川﨑一洋さんと行く仏教美術巡り

ラダックに曼荼羅の仏たちを訪ねる9日間

8名催行日本語ガイド添乗員同行

サンカルゴンパのドゥカル(白傘蓋仏母)

ラダックでは珍しいゲルク派の僧院 スピトク・ゴンパ

ピヤン・グルラカンの壁画(マハカーラか?)

ラサのポタラ宮を彷彿させるティクセゴンパ

シェイゴンパの大仏(釈迦像)

ラマユルゴンパの小坊主たち

ラダックは古い密教壁画の宝庫でもある

アルチ・チョスコルの壁画(写真提供:長岡洋幸)

アルチに残されるリンチェンサンポ像

密教壁画に埋め尽くされたニダプクの瞑想窟

アルチ・チョスコルの柱

美しいマンギュの谷

マンギュゴンパの仏塔と内部に描かれた仏

マンギュのドアフレーム

旧貴族の邸宅を改装し、館の一部をヘリテージ・ホテルとして開放している「ニンム・ハウス」

本館から見えるニンム村の風景

出発日設定2024/08/27(火)
旅行代金568,000円
出発地東京
POINT
  • ・仏教美術の専門家である川﨑一洋先生が同行
  • ・貴重な仏教壁画(曼荼羅)や仏像が残されているラダックの古寺を訪れます
  • ・ニンム村では貴族の館を改装したホテルに宿泊、村の散策も楽しみます
  • ・地元ラダック出身の日本語ガイド・スタンジンも同行
早割90
詳細

北インド・ラダックに曼荼羅の秘仏を訪ねる

9世紀半ば、チベット高原では廃仏の嵐が吹き荒れ、仏教が廃れてしまいました。そこで10世紀末、西チベットで仏教再興を目指したグゲ王イェシェウーは仏教先進地(当時)カシミールにリンチェン・サンポを始めとする留学僧を送りました。こうして、彼らの活躍により西チベットに再び仏教文化が根付き、多くの僧院が開かれ、仏教美術も花開いたのです。この時代に花開いた仏教美術は「後期密教」と呼ばれ、多くの土着の神々や仏を取り込み、多様な曼荼羅を生み出しました。

インド領になったことで文革などによる破壊を免れた、貴重な仏教壁画(曼荼羅)や仏像が数多く残されているラダックを、仏教美術の専門家である川﨑先生のご案内で訪れ、その背景や理論を学びつつ、心行くまで鑑賞します。(壁画の撮影を目的としたツアーではありません。長時間一カ所に留まっての撮影はご遠慮ください。)

以前のツアーの様子はこちら

添乗報告記●ラダックの秘仏大公開!
川﨑一洋さんと往く・仏教美術巡り(2010年7月)

kawasaki kazuhiro

現役住職にして仏教美術研究家

川﨑 一洋 (かわさき かずひろ)

昭和49年、岡山県生まれ。高野山大学博士課程修了。博士(密教学)。現在、高野山大学特任教授、四国八十八ヶ所霊場第二十八番・大日寺住職。密教の曼荼羅を中心に、アジア各地の仏教美術、仏教儀礼を研究。ネパールやチベットの各地でフィールドワークを重ねる。
著書:『四国「弘法大師の霊跡」巡り』(セルバ出版)、『弘法大師空海に出会う』(岩波新書)
共著:インド後期密教(上)(春秋社) 第1章担当
インド後期密教(下)(春秋社) 第6章担当

担当講座一覧


故郷ラダックを日本語で紹介する現地ガイド

スタンジン・ワンチュク

日本語でラダックの歴史や宗教を語れる数少ないラダック人ガイド。 ラダックの最奥の地ザンスカールのリジン村出身で、ザンスカールの王家とは親戚筋。 デリー大学オーロヴィンド校、政治学部卒。 学生時代は、里帰りの度に「雪の回廊」チャダル・トレックを歩き、その経験を生かしてツアーガイドの仕事を始める。その豊富な経験と人脈で「風のラダック」を支えてくれています。

同行ツアー一覧

日付 スケジュール 食事 宿泊
1日目

東京デリー

午前:東京(成田)発。空路、デリーへ。

夕刻:到着後、ホテルへ。

ホテル
2日目

デリー レー

早朝:国内線でラダックの中心地、レー(約3,500m)へ。到着後、ガイドがお迎えし、ホテルで休憩。高度順応のため午前中は、レーの旧市街を散策しながら過ごします。途中、博物館も併設するサンカル・ゴンパも訪問します。ご本尊ドゥカル(白傘蓋仏母)の細部まで緻密な塑像をご覧ください。

午後:レー空港のすぐ近くに建つスピトク・ゴンパを車で訪れます。ラダックで初めて建立されたゲルク派の大僧院で、座主バクラ・リンポチェ(先代)の名がレー空港の名前にもなっています。

ホテル
3日目

レー 上ラダック レー

午前:古い磨崖仏のあるシェイ・ゴンパ、巨大な金の弥勒菩薩で有名なティクセ・ゴンパを訪れます。

午後:ラダック地方最大の僧院で、かつての王家の菩提寺ヘミス・ゴンパを訪ねます。

ホテル
4日目

レーピャン サスポルアルチ

午前:下ラダック地方へ。途中、ラダックらしい風景が広がる郊外のピャン村へ。(走行=約17km、約30分)興味深い密教壁画のあるグル・ラカンなどをゆっくりと見学します。その後、密教壁画に彩られた洞窟のあるサスポルへ。見学後、アルチ(約3,200m)へ。(走行=約48km、約1時間30分)

午後:10 ~11世紀にカシミールから伝えられた貴重な壁画、建築の宝庫アルチ・チョスコル・ゴンパ、ツァツァプリ・ラカンを見学。その後、静かな村の散策などでお楽しみください。

ロッジ
5日目

アルチ ラマユル

午前:カシミール様式の仏教壁画が残るマンギュ・ゴンパを見学します。

午後:「月世界」と形容される風景の中にたたずむ古刹ラマユル(約3,540m)へ。(走行=約78km、約2時間30分)

ロッジ
6日目

ラマユル リゾン ニンム

午前:カギュ派の始祖たちが瞑想したとされる名刹ラマユル・ゴンパを訪れます。時間があえば、読経する小坊主達の姿を見学できます。

午後:わき道に入りワンラ・ゴンパへ。その後、かつての要衝の地で美しい壁画の残るバスゴに立ち寄り、のどかな農村ニンム(3,300m)へ。(走行=約90km、約3時間)

ロッジ
7日目

ニンム スムダチュン レー

午前:ニンム村一大きいラダックの伝統的な家屋の中を見学します。その後、仏教美術の至宝といわれる立体曼荼羅の塑像が残るスムダチュンへ。

午後:銀銅細工の職人が暮らすチリン村へ。村散策後、銀銅細工職人のお宅を訪問します。その後、夕刻までに、レーへ戻ります。(走行合計:約97km、約4時間)

ホテル
8日目

レー デリー

午前:空路デリーへ。

午後:デリー着。時間があれば簡単な市内観光へ。

(または空港で待機)

夜または深夜:空路、帰国の途へ。

機内
9日目

東京

午前:東京(成田)到着。

出発日 旅行代金 出発地 催行状況 他
2024/08/27(火) ¥568,000 東京 募集中 地方発はお問い合わせください
最少催行人員 8名 (定員15名) 添乗員 添乗員が同行します。
利用予定航空会社 エア・インディア
利用予定ホテル

【デリー】シャンティパレス、レモンツリー、アイビス・ニューデリーエアロシティ、レッドフォックスホテル・ニューデリー、レッドフォックスホテル・エアロシティ、ラーマン、ウェイブス、プライドプラザホテル・エアロシティ、アヴァロン・コートヤード、ロイヤルプラザ
【レー】パドマホテル、ラブサルハウス、ラリモ、ナムギャルパレス、オマシラ(STD)
【アルチ・ラマユル】ロッジ、ゲストハウス(ホテルの規模が小さいため、分宿となる場合があります)
【ニンム】ニンムハウス
※いずれの地域のホテルも、バスタブなし・シャワーのみとなる場合がございます。

一人部屋追加代金 50,000円 ホテル、ロッジ泊
燃油特別付加運賃
(旅行代金に含まれません)
56,400円(2024年3月1日)

【ご注意】燃油特別付加運賃及び空港諸税についてをご覧ください。

旅券(パスポート)の残存期間 入国時に残存期間が6ヶ月以上必要
各国空港税/査証

●空港税【事前徴収】 (2023年11月1日現在)
成田空港諸税3,010円
国際観光旅客税1,000円(共通)
レー空港税:6.5米ドル(約700円)

●査証(ビザ)
インド:必要。
・Eツーリストビザ: 11,700円(弊社代行の場合)
※日本国籍以外の方は、査証(ビザ)が必要な国が異なりますので自国の大使館や入国管理局などにご確認ください。

その他

※ラダックの僧院、小さなお堂などは観光地ではないため、法要や堂守の不在など現地事情により入場できない場合があります。
※ラダックでは、観光客の大型バス利用に規制があるため、車移動は分乗になる場合があります。
※名古屋、福岡、札幌など地方発はお問い合わせ下さい。
※全日空、日本航空(羽田空港-デリー間)利用をご希望の場合はお問合せ下さい。

●注意点
このコースは標高3,000mを超える高地に宿泊するため、高山病にかかる恐れがあります。健康に不安がある方は必ず事前にご相談ください。また、海外旅行保険への加入をお願いしております。

●旅行代金に含まれないもの
各国空港税、燃油特別付加運賃、査証代金、日程表に含まれない食事代、その他個人的な出費、クリーニング代など

●より詳細な条件はご旅行条件書(募集型企画旅行)をご確認ください。

・このご旅行は、日本語ガイドがご案内します。

・このご旅行は「早割90」の適用対象です。(ご出発日の前日から起算して90日前までのご成約で、ご旅行代金を10,000円割引いたします)

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ツアー仮予約

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他  
2024/08/27(火) ¥568,000 東京 募集中 地方発はお問い合わせください