ツアー名 ● リアドに泊まってシャウエンをじっくり楽しむ おさんぽモロッコ10日間
2025年05月15日(木)~05月24日(土)
文・写真 ● 平山未来(東京本社)
モロッコ×おさんぽ×写真をテーマに、あえて小さい町をチョイスして、7泊中6泊は旧市街に位置する邸宅の宿・リアドに宿泊するところが大きな特徴でもあるこちらのツアー。
今回はこのツアーに添乗してきました。(2025年5月)
個人的には10回目となるモロッコ渡航。今までは秋冬の9月~2月しか訪れたことが無かったのですが、今回初めて5月に行ってみて、北モロッコはこの時期、どこもかしこも花々で彩られていて、と~っても美しいと感じました。

モロッコのカラフルな街並みをさらに彩る初夏の花々が美しい
また、夕陽の時間が20:30頃と、モロッコの秋冬シーズンと比べると、ものすごく日が長いのが大きなメリット。秋冬だと日没が17:30頃なので、夏は3時間くらい活動時間が増えて、夕陽をめがけて、せかせか移動する必要が無かったので、気持ち的にも自然とゆったりのんびり感が生まれたのも良かったです。(3時間×7日で21時間も動ける時間が多いなんてスバラシイ)

じっくり拝むことができた美しいエッサウィラの夕陽
実は、この「おさんぽモロッコ(北モロッコ編)」は15年前に企画者の私ひらやまがプライベートで行った、母との親子旅を少しアレンジして企画化したツアー。うちの母は身体が元々あまり強くなく、体力的にもハード&移動時間が多くなる「サハラ砂漠」は思い切ってカットし、北モロッコや大西洋沿いの小さな町をお散歩しながらローカル体験を折り込んで、各地のリアドに泊まって、ゆったり過ごせる日程に意図的にしたという経緯があります。

かれこれ15年前の母親孝行モロッコ旅
今回の「おさんぽモロッコ」はほぼ1年くらい前から【満席・キャンセル待ち】になるほどの人気に、企画者自身もびっくり。5月のGW明けだったので、完全にリタイヤされている方が多いかと思いきや、現役バリバリでお仕事されている方も半数いらっしゃいました。
北モロッコ〜大西洋沿いは食材のバリエーションが豊富で、5月は暑すぎず寒すぎず大変過ごしやすい気候で、「良い時期ですね~」とみなさん終始リラックス。ほどよく連泊(シャウエンとマラケシュ)もあって、所々でフリータイムもあったので、各々のペースで、撮影を楽しんだり、リアドでのんびり過ごしたり、雑貨巡りを満喫されてました。

生牡蠣やカニ、エビやタコなどのシーフード三昧!
個人旅行ではできないちょっとしたローカル体験や道中の立ち寄りがあったり、逆に、大手団体ツアーでは泊まれない小さな旧市街の宿に泊まったり、各町で少し自由行動時間があったりと、ある意味「ツアーと個人旅行のいいとこどり」ともいえる、この「おさんぽモロッコ」ツアー。一人ではちょっと行きづらい国やエリアで、移動手段や言葉の問題が解消されつつ、少し自由行動もとれる、融通の利く旅ってありそうで無かったりしますね。

毎日お天気も良く、夕陽もバッチリ拝めて、ファミリー感のある和気藹々とした雰囲気の中、とても楽しく幸せな10日間でした。
ツアー風景はこちらから!
※クリックすると拡大表示されたスライドショーになります
少しづつ、他のエリアのおさんぽツアーラインナップをじわじわ増やしていきますので、今後も乞うご期待ください!