中村のラサこぼれ話! ポタラ宮の給湯器

デヤン・シャル広場 デヤン・シャル広場

ご存知の方は少ないかも知れませんが、以前からチベットの象徴ともいえるラサのポタラ宮は、テロ防止のため入場時に空港並みのセキュリティチェックが行われてます。

ポタラ宮は高さが約120mあり、ラサの標高3,650mと合わさると一番高いところは3770mと富士山とほぼ同じ高さになりますが、もちろんエレベーターやエスカレーターはないので、階段を歩いて登ります。そのため高山病予防のために水分補給が大切なのですが、セキュリティチェックでは液体物の持込が禁止されていて大変不便でした。

セキュリティチェックの後、長い正面の階段を登り、歴代ダライ・ラマが観劇をしたデヤン・シャル広場までたどり着くと売店があるのでそこで通常よりも割高なミネラル・ウォーターを購入するのが一般的でした。時にこの売店が品不足で水がなくなり、ジュースや砂糖入りの緑茶しか売っていないことがあり「高い値段で甘い緑茶かよ」と残念な気分になることもありました。

しかし、いつの頃からかこの広場に給湯器が登場しました。
空のマイボトルやペットボトルを持ち込めば、飲料水やお湯が補給できるので、甘いお茶を買わなくてもすみますし、身体を温めるにも適しています。

ちなみに中国では空港や駅など長距離移動のための公共交通機関ではたいてい給湯器があるので、マイボトルを携帯している青蔵鉄道やフライトの中でも活用できます。
日本でも最近持っている人が増えているマイボトル。チベット旅行の際には是非お持ちになってください。

ポタラ宮の長い上り坂 ポタラ宮の長い上り坂
デヤン・シャル広場の給湯器 デヤン・シャル広場の給湯器