なにわ日記●マナスを語る少年

イシククル湖で出会ったマナスを語る少年

イシククル湖で出会ったマナスを語る少年


9/26からのバスで駆け抜ける中央アジア3ケ国 12日間 カザフスタン~キルギス~ウズベキスタンのツアーに添乗員として行ってまいりました。
キルギスのイシククル湖畔のユルタキャンプに1泊したのですが、夕食時、その日宿泊していた別の外国のグループが民族音楽をオーダーしているから一緒にどうですか?とお誘いを受けました。参加者全員「ぜひ」ということで、一緒に聴かせていただきました。
初っ端がこの子。5歳の彼は、世界で最も長い叙事詩と言われるマナスを暗唱してくれるという。ちょこんと座って滔々と語る口調にはびっくり。その日の独唱はほんの一部だったようです。本物のマナスを語る人はキルギスでもほんの数人で、神がかりになって何時間も話し、話した後には覚えていないとも。彼はまだまだその境地には至ってないのでしょうが、先が楽しみな少年との出会いでした。

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