第9話 ザンスカールへの道[LADAKH]
ザンスカール地方の調査へ行って来た。キナウルとスピティ地方の調査を終えた友人の宮本神酒男さんがレーへやって来たので、いっしょにザンスカールへ行くことになった。彼とは、5年前から西チベット、四川省の遺跡と少数民族の文化をい […]
ザンスカール地方の調査へ行って来た。キナウルとスピティ地方の調査を終えた友人の宮本神酒男さんがレーへやって来たので、いっしょにザンスカールへ行くことになった。彼とは、5年前から西チベット、四川省の遺跡と少数民族の文化をい […]
ピヤン村は、レーから約24km、車で30分のところにある。レー−カリギル−スリナガル街道からも見える16世紀半ばに建てられたピヤン寺が渓谷のほぼ中心に位置している。
第4話で登場したアムチ・ティンレイ・ヤルジョル先生のチベット医学診療所と学校を訪ねてみた。
「ラダックへ行くなら、ツェリン・パルモさんという尼僧のチベット医学の医者でラダック尼僧協会の会長をしている方がいるので会ったらいいよ」とNGO開発と未来工房代表の鎌田君から聞いていた。
日本を発つ前に、チベット文化研究所のHPを見た。 そこには、ラダッキ・プンツォクという人物の紹介がしてあった。
アムチとは、チベット語(正確に言うとモンゴル語)で医者の意味。 アムチ・ティンレー・ヤルジョル先生とは、2002年にカトマンドゥで開催されたチベット医学の国際会議で知り合い親しくなった。おととしレーで再会し、今回、二年ぶ […]
スタンジン君へのインタヴューが終わったあと、私が泊まっているホテルまでレーで旅行会社を共同経営しているチベット難民のテンジン君が尋ねてきてくれた。彼の名前は、テンジン・クンガと言うので、テンジン・クンガ君が尋ねてきてくれ […]
空港を出ると現地ガイドのスタンジン君が待っていた。 スタンジン君とは、二年前はじめて会い、ラダック調査に協力してもらった。 ホテルに着いて仕事の打ち合わせをした後、このブログのためのインタヴューをした。(会話は日本語)
早朝、デリー空港を離陸した飛行機は、ラダックの中心地レーに向かった。 眼下には、レースのような白いモヤがうっすらとインド平原にかかっていた。
2006年7月1日~7月9日 文●鈴木雅子(東京本社) ラダックらしい風景(雪山とゴンパ) ラダックはヒマラヤの奥地、インドのジャンム・カシミール地方に属し、チベット文化圏の西端です。たまたまインド領になったため、中国 […]