添乗報告記●おさんぽキルギス9日間(2025年8月)

添乗ツアー名 ●おさんぽキルギス9日間
2025年8月15日(金)~8月23日(土) 
文・写真 ● 平山未来(東京本社)

8/15-8/23まで、終始和気あいあい、朗らかで穏やかな6名の皆様と、“絶景” 尽くしのキルギスを楽しく旅してきました!

おさんぽシリーズの特徴とは?

これまで、私ひらやまが企画してきた【おさんぽシリーズ】は、モロッコ(北モロッコ編/砂漠とカスバ編)、ネパール、チロル&ドロミテ、ユーコン、ラダックと年々増え続け、今回のキルギスで7企画目となりました。

今回は、キルギス×カメラ×さんぽをテーマに、絵になる風景や絶景スポットをチョイスして、のんびり散策を楽しむというのが主目的のハイキングツアー。旅の大きな目的=『写真』にある企画者の私が、キルギスの中でも特に、「山が近い!」「ここは絵になる!」と感じた場所を選んでいるので、写真好きな方や、歩くのが好きの方にとっては、なんとも楽しい場所ばかり。




いわゆる「写真撮影ツアー」ではないので、もちろん一眼レフカメラを持ってなくてもご参加はOKです!

今回はこのツアーに添乗してきました。(2025年8月)

絶景と湖を車とハイキングで楽しむ

おさんぽキルギス9日間

出発日設定2025/08/15(金)
ご旅行代金578,000円
出発地東京・大阪
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ツアー


旅のメインはソンクル湖とケルスー湖

旅の前半は、夏でも涼しい標高3,000mの高山湖ソンクルへ。美しい雪山を背景に、青い空と湖、緑の草原が広がる「天空の湖」です。夏の間、キルギスの遊牧民が家畜の放牧地としてやってくる草原には、牧歌的でのどかな風景が広がります。南岸の湖畔に面したユルタキャンプに宿泊すると、天候に恵まれれば、夕焼けや星空を楽しむことができます。

天候に恵まれればソンクル湖南岸では美しい星空が楽しめます



その後、旅の後半はキルギス南部に位置するナリン州(中国との国境付近)にある、標高3514mの高山湖、ケルスー湖へ。天山山脈の一部「カクシャルトゥー山脈」に囲まれたこの湖は、その年の気象条件によって水位が変わり、毎回訪れるたびに違う景色を見せてくれることで有名です。

3512mにあるケルスー湖



宿泊は、ケルスー湖から数キロ手前のコックキヤ渓谷(車で入れる場所)にてユルタ泊を楽しむ旅。すぐ間近に、4-5000m級の雪山が聳えたつ、まさに「絶景サイト」です。


コックキヤ渓谷(約3300m)の絶景ユルタキャンプ



で、実際、今回のツアーで見れた景色はどうだったかというと・・・???

DAY3-4 ソンクル湖

午前中はコチコルからソンクルへ半日移動。昼過ぎに、3000mに位置する湖畔のユルタキャンプにチェックイン。午後は、湖を見下ろす裏山ハイクへ。我々が目指したのは、馬では登れないくらいの斜度がある丘。高度が上がるたびに景色が変わるソンクル湖を眺めながら、ゆっくり深呼吸しながらハイクアップ。

冷涼で心地よい風を浴びながら、丘の上で談笑しながらの、のんびりおやつタイムも素敵なひとときに。眺めるソンクル湖の景色は、自力で頑張って登った分だけ色濃く記憶に残る、素敵な景色でした。


下山後はみんなでユルタの脇にあるキルギス伝統のブランコで遊び、童心にかえって笑い転げながら、和気藹々、楽しい時間。このブランコは1人では上手に漕ぐのが難しいブランコで、カップルがうまく漕げたら長続きするという伝説があるとか? 


ソンクル湖は山奥にあるため、お天気が本当にコロコロよくかわるのですが、この日は運良く夕陽に染まるソンクル湖を眺めながら、夕食を楽しむことが出来ました。




DAY5-6ケルスー湖

5日目の朝、この上ないほど晴れ渡った晴天に恵まれ、天山山脈の山並みにうっとりしながら、コックキヤ渓谷へ、ひたすらオフロードを移動。昼過ぎにユルタキャンプに到着し、あまりにも素晴らしい天気だったので、翌日のトレッキングの予定を一日早めてこの日の午後にトライ。

天山山脈の雪山が間近にドーン!



見事なまでに、文句なしの晴天!! 素晴らしい絶景の中、雪山&渓谷の景色をうっとり眺めながら、のんびりマイペースにケルスー湖へのトレッキングを楽しむことができました!


そのまま夜まで、奇跡的な晴天は続き、夜は、期待を遥かに超える美しさの満天の星空!!新月近くにあえて設定したツアーだったこともあり、星空を楽しみにされていた方も多かったので、天の川が180℃くっきり見えるケルスーの星空には皆さん大満足◎


新月に近い時期だったため、コックキヤ渓谷のユルタキャンプでは満天の星空が楽しめました




翌日の午前はオマケで、キャンプの周辺をのんびりおさんぽ。名もなき道を、その時のフィーリングに任せて自由に探検するワクワク感を堪能。これぞまさに「おさんぽ」の醍醐味なのです。

誰もいない、静かでのどかな、だだっ広い草原トレイルを、我々だけの貸切状態でのんびり歩ける幸せたるや。ほどなくして、目の前に氷河が現れ、本日の我々のピークはここに決定。気持ちのいい草地でゴロっと寝転んで、持ってきたおやつを食べながらのピクニックタイム。最高に贅沢な時間。


我々は、この素晴らしく心地よい場所を「風の丘」と名付けました。

名前もない、地図にもガイドブックにも、きっと載って無いだろうけど、私たちにとっては、ここが最高の思い出の場所になったことは言うまでもありません。



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