添乗報告記

出張報告記●ラサ~カトマンズ国境越えと8,000m峰展望ドライブ 12日間(2017年11月)

 

ヒマラヤ山脈、北から南へDrive&Fly!
ラサ~カトマンズ国境越えと8,000m峰展望ドライブ 12日間

出張期間:2017年11月20日~12月1日 中村昌文

2015年春の大地震による大規模な崩落のため、通行止めとなったチベットとネパールの陸路国境。最近になり新しく別の国境(キーロン)が外国人へ開放されたというので、昨年の11月末から12月初旬にかけて、チベットからネパールへ下見に行ってきました。

  • シガツェのタシチョゾン
  • お巡りさんが羊を守ってます
  • 上海から5000kmだそうです
  • ティンリーの手前にあるギャツォラ峠(5,245m)
  • ギャツォラ峠を越えて最初にチョモランマが顔を見せます
  • チョモランマを望むパンラ峠を目指して九十九折の道を登ります
  • 夕方のパンラ(ギャウラ)峠(5,120m)からのチョモランマ
  • 夕方のパンラ(ギャウラ)峠(5,120m)からのチョモランマ
  • パンラ峠の直下からは8,000m峰がずらりと並びます
  • パンラ峠の直下からは8,000m峰がずらりと並びます
  • ロンブク僧院からのチョモランマ(8848m)
  • チョモランマのベースキャンプ手前から
  • ロンブク僧院の招待所兼食堂
  • 尼さんがラーメンを作ってくれました
  • オールドティンリー付近からのチョモランマとチョーオユー
  • ティンリーからきれいな舗装道路を一路西へ
  • ここからシシャパンマのベースキャンプへ寄り道です
  • シシャパンマだけでなく、6-8,000m級のヒマラヤが聳え立ちます
  • シシャパンマの雄姿
  • ベースキャンプあたりでも遊牧民と家畜の姿が!
  • さらに西へ最後の峠に向かいます
  • 振り返るとペンクンツォ湖が平らな大地にへばりつくように広がっています
  • 今回のコース最後の峠コンマラ峠(5236m)
  • 峠から南へ転がり落ちるように下ります
  • チベット側最後の町キーロン
  • 国境に向けてさらに下ります
  • ネパール側に抜けました
  • ランタン地方の山岳地帯を抜けてカトマンズを目指します

ルートは東京⇒成都⇒ラサ⇒シガツェ⇒ギャツォラ峠⇒ニューティンリ⇒パンラ峠⇒ロンブク寺⇒オールドティンリ⇒シシャパンマ・ベースキャンプ(BC)⇒キーロン⇒国境通過⇒カトマンズ。僅か10日間でこのルートを車で駆け抜けました。

途中、発電所の故障というアクシデントで3日間も停電するという悪条件の中、極寒に震えながらの視察となりましたが、パンラ峠、ロンブク寺、オールドティンリ、シシャパンマBCからは、世界最高峰チョモランマ(8,848m)を始めとして、マカルー(8,463m)、ローツェ(8,516m)、チョーオユー(8,201m)、そしてシシャパンマ(8,027m)と、5つの8,000m峰など、白きヒマラヤのジャイアンツが大展望でき、いつまでも見飽きることのないほどでした。中でもシシャパンマBC(標高約5,000m)は、「ベースキャンプ」という言葉が不似合いなほど平坦で、周囲には羊やヤクを追う遊牧民の姿も見られるほど。広い範囲で視界をさえぎるものがなく、シシャパンマだけでなく、ランタン方面の雪山が東西にズラリと立ち並び、大迫力の眺めでした。この風景の広大さはその場に立たなければ理解することは難しいでしょう。エベレストのBCほどの知名度はありませんが、非常にお勧めです。これだけの景色を堪能できるドライブコースは世界を見渡しても、なかなか他にはないでしょう。

現在、中国からネパールへ大量の物資輸送が行われているため、チベット側の道路状況は、BCへ向かう一部の区間を除いて完全舗装。中国人の旅行客たちは、すでにこのルートを抜けてネパールへ向かっているので国境付近にも宿泊施設が整ってきています。ちなみに、今回の出張では、「外国人に開かれたばかり」という国境のキーロンでは、思いがけず「日本人初の国境通過者(イミグレ職員談)」となりました。

逆にネパール側は国境へ続く道は非常に狭い上、物資輸送のためのトラックが押し寄せてきて、慢性的な大渋滞。更に、整備が追いつかないようで、いたるところで道路拡張工事が行われていて、チベット側との落差が非常に激しかったのが印象的でした。そんな2つの国の現状を比較できることも陸路国境越えの醍醐味でしょう。
やはり、ヒマラヤを眺めるなら寒くても乾季です。2018年は5月、10月、11月にツアーを設定しております。