個人的には今年3回目となるキルギス渡航。今回は、参加者の年齢層としては30代~70代と、まるで親子旅?家族旅?のような構成。笑顔がとっても素敵で朗らかな9名のお客様と、フォトジェニックなキルギスを満喫して参りました!
ターコイズブルーの2つの湖を馬と徒歩で訪れる
※時系列に書かれた過去の添乗レポートはこちら→添乗報告記●フォトジェニック・キルギス(2024年7月)
※ツアーで訪れる場所の魅力が伝わる記事はこちら→新企画「フォトジェニック・キルギス」の魅力

お花畑で彩られたコルトール湖にて
添乗ツアー名 ●フォトジェニック・キルギス9日間
2025年7月18日(金)~7月26日(土)
文・写真 ● 平山未来(東京本社)
昨年は8月のお盆時期に設定したツアーに同行した私。今回はその時よりも2週間ほど早い時期のツアーに同行してまいりました。運よくお天気に恵まれ、ちょうど新月の時期とも重なり、さらにお花畑の最盛期シーズン!という、なんともうれしいコンディションに恵まれたこともあり、より一層「フォトジェニック!」と感じる機会が多かった今回の旅。そんな、この上なく好条件に恵まれたこのツアーのphotogenic pointをいくつかご紹介したいと思います。
photogenic point ➀ 新月の時期は特に星空が素晴らしい
星空観賞が楽しめるユルタ泊が行程中に2回ほどあります。最初はウコック湖の湖畔にて。2回目はタシュラバトの草原のユルタにて。人工的な光が少ないのはウコック湖のユルタです。今回はウコックでは、明け方のみ晴れたため撮影できず。

タシュラバトのユルタキャンプで見た天の川と満天の星空
2回目のタシュラバトでの星空は、ユルタキャンプの明かりが光害にはなってしまいますが、180℃の天の川がくっきり見えるほど素晴らしかったです。星空が見たい方はぜひ「新月」の時期に設定されているツアーへのご参加をお勧めいたします。
photogenic point ➁ 7月はお花の最盛期!一面のお花畑
このツアーでは、ホーストレッキングで旅するルートが2箇所ありますが、お花が多くみられるのはウコック~コルトール湖のコース。6月ころから咲き始め、7月がこのエリアのお花の最盛期だそうです。最盛期より数は減りますが8月中はお花も見られます。
スタート地点の林道から見ることができ、湖畔でも、その先の歩くルート上も、ず~っと絶えることなく様々なお花たちが咲いていました。馬上からだとなかなか撮影できませんが、このコースは自分で歩く個所もあるのでお花たちを間近に愛でることができるのもうれしいポイントですね。
photogenic point ➂ ウコック湖は太陽の光で色が変わる?!
ツアーの前半で訪れる3000mちょっとのウコック湖。湖畔のユルタに着いた時には雨が降りそうなお天気。そんな曇天だと、やはり湖面の色あいもどんより。その後、天候が変わり、日差しが照り付けるようになると、予想通り、湖水の色も一気に変わりました。
夏場は20時すぎの夕焼け、早朝のベタなぎの時に現れる鏡面の湖面も素敵なので、ぜひちょっと早起きをして、対岸が映り込む湖面の風景をお楽しみください◎
photogenic point ➃ コルトールの鏡面も素晴らしかった
約3000mのウコック湖からさらに足を延ばしてたどり着くコルトール湖。背後に迫る雪渓が美しい!氷河湖だけに、ここに着くと風がとっても強いことが多いのですが、たまたま今回は無風。ウコック湖に続き、まさかの鏡面の湖面を楽しむことができました!
photogenic point ➄ ナリン州は山(南側の天山山脈)が近い!
キルギス旅行中、天山山脈の雪山を目にする機会は意外と多いのですが、「絶景天国」とも呼ばれるナリン州では、より近くに見ることができます。晴れた日には天山山脈を間近に眺めながらの絶景ドライブが楽しめますので、天気の良い日には、眺めのいい場所で写真STOPをするようにしています。
photogenic point ➅ ジブリの世界観?!が味わえる場所
タシュラバトのユルタキャンプから歩いて300mほどの距離にあるキャラバンサライ(かつての隊商宿)。隊商宿の前には、キリスト教の修道院でもあったという説もあります。訪れた方は皆さん同意されますが、とっても良い「気」、良い「風」が吹く場所。まさにジブリの「風の谷」を彷彿させる雰囲気でもあるのです。
ここが、思っていたよりもはるかに良く、印象的だった、というお声も多かったです。タシュラバトでの散策は、高所順応にもピッタリなので、ぜひ訪れた際には外側の石垣の上にも訪れてみてください。とっても素敵な風が吹く場所ですよ。
尚、意図的に「お花畑」「新月」に合わせて設定したこのツアー。受付可能なのは最大でも9名様まで。昨年12月に発表し、今年は2月には満席&キャンセル待ちになりました。来年のツアーもきっと早く埋まることが予想されます。すでに申し込みを検討しているという方もチラホラ耳にしていますが、ご検討中の方はお早めのお申し込みをお勧めいたします!