タジキスタン大使館でクルトプをいただく

過日、タジキスタン大使館で行われた、おいしい中央アジア協会のイベントに参加してきました。
タジキスタン共和国は中央アジアの心臓部に位置し、かつてシルクロードの中継地として栄え、ソグド人とバクトリア人を祖先とするタジク人の国。北はキルギス、西にウズベキスタン、南にアフガニスタン、東に中国と国境を接する山岳地帯。パミール高原はじめ高い山々が多いので、国土の平均標高は3,000mになるそうです。

クルトップ クルトップ。専用の木製深皿「タヴォク」で調理&盛付け

当日ご馳走になったクルトプは、タジキスタンの伝統料理。現在はウズベキスタン、パキスタン、イランなどでも食されるそうです。大使いわく、外食や結婚式などで出されるちょっと豪華な料理ではなく、もっと日常的な食事で、手で食べるのが一般的。特に冬、山岳地帯の村では寒さのために家の中に閉じこもりがちになるので、外出やコミュニケーションの口実として作られる機会の多い料理だそう。「今日はうちでクルトプ作るから来て下さい」といった感じみたい。日本でいうと鍋に近い感覚かなと勝手に想像しました。

調理法や具材は地域によって多少異なる用ですが、今回教えていただいた伝統的な調理法をご紹介します。

1. クルト(ヨーグルトと塩をかためたもの)を少量の塩を加えた温水でかき混ぜる。(クルトが溶けきるまでかなり時間がかかるので前日から準備することが多いようです。)
2. ファティル(パイ生地状のナン)を細かくちぎる。
3. バター(真冬なら亜麻仁油)または他の油を熱しておく。
4. タヴォクと呼ばれる専用の木製の深皿に、1のファティルをのせる。
5. トマト、きゅうり、をのせ3.の油をかける。
6. 新鮮なハーブ、生玉ねぎ、好みでグリーンチリをトッピングし、2のクルトミルクをかけて出来上がり。



野菜たっぷりだからあっさりしているかと思いきや、クルトミルク+油をかけているので、かなりのボリュームです。パンのサラダと紹介されることもありますが、サラダというより立派な主食級の存在感です。

クルトップの下準備をする大使夫人(左)と参事官夫人
クルトプの盛り付け風景


あれ、風ってタジキスタンやってたっけ?と思われた貴方は鋭い!
実は今回のイベント開催、そもそものことのはじまりは弊社N村。
N村の北京留学時代のご学友がタジキスタン共和国の駐日大使として赴任され、さらにN村が添乗でご一緒したお客様においしい中央アジア協会の理事さんがいらっしゃり・・・と、いろんなご縁が繋がり開催の運びとなりました。

サモサ ベジとノンベジのサモサも!肉入りのサモサ(左)とほうれん草サモサ
民族楽器の演奏もプロ並の多才な大使


タジキスタンでは最高の料理やスイーツは自分たちで食べずにお客様のためにとっておく慣習があるようで今回ご用意いただいたお料理も本当に美味しく、ドライフルーツやナッツもとても良いものをご用意くださっていました。
タジキスタン大使館の全面バックアップで、料理の準備を全て大使夫人と参事官夫人が、料理を含む文化背景の解説を大使自らがしてくださる貴重な時間でした。大使、タジキスタン大使館の皆様、どうもありがとうございました!


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