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ルーマニアに伝わるドラキュラ伝説

 
朝靄の中に浮かび上がるブラン城。まるで吸血鬼ドラキュラが現れそうな雰囲気
朝靄の中に浮かび上がるブラン城。今にも吸血鬼ドラキュラが現れそうな雰囲気。時間帯や季節によって様々な表情を見せるのがブラン城の魅力のひとつ

吸血鬼ドラキュラは実在した!?



”吸血鬼ドラキュラ”、誰もが一度は聞いた事がある名前と思いますが、このドラキュラのモデルになったヴラド・ツェペシュ(ヴラド3世)15世紀のルーマニアに実在した人物なのです。ヴラド3世は当時、敵だったオスマン帝国の兵士や自国の民や貴族を串刺しにして一列に並べたという逸話があり、ルーマニア語で「串刺し」を意味する「ツェペシュ」というあだ名で呼ばれていました。また、悪魔公と呼ばれた暴君の父親の影響でルーマニア語で悪魔の子供を意味する「Dracula(英語発音でドラキュラ)」というあだ名も持っており、これがドラキュラのモデルになったという風に言われています。もちろん、ヴラド3世は吸血鬼ではありませんが、残酷だった彼を人血を吸い取る吸血鬼にダブらせたのでしょう。

ブラン城の肖像画ドラキュラのモデルになったヴラド・ツェペシュ(ヴラド3世)の肖像画


吸血鬼ドラキュラが住んでいた!?ブラン城



トランシルヴァニア地方の古都ブラショフ近郊にあるブラン城。ブラン村の山上にそびえ建つこの城は”吸血鬼ドラキュラ”の居城のモデルになった城なのです。14世紀に建てられたこの城はヴラド・ツェペシュ(ヴラド3世)の祖父にあたるヴラド1世が建てた城で、当時の敵だったオスマン帝国軍をすぐに見つけるためを目的としていました。このヴラド1世はここを居城としていましたが、実は当のヴラド・ツェペシュはこの城に住んだことが無いそうです!では、なぜここがドラキュラ城と呼ばれることになったのか!?それは19世紀末に有名作家のブラム・ストーカーが小説「ドラキュラ」を発表し、その小説の中で登場するドラキュラ城がこのブラン城を模したからだそうです。現在、このブラン城は博物館として一般開放されていて、様々な部屋を見学できるようになっています。

ブラン城晴天で青空の下だと吸血鬼ドラキュラの雰囲気は消えるが、堂々とした中世の古城の佇まいを見せる
ブラン城秋になるとブラン城の周辺の森が紅葉で色づき始める。周りの自然と溶け込んだ四季折々の風景も魅力
ブラン城ハロウィンハロウィン限定のライトアップ。暗闇に浮かび上がる赤い色が吸血鬼ドラキュラっぽさを演出する
ブラン城城内は博物館として一般開放されていて、中世ヨーロッパの雰囲気がそのまま残されている



ドラキュラの家で食べるドラキュラ料理!?



ブラン城からさらに北上に位置する古都シギショアラでは”ドラキュラ料理”なるものが存在しています。実はシギショアラにはヴラド・ツェペシュの生家があり、現在ここがレストラン「ヴラド・ドラクルの家」としてドラキュラ料理を楽しめる事が出来るのです。内部には中世の武具やヴラド・ツェペシュの像なども展示されていて、ドラキュラの雰囲気も漂わせています。料理は赤のパプリカをドラキュラの心臓そしてトマトスープを流れ出た血に見立てた「ドラキュラの心臓」など遊び心が詰まった一品が揃っています。シギショアラに来たならばぜひ”ドラキュラ料理”も楽しみましょう!

ドラキュラ料理一番人気はパプリカを心臓そしてトマトスープを流れ出た血に見立てた「ドラキュラの心臓」(一例)。遊び心も詰まった一品が揃っている
レストラン「ヴラド・ドラクルの家」レストラン「ヴラド・ドラクルの家」。赤く塗られた壁と天井が中世の時代を思い起こさせるムード満点で、ドラキュラっぽい雰囲気も醸し出している



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あの吸血鬼ドラキュラの居城のモデルになったブラン城 4/29(日)発 | 5/26(土)発 | 6/23(土)発 | 7/7(土)発 | 7/28(土)発 | 8/11(土)発 | 9/8(土)発 | 9/22(土)発 | 10/6(土)発
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