【開講記】カモメ類の大群@銚子&波崎、カモ類の大群@東庄県民の森

ツアー名:2/18(土) 冬の茨城と千葉 銚子と波崎、東庄県民の森


今年の千葉・銚子は珍鳥ヒメカモメ登場でにぎわっているそうです。我々は1羽狙いで粘るわけにはいかないのでそこは期待しないでねということで、まずは茨城の波崎港へ。

港の駐車場に到着すると車は全く止まっていません。ここはヒメカモメいないですね。防波堤のカワウの列とオオバンが浮いているくらいなので、外洋側の港へ。海面ではカイツブリ類が、上空ではユリカモメやウミネコが飛び交っています。1羽だけクロガモが漂っています。堤防の向こうはかなりの高波です。

オオバンオオバン

利根川河口を渡って銚子漁港へ向かいます。やはりいつもより多くの観察者でにぎわっています。しかし、以前よりカモメ類は少ないようです。お昼近くになったので銚子観光の中心タワー「ウオッセ21」で休憩します。晴れていることもあって上空には尋常ではない数のトビが旋回しています。

午後はまず導流提や千人塚付近で観察します。やはりカモメ類が飛び交っています。時々、堤防に並んでいるユリカモメが何かに驚いて一斉に飛び立ちます。千人塚にあがると遠くの岩礁にクロサギがいます。参加者の方が見つけてくれました。高さのある場所からでないと見つからない角度です。

最後に東庄県民の森へ向かいます。近くの田園では多くのハクチョウたちが落穂をついばんでいます。県民の森はのどかな丘陵地に広がる公園ですが、駐車場から丘を越えた反対側の池には高密度でカモ類が越冬しています。かなり見ごたえありで、バードウォッチャーが少ないのが不思議なくらいです。特にマガモやハシビロガモ、トモエガモ、ホシハジロが多いようです。

観察風景観察風景

池のほとりの樹にはオオタカが止まっていますが、数の理論なのかカモたちは全く気にしていません。夕方になるとトモエガモが一斉に飛び立ちます。圧巻の数のカモ類を観察して本日終了。お天気に恵まれた1日でした。

【今回観察できた鳥達】

コハクチョウ、オオハクチョウ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、トモエガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモ、ミコアイサ、ウミアイサ、カイツブリ、アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、ヒメウ、ウミウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、クロサギ、オオバン、イソシギ、ユリカモメ、ウミネコ、カモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ミツユビカモメ、トビ、ツミ、ハイタカ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ、ドバト

風の鳥日和
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