添乗報告記●青蔵鉄道で行く 冬のラサ7日間 (2025年12月)

ツアー名: 青蔵鉄道で行く 冬のラサ7日間
旅行期間: 2025年12月28日(日)~2026年1月3日(土)
文・写真: 吉田 里菜(大阪支店)

世界の屋根・チベットへ― 若い世代にも広がる、新しいチベットの魅力 ―

「世界の屋根」とも称されるチベットへ

「世界の屋根」とも称されるチベットへ

今回は、「世界の屋根」とも称されるチベットに、添乗員として同行してきました。
ご参加いただいたのは10名様。年齢層は比較的若く、終始和気あいあいとした、とても明るい雰囲気のツアーとなりました。

印象的だったのは「チベットに行く理由」の多様さ

今回のツアーは、比較的年齢層の若いお客様が多く、
「なぜ旅先にチベットを選ばれたのだろう?」と少し気になり、皆さまにお話を伺ってみました。

お話を聞いてみると、理由は実にさまざまでした。

大学時代に中国を学んだことをきっかけにチベットへ関心を持たれた方や、
ブータンに2年間滞在した経験からチベット仏教に興味を抱き、今回の旅に参加された方。

一方で、人気アニメのキャラクターが身につけていたイヤリングに描かれていたポタラ宮を見て、
「いつか本物を見てみたい」と思われた方や、
別の作品に登場したチベットの印象的なシーンが忘れられず、訪問を決めた方もいらっしゃいました。

このように、
「チベット仏教に特別詳しいわけではないけれど、ポタラ宮を実際に見てみたかった」
「一度はチベットという場所を訪れてみたかった」
といった、比較的気軽なきっかけでご参加された方も多くいらっしゃいました。

現地では、日本語ガイドの解説を聞きながら観光を進める中で、
知らなかったことや、その土地の背景を少しずつ理解していく旅となりました。

チベット仏教に詳しくなくても参加して頂けます!

チベット仏教に詳しくなくても参加して頂けます!


チベット仏教に詳しくなくても、
青蔵鉄道の壮大な車窓、ポタラ宮の圧倒的な景観、
五体投地で巡礼する人々の姿、ヤク肉を使った料理など、
実際に「体験する」ことで心に残るものが多い旅先です。

「詳しくないから不安…」という方でも、安心してご参加いただけること。
それも、このツアーの大きな魅力のひとつだと、今回あらためて感じました。

「チベットは寒い?」実際に体験して感じたこと

チベットと聞くと、

  • ものすごく寒そう
  • 高地で大丈夫?
  • 青蔵鉄道ってどんな感じ?

といった声をよく耳にします。
そこで今回は、実際に体験してきたリアルな様子をお伝えします。

気温と服装例

上の写真は、西寧に到着した夜の気温と服装例です。下の写真は、次の日の朝の気温と服装例です。

上の写真は、西寧に到着した夜の気温と服装例です。下の写真は、次の日の朝の気温と服装例です。

出発前の天気予報では、初日に到着する西寧が最も冷え込むとの予報が出ており、
皆さまには「しっかりと防寒を」とご案内していました。

ところが、実際に現地に到着してみると。。。
それほど寒くない!
想像していたほどの寒さはなく、体感としては日本の夜と大きく変わらない印象でした。

翌朝も冷え込みを覚悟していましたが、
日本で感じる朝の寒さよりも、むしろ暖かく感じられるほどで、
予想との違いに少し驚かされました。

日が当たると暖かく、影の場所は寒い

日が当たると暖かく、影の場所は寒い


タール寺や蔵文化博物館を観光している日中は、太陽の光が心地よく、ぽかぽかとした暖かさでした。

ただし、日陰に入るとひんやり感じるため、脱ぎ着しやすい服装がおすすめです。

青蔵鉄道の中が一番暑かったです🫠

青蔵鉄道の中が一番暑かったです🫠


青蔵鉄道の車内は暖房がしっかりと効いており、想像以上に暖かく感じられました。今回は夜22時頃の乗車でしたが、乗車後しばらくして就寝し、翌朝目覚めると、車内は薄手の長袖で快適に過ごせるほどの暖かさでした。さらに日中になると、半袖でも問題ないと感じるほどで、寒さを心配する必要はほとんどありませんでした。
外の厳しい寒さとは対照的に、車内は非常に快適な環境が保たれており、長時間の列車移動でも安心して過ごせます!
上の写真が、ラサに到着した夜の気温と服装例です。下の写真が、午前中に観光している時の気温と服装例です。

上の写真が、ラサに到着した夜の気温と服装例です。下の写真が、午前中に観光している時の気温と服装例です。


上の写真が、初日の出を見に行った時の気温と服装例です。下の写真が、午前中にポタラ宮を観光している時の気温と服装例です。

上の写真が、初日の出を見に行った時の気温と服装例です。下の写真が、午前中にポタラ宮を観光している時の気温と服装例です。


今回のツアーでは、ラサでは特に朝晩の冷え込みが強く、滞在中で一番寒さを感じる時間帯でした。
そのため、ダウンジャケットや手袋、耳まで覆える帽子などの防寒具は必須アイテムです。

体感としては、日本の12月〜1月頃の寒さに近い印象でした。
天気予報では「氷点下〇度」と表示されることもありますが、実際には日中は日差しがあり、日本より暖かく感じる場面も多くありました。
湿気が少ないため、数字で見るほどの厳しい寒さは感じにくいのも特徴です。

実際、今回の参加者の方の中には
「カイロを持ってきたけれど、一度も使わなかった」
という方もいらっしゃいました。

※なお、乾燥対策は必須です。
鼻血が出た方もいらっしゃいましたので、保湿や水分補給をしっかり行うことをおすすめします。

青蔵鉄道ってどんな列車?

続いては、青蔵鉄道について、ご紹介いたします。

1室に4つのベッドがある1等寝台を使用します。

1室に4つのベッドがある1等寝台を使用します。


ツアーでは1等寝台(軟臥)を利用します。
1室に4つのベッドがあり、できるだけツアー参加者同士でまとまるよう配慮していますが、状況により分かれる場合もございます。

青色の丸印で囲っている銀色の台に足をかけて、二段ベッドへ移動します。

青色の丸印で囲っている銀色の台に足をかけて、二段ベッドへ移動します。


2段ベッドの上段へは、ベッド間にある銀色の足掛けを使って移動します。
上の写真が、ベッドの下にあるスペースで、下の写真が上にある荷物置き場です。

上の写真が、ベッドの下にあるスペースで、下の写真が上にある荷物置き場です。


下段の方は、足元に手荷物を置けるスペースがあり便利でした。
2段ベッドの方は、足元にスペースがあるので、リュックなどはそこに置くことができます。

スーツケースは、

  • 小型:ベッド下へ
  • 大型:車両出入口付近にまとめて保管

洗面台と給湯器

洗面台と給湯器


すごく綺麗なトイレでした

すごく綺麗なトイレでした

各車両には、

  • 洗面台
  • 給湯設備(お湯)
  • トイレ(洋式・和式)

があり、歯磨きなども問題なく行えます。

机の横に、充電器があります!

机の横に、充電器があります!

また、机の横には充電用コンセントもあり、安心して過ごすことができました。
動画でも撮影をしてきましたので、ぜひご参考までにご覧くださいませ。

高山病が心配な方もご安心ください

各ベッドの頭付近に酸素吸引口があるので、安心!

各ベッドの頭付近に酸素吸引口があるので、安心!


青蔵鉄道の寝台車内には、緊急時に使用できる酸素吸引設備が備え付けられています。
もし走行中に「少ししんどいな」「息苦しいな」と感じた場合は、無理をせず、すぐに車掌さん・現地ガイド・添乗員にお知らせください。

体調に応じて、酸素吸引用のチューブをお渡しし、
写真の青丸で囲った箇所から酸素を吸っていただくことが可能です。

ただし、高所に順応するためには、酸素に頼りすぎないことも大切です。
水分をこまめにとる、深呼吸を意識するなど、基本的な高所順応対策を心がけてください。

酸素を吸って楽になった後も、そのまま長時間眠ってしまうことは避け、
体調を見ながらゆっくりと過ごしていただくことをおすすめしています。

無理をせず、周囲のサポートを受けながら、安心して高所の旅をお楽しみください!

民家で迎える、チベットの年越し体験

年末は民家で年越し儀式!

年末は民家で年越し儀式!


今回の旅では、チベットの民家にお邪魔して年越しという、貴重な体験もありました。

年越し料理は「グトゥ(水団子)」。
団子の中身で翌年の運勢を占った後、1年の穢れを祓う儀式を行います。

この日は、東京発着ツアーと関西発着ツアーが合流し、総勢22名で民家に集まりました。
みんなで協力しながら、モモ(蒸し餃子)やグトゥ作りに挑戦し、自然と会話が弾む温かな時間となりました。

皆さん、苦戦しながら作っていました!

皆さん、苦戦しながら作っていました!

少し大きくなっている団子に、紙が入っています

少し大きくなっている団子に、紙が入っています

その後は、ツァンパを使った厄払いの儀式を体験し、
最後は男女に分かれて民族衣装に着替え、記念撮影。
笑顔あふれる、忘れられない年越しとなりました。

民族衣装を着て、記念撮影

民族衣装を着て、記念撮影

冬のチベットという選択

冬のチベットは、魅力的なことが沢山ありました!

冬のチベットは、魅力的なことが沢山ありました!

冬のチベットは、

  • 観光客が少ない
  • 巡礼者の姿を間近で見られる
  • 想像よりも寒くない

という、実はとても魅力的な季節です。

「チベットは敷居が高そう」と感じている方にこそ、ぜひ知っていただきたい旅先です。
今年の年末、皆さんもチベットで特別な時間を過ごしてみませんか?

この添乗報告記が、少しでもご旅行の参考になれば幸いです。

<関連ツアー>

巡礼シーズンに訪れる聖なる都

ツアー終了ツアー 青蔵鉄道で行く 冬のラサ7日間

6名催行日本語ガイド添乗員早割90早割120

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
2025/11/01(土) ¥478,000 東京(成田または羽田) 終了 ※巡礼シーズン
2025/12/11(木) ¥478,000 東京(成田または羽田) 終了 ※巡礼シーズン
2025/12/28(日) ¥498,000 ※大阪(関西空港)  終了 ※年越し儀式 
世界最高所を走る青蔵鉄道に乗ってチベットの聖都ラサを訪れます。冬は農閑期のためラサにはたくさんの巡礼者が訪れ、街は熱い信仰心で満たされます。

詳細を見る

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