ブータンの野菜市場カジャ・トム
今回のブータン出張。
到着初日はパロとティンプーの視察。
忙しい日程の中、先だってご紹介した野菜市場カジャ・トムに行ってきました。
以前は、野菜市場を意味する「サブジ・バザール」という名前で親しまれていました。
往時は、露店のような印象で、泥臭さすら感じました(それはそれで趣がありました)が、かなりイメチェンされていました。
モダンな建物の下に、はっきり区画された売り場が展開し、ブータン国産や輸入品の青果などが売られています。

ティンプーのカジャ・トム入口
こんな立派になって・・・
かつての姿をしっているだけに、感慨もひとしお・・・

「ブータン農業の父」西岡京治さんの蒔いた種はいま・・・
ブータンの農業改革に尽力し、ダショー(国にとって特別な人)の称号を授けられた故・西岡京治さんが蒔いた種が、こうして売られていました。

お酒の素になる麹
私はお酒をたしなまないので、どんな味がするか、わかりませんが、こうした自然の素材で作るお酒はきっとうまいはず!

ブータンのソウルフードとうがらし
今回、どこに行ってもとうがらしが出ました。ホテルで、ホームステイ先で、そして街道の食堂で。そしてみな、味が違うので奥の深い食材だと感じました。

ブータンの野菜は個性が強い(おいしい)
とうがらしだけではありません。じゃがいも(ケワ)だって最高においしいし、青菜やインゲン、人参、カリフラワー、ブロッコリー、みんな日本で口にする野菜よりも、味の主張が強く、味わい深いと感じました。

ブータン人はきのこ(シャモ)が大好き
でも、マツタケは苦手だと聞きました。あの独特の香りが、どうしても、好きになれないというブータン人が多いとか。そのマツタケは8月がシーズン。

市場の入口のひとつにはATMが
時代ですね~ ちゃんと使えるの?
街のおばちゃんが、お金を引き出していたので問題ありません(この日この時は)。

われらがBKTのシンゲ・ナムゲルもお買い物
私も大好物のスイカを買いたかったけど、荷物になるので断念。
カジャ・トムはブータン人の食生活を知るうえでとても貴重なみどころ。
ティンプーだけではなく、パロやトンサ、プナカにもありました(主要な町にはあるそうです)。