添乗報告記

添乗報告記●2つの秋ツェチュとパロ・ホームステイ7日間(2017年9月)

 

添乗ツアー名 ●2つの秋ツェチュとパロ、ポブジ谷訪問 9日間
●2017年9月28日(木)~2017年10月4日(金)  ●文・荻原文彦(東京本社)

2017年秋、パロやプナカ周辺の棚田が黄金に色づき収穫を迎える頃に、この2つのツェチュ祭を見学してきました。
ブータンは一年中旅行可能な国で、季節毎に異なる趣があります。緑があふれ農村に活気がある夏や、澄み切った青空と農閑期でのんびりした雰囲気の冬も素敵ですし、気候が穏やかで過ごしやすい春と秋もお勧……。迷ってしまいますが、そんな時は“ツェチュ祭”を是非。きっとたくさんの幸せのおすそ分けが待っています。

  • 秋は棚田が美しく色づきます(パロ)
  • のどかな村祭り的なウォンディフォダンのツェチュ祭
  • 雲が無ければブータンヒマラヤを遠望できるドチュラ(残念!)
  • 色鮮やかな晴れ着が会場を埋め尽くす首都のツェチュ祭!(ティンプー)
  • ブータン最大のティンプー・ツェチュ(お客様提供)
  • 下山は雨に降られましたが、頑張って参拝したタクツァン僧院
  • ホームステイでお世話になったリンチェンさん(ドゥゲディンカ村)
  • 稲穂色づく夕暮れのパロ

最初のお祭はウォンディフォダン・ツェチュです。会場は修復中のゾンに替わり軍の小さな草原状のスタジアム。あいにくの小雨でしたが、屋根付きの観覧席に座らせてもらいのんびり見学させてもらいました。お祭はというと、子供たちは雨の中草原で追いかけっこをしていたり、隣接する屋台村では飲食店のほか、ダーツの賭け事に興じている人もいたりして、“のどかな村祭”という感じです。天気が良ければ、是非、屋台で買出しして草原で存分にこのローカル感をあじわってみて下さい。

2つ目のお祭はティンプー・ツェチュです。会場は国王の政庁タシチョ・ゾンにある巨大なスタジアム。この日は照りつける強い日差しの中見学させてもらいましたが、驚いたのはその規模。さすが首都の“晴れの日”です。色鮮やかな晴れ着に身を包んだ人が続々と、本当に続々と集まり会場を埋め尽くします。そして国営放送局が中継していたり、会場外でもティンプー市街のメインストリートが歩行者天国になったり、町中がお祭ムード!

ツェチュ祭は、ブータンにチベット仏教を伝えた聖人グル・リンポチェの偉業を讃えるもので、演目などはどちらも基本的に同じで、「1か所見られれば充分じゃない?」と思われるかもしれません。しかし、田舎と都会を見比べることで、それぞれの雰囲気の違いを感じられたり、仏教と祭事がブータン人の生活や暮らしに、本当に根付いたものであることがわかり興味深いものです。そして「幸せの国」で皆がにこやかで幸せそうな様子を見ると、私達もなんとも幸せな気持ちになってきます。

お祭以外にも、パロでホームステイをして、ちょっと農村の暮らしにふれてみたり、聖地タクツァン僧院へのハイキングを楽しんだり、盛りだくさんな内容です。
更に今年は、日数を長くしてオグロヅルの渡来地として有名で、持続可能な観光開発に取り組む美しいポブジ谷へのサイドトリップもあり、より濃い内容になっていますよ。

*お客様提供写真「ブータン最大のティンプー・ツェチュ」