7月上旬、日本旅行業協会(JATA)による「ツアーグランプリ2025」の受賞者発表がありました。
なんと!風の旅行社のモンゴル乗馬ツアー「ほしのいえセレクト乗馬6日間」が、栄えある 大賞・国土交通大臣賞 を受賞!
社内が喜びと感動に包まれる中、6月に続き、今年2本目となるセレクト乗馬の添乗に行ってきました。

遊牧民ゲル訪問の際に記念撮影
「ほしのいえセレクト乗馬」でできること
もちろん!大草原での本格乗馬
Aチームは馬の乗り方から練習します
大草原で乗馬を満喫



どこまでも広がる青空の下、360度見渡す限りの草原を、馬の背に揺られながら進みます。
Aチーム(未経験者)・Bチーム(中級者)・Cチーム(上級者)の3チームに分かれ、それぞれのレベルにあわせて乗馬を楽しみました。日本から添乗員が2名、日本語ガイドが3名、さらにほしのいえの乗馬スタッフという体制だからこそできる安心のサポートです。
Aチームはまず、馬の乗り降りからスタート。引き馬をしながら常歩(なみあし)、一人で常歩、速足(はやあし)とステップアップし、最終日には駈足(かけあし)まで上達された方も続出でした。
Bチームは、日本で乗馬学校に通っていた経験者も多く、「日本ではこう言われていたのに…」と最初は戸惑いながらも、回数を重ねるごとにモンゴル式の乗り方を吸収。最終日には草原を颯爽と走り抜ける姿を動画にもおさめることができました。
Cチームは、モンゴル乗馬経験者や上級者ばかりの強者ぞろい。初回は馬との相性を確かめるためゆっくりでしたが、2回目からはスピード全開。草原を駆け抜ける姿はとってもかっこよかったです。

360度どこまでも草原が広がる景色
遊牧民のゲルを訪問

乗馬中、現地の遊牧民の家(ゲル)を乗馬で訪れました。
家畜共に暮らす人々の生活にふれ、伝統的な乳製品やスーテーツァイ(ミルクティー)を味わったり、ゲルの中の様子を見せてもらったり。
参加者の中には、熱心にご主人に遊牧生活について質問されている方もいらっしゃいました。

ゲルにお邪魔しスーテーツァイをいただきました。
弓矢遊びで童心に返る

本コースでは、午前中2時間、午後2時間の乗馬以外はフリータイムで、思い思いの時間をゆっくり過ごしていただけます。
休み時間には、弓矢遊びが人気でした。
力いっぱい飛ばすだけでなく、風をよんだり、バランスも必要で、実は思ったよりも難しいのです。
どうしても当てたい!と休憩の度に何度もチャレンジする参加者もいらっしゃいました。

お昼休みに盛り上がった弓矢遊び
羊の解体を見学し、伝統料理「ホルホグ」体験

遊牧民の暮らしに欠かせない羊。血を一滴も流さず、すべての部位を無駄にしない解体手順を見学し、命をいただく重みを感じていただけます。
夕食には、解体した羊と野菜を焼き石で料理する、モンゴル伝統料理「ホルホグ」を。
香ばしい香りとともに仕上がった羊肉を、みんなで豪快にいただく夕食は、モンゴルでしか体験できません。
メインのお肉だけだなく、羊の内臓がこれまた美味しい!

血を一滴も流さない羊の解体を見学
民族衣装を着て記念撮影

色鮮やかなデール(民族衣装)に身を包めば、一気に気分はモンゴル人。
大草原やゲルを背景に写真を撮れば、SNS映えはもちろん、年賀状やプロフィール写真にもぴったりです。


馬頭琴コンサートで心を癒すひととき

最終日の夜にはレストランゲルで馬頭琴のミニ演奏会。
草原の夜に響く低く柔らかな音色は、楽しかった乗馬の時間や大草原の景色が思い出され、心を静かに揺さぶられました。
後半にはほしのいえスタッフのお子さんが、馬頭琴にあわせて民族舞踊も披露。いつも無邪気に走り回っている子がちょっと緊張していてとても可愛かったです。

レストランゲルで馬頭琴コンサート
セレクト乗馬では、2~4名で1ゲルを共有したり、乗馬という共通の話題があるせいか、参加者の一体感が生まれて”大人の合宿”のような雰囲気に毎回包まれます。
夜にはバーゲルで、日本人モンゴル人一緒になって歌を歌いながら盛り上がることも。
すでに2026年の出発日も確定しています!リピーター続出の本コース、是非一度体感してみませんか?

よい旅をありがとうございました!!