添乗報告記●家族でモンゴル草原体験 4日間(2023年8月)

添乗ツアー名 ●家族でモンゴル草原体験 4日間
2023年8月9日(水)~2018年8月12日(土)
文・写真 ● 竹嶋 友(東京本社)


広ーい草原、草原にポツンポツンと群れをなし、草を食む家畜たち─────
その大自然で逞しく生き抜く遊牧民の人々─────

もうほんとうに、お子さんの遊び場・学びの場として、モンゴルは最適なのです。
しかも、一般的にはまだあまり知られていない事実ですが、東京から首都ウランバートルまで、直行便で約5時間の比較的行きやすい国の1つなのです。

今回ご報告するツアーは、その名の通り「家族で、草原で遊んで学んで感じる! 」子連れ限定企画のツアー。
今回はお子様連れ、お孫様連れの計3世帯、合計11名様(内子供6名、3歳~12才)と一緒に旅をさせていただきました。

4日間という短い日程ではありましたが、星空観察、乗馬、ゲル作り、遊牧民のゲル訪問、シャガイ(羊の踝の骨)遊び、弓矢遊び、モンゴル相撲、早朝の乳しぼり、羊追い体験とアクティビティは盛りだくさん! な~~んにもないと思われる大草原だからこそ、遊びや学びの場は無限大に拡がります。

まずは草原を体いっぱい感じましょう!

モンゴルの草原はハーブの香り。こうすればずっと香りを楽しめる、名付けて“無限ハーブ!”
モンゴルの草原はハーブの香り。こうすればずっと香りを楽しめる、名付けて“無限ハーブ!”

さて、何を描いているのかな~
さて、何を描いているのかな~
ゲルでした! 扉の模様まで綺麗に描けてますね!
ゲルでした! 扉の模様まで綺麗に描けてますね!
親子でお散歩。どこまで足を延ばすかはあなた次第!
親子でお散歩。どこまで足を延ばすかはあなた次第!
草原が人をそうさせるのか、自然と相撲が始まる
草原が人をそうさせるのか、自然と相撲が始まる

そして…待ちに待った草原乗馬!

最終日の夜、首都ウランバートルの街のレストランで、子どもたちにこんな質問をしました。「旅を振り返ってみて、何が一番心に残りましたか?」
結果は、全員乗馬体験でした。馬に乗り(小さな子はスタッフと2人乗り)、遊牧民のゲルを訪問したり、雄大な草原にポツンポツンと点在するゲルや家畜の群れを馬上から眺めてみたり、往復3時間ほど乗馬をしました。最年少の3歳の子が、心地よい馬上の揺れで乗馬スタッフに抱かれながら馬上で寝てしまったのには、可愛らしくて思わずみんなで笑ってしまいました。この思い出は、ちょっぴり痛くなったお尻の記憶と共に、大人になっても忘れられない体験となった事でしょう。
※当ツアーにおいては本来、未就学児は乗馬できませんが、今回は特別に条件が揃ったのでスタッフと一緒に乗馬を体験頂きました。

スタッフにエアジャケット(乗馬用防具)を着せてもらってます
スタッフにエアジャケット(乗馬用防具)を着せてもらってます
小さな子は乗馬スタッフと一緒に騎乗
小さな子は乗馬スタッフと一緒に騎乗
お兄ちゃんは単独での乗馬(乗馬スタッフによる引綱)
お兄ちゃんは単独での乗馬(乗馬スタッフによる引綱)
遊牧民のお宅で頂いたスーテーツァエ(塩入りミルクティ)で一息
遊牧民のお宅で頂いたスーテーツァエ(塩入りミルクティ)で一息
遊牧民のお父さんに、草原の事、ゲルの事、家畜の事、色々質問しました
遊牧民のお父さんに、草原の事、ゲルの事、家畜の事、色々質問しました
乗馬を終えてみんなでパチリ。まだ、もっかい乗りた~いという声も笑
乗馬を終えてみんなでパチリ。まだ、もっかい乗りた~いという声も笑

羊の解体。命を頂くということ。

今晩の夕食で頂くのは、草原においてのおもてなし料理として客人に出されるご馳走、ホルホグです。新鮮な肉を私たちに食べてもらいたいということで、素材の羊はその場でしめます。その羊を解体する様子を見せて頂きました。草原ではなるべく苦しまない方法で羊をしめ、血も含めて余すところなく食用や毛皮として利用します。
「これができなければ、草原の男じゃあねぇ」。さばき終わった後、手で額の汗を拭うドライバーさんの顔が、そう言っているように見えました。
命を頂くということ。なかなか日本では触れる機会の少ないものでもあります。子供たちの目にはどのように映ったのでしょうか。

今回はドライバーさんがナイフ1本で手際よくさばいてくれました
今回はドライバーさんがナイフ1本で手際よくさばいてくれました

ミニゲル作り体験!

みんなで、遊牧民の人々が住んでいる草原の住居「ゲル」を建ててみよう! ということで、ゲルの部品となる材料をせっせと運び、ゲル作り体験のスタート! キャンプスタッフやガイド、ドライバーさんも交えてみんなで協力してゲルを組み立てました。完成したゲルに「入っていいよー!」と言われた瞬間、その時を今か今かと待っていた子供たちが、ダダーっと中に飛び込んでいく様子が印象的でしたー!

なぜか、ドアの中に入りたくなっちゃう
なぜか、ドアの中に入りたくなっちゃう
ドアの場所に合わせて、壁材(ハナ)をみんなで運んでいく
ドアの場所に合わせて、壁材(ハナ)をみんなで運んでいく
屋根になる棒(オニ)をハナの上に載せていく
棒(オニ)をハナの上に載せていく
完成したゲルの中に飛び込むこどもたち
完成したゲルの中に飛び込むこどもたち

しゃがい遊び & 民族衣装デール試着!

モンゴルの伝統的な子供の遊び、しゃがい遊びもガイドから教わりました。しゃがいは羊の踝の骨のことで、これをサイコロのようにしたり駒のようにしたりして、色々な遊びが楽しめます。

ガイド(右端)が説明する遊び方を真剣に聞く子どもたち
ガイド(右端)が説明する遊び方を真剣に聞く子どもたち
ご夫婦で試着。ここでもキャンプ長が大活躍
ご夫婦で試着。ここでもキャンプ長が大活躍
おばあちゃんとお孫さんで。キマってるぅ
おばあちゃんとお孫さんで。キマってるぅ

夕食 & 民族音楽コンサート

丸1日、草原で遊び尽くした子どもたちは、お腹ペコペコ。今日の夕食は、お昼にさばいた羊を使った「ホルホグ」です。まずは、内臓から試食。新鮮なホルモンって、こんなに美味しいんだね。ということが自分の舌で分かっていただけたようです。

夕食の準備できたよー!を知らせるドラ。ぼくにもやらせて!
夕食の準備できたよー!を知らせるドラ。ぼくにもやらせて!
内臓の色々な部位を試食。部位それぞれの味や食感の違いを楽しみます
内臓の色々な部位を試食。部位それぞれの味や食感の違いを楽しみます

夕食が終わって、いよいよお待ちかね。ほしのいえ名物「ミニ民族音楽コンサートinレストランゲル」の始まりです。気を利かせたキャンプスタッフが一旦全ての照明を落とし、再び照明を付けた時に登場していたのは、この時はキャンプスタッフのバーチカ。ゲルの中の皆さんから、ワーッと歓声があがりました。

馬頭琴演奏やホーミーの合間には、スーホーの白い馬にまつわる話も
馬頭琴演奏やホーミーの合間には、スーホーの白い馬にまつわる話も

この日は草原で迎える最後の夜。くっきりと姿を現してくれた天の川や人工衛星を見つけ、満天の星空を楽しんだ後、まだまだ眠りたくない子どもや大人たちは、憩いの場であるバーゲルに集合。ジュースやお酒を楽しみながら、子どもたちや大人たち(モンゴル人と日本人)が国籍や言葉の壁を飛び越えて、同じゲームで盛り上がり楽しみました。

なぜかモンゴルの草原に、ネパールの民俗楽器マーダルが!(右から2人目の男の子が持っている楽器)
なぜかモンゴルの草原に、ネパールの民俗楽器マーダルが!(右から2人目の男の子が持っている楽器)

遊牧民の朝の営みに挑戦!

翌朝。草原に別れを告げる前に、ほしのいえの近所にある遊牧民のゲルを訪問し、羊追いと乳しぼりに挑戦。なかなか乳をしぼれず苦戦する日本人たちに、まだ若い遊牧民のお母さんが優しい眼差しで手ほどきしてくれました。うん、どこの国でも母は…やはり偉大である。

子どもたちは仲間同士うまく連携し、羊や山羊を誘導していました
子どもたちは仲間同士うまく連携し、羊や山羊を誘導していました
思わず「うわっ!本当に出てきた!」 ※遠くに見えるのは「ほしのいえ」
思わず「うわっ!本当に出てきた!」 ※遠くに見えるのは「ほしのいえ」

旅を終えて…

大草原のキャンプ「ほしのいえ」をベースに、日本の子どもたちが、思う存分自然のダイナミックなアクティビティや遊びを楽しむ。日本とは全く異なる環境・フィールドの中で、子どもたちにとって目に映るものは全て「面白いもの」。それを教えてくれるモンゴル人たちは、草原の先生そのもの。草原で過ごしていく中で子どもたちが身にまとい始めた “解き放たれた野性味” を帯びた姿を見て、大人の皆さんも喜びと刺激を感じられたのではないでしょうか。

草原を後にしたばかりのバスの車内は、早くも「草原に帰りたい」。そんな気持ちに満ち溢れた空気になっていました。またぜひ、草原にモンゴルの人々に会いに帰ってきてください。(竹嶋)


草原の国モンゴルへ!子連れ限定企画

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