少しハードなルートとなり、岩がごつごつしたガレ場の上りが続きます。ルートは少し歩きづらくなりますが、真横にはパイネグランデとフランス氷河そしてクエルノスが迫り、美しくも迫力ある眺めが楽しめます。帰りの船の時間の関係や体力に自信のない方はここで折り返したり、休息してゆっくりとした時間を過ごしたりとなりますが、フランス谷の入り口だけでも十分景色は楽しめます。ただ、時間や体力がある方はさらに先へ進むことも出来ます。


フランス谷を見渡す展望地点まではガレ場や勾配が急な山道をさらに進んでいきます。そして谷間のルートを歩くこと約1時間半、フランス谷展望地点に到着です。ここまでたどり着くと、右にクエルノス、左にパイネグランデ、そして前方にはフランス谷の岩山群というようにほぼ「Uの字」に沿って岩山が連なっています。パイネ国立公園内にはいくつもの見どころはありますが、間近で、且つ、一度にいくつもの名所を眺められるのはこのフランス谷くらいかもしれません。そういう意味ではパイネ国立公園の中でもベストルートと言っても過言ではないでしょう!


特別な技術は必要とせず多少の体力と健康な方なら誰でも歩けるフランス谷トレッキング。
最終目的地の展望地点からの大パノラマはもちろんのこと、展望地点まで行けなかったとしてもパイネグランデやクエルノスの大迫力を満喫できるこのコース。
ぜひ、その素晴らしさを楽しみましょう!
番外編:フランス谷トレッキングにて パタゴニア名物 強風の洗礼~この日の風は、本当に強かった・・・! ( 音量にご注意!)
※ツアー内容によりトレッキングルートや一部内容が異なる場合があります。
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