スポーツの楽しみ方

夏の甲子園は、沖縄尚学高校が2年生投手の活躍で初優勝して幕を下ろし、夏休みが終わってしまいましたが、まだまだ暑い日が続きますね。

小中学校のころ野球少年だった私は、ここ10年ほど地域のソフトボールチームに所属して週末にソフトボールを楽しんでいます。子供が小学生の時に「パパ友」から誘われてPTAの大会に参加したのがきっかけなのですが、いつの間にやら子供が卒業してからも参加できる地域リーグのチームにも入会することになりました。1、2部合わせて15チームほどが参加していて、年間8試合ほどのリーグ戦と交流戦、入れ替え戦などで成績を争っています。

もともと母体が小学校のPTA組織なのでチームのメンバーは皆さんご近所さん。新年会や忘年会、試合後の打ち上げは当然として、帰宅時に最寄り駅でばったり会ってそのまま飲みに行くなんてこともあって、地域にいいご縁ができたと喜んでいます。

私がこのリーグが好きなのは「全員打ち」という制度を取り入れていることです。通常、野球やソフトボールは9人でやるものです(DH制なら10人)。あぶれた人は「補欠」としてベンチで交代出場の機会を待ちます。試合展開によっては「出番なし」なんてこともあるでしょう。

会費は同じだけ支払い、せっかくのお休みをつぶして来て「補欠」じゃつまらない。お情け程度に1打席だけ代打で出て、ボールも飛んでこない外野を守ってるんじゃ何のためにきたんだか分からない。そんなことじゃ、次からはもう来なくなってしまいます。

しかし、「全員打ち」では、参加者全員が打席に立てるように10人目以降も、10番バッター、11番バッターとして打順に加わります。そして守備は交代自由、一度交代した人も再出場もOK。例えば外野を4人で担当して、1人が1イニングごとに控えに回ったり、セカンドやライトを2人で交代で守るなどして、全員に出場機会があります。

「みんなで楽しむ」ことができるこの「全員打ち」「守備交代自由」の制度だと、参加をためらっている人も誘いやすいこともメリットの一つです。
リーグ戦は負けても次の試合があるので、勝ち負けにこだわり過ぎずに楽しめるのも大きなメリットです。自分のミスで負けたとしても「次で取り返そう」と前向きに考えることもできます。

もちろん「本気」でやりたい人はそういうリーグもあるのでそちらで楽しんでいただいて、こういうエンジョイ系のスポーツの楽しみ方ももっともっと広まってほしいです。

実は、先日添乗した「ほしのいえセレクト乗馬」に参加したお客様からも「参加者は皆、乗馬のスキルを身に付け、駆け足を目指したいはずだ」といった提供者側の思い込みがある「馬に乗って歩くだけで良いと思っている参加者もいるはず」とのご指摘をいただきました。

高校球児が皆が甲子園を目指しているわけではないように、駈足を目指さない「エンジョイ乗馬」も受け入れられるように、一考が必要だと思いました。

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