添乗ツアー名 ●【風の女子旅】癒しのキルギス7日間
2025年7月06日(日)~7月12日(土)
文・写真 ● 平山未来(東京本社)
7/6-7/12まで、終始和気あいあいと笑い声が絶えない、和やかな9名のお客様と、「かわいい」ものたちが満載のキルギスを楽しく旅してきました!
2日目アルマトイ→国境越え→コチコル村

初日は飛行機移動のみ。アルマトイのホテルに着いたのが22時でしたが、翌朝には元気にビュッフェを楽しむ皆様♪ 新鮮なフルーツにテンションが全員上がっていらっしゃいます。さすが女子旅ですね◎ カザフスタンのホテルを出発し、昼にビシュケク近くの国境を通過。カザフスタンが祝日だったため、渋滞など全く無く、大変スムーズに通過。
キルギスに無事入国を果たし、ランチはラグメン。讃岐うどんのようなコシのある麺と、新鮮な野菜がたくさん食べられるのが嬉しい〜♡とキルギス料理は大好評。移動途中にはガイドのヌルベクさんのスペシャルサービスで果物市場に途中stop。果物に目がない皆さんのおねだり?を叶えてくださり、今が旬のハミウミ(メロン)とスイカと桃を買ってくださいました。
夕方、ブラナの塔まで頑張って全員登り、「プチアドベンチャー気分ですごく楽しかった〜」と、達成感いっぱいの満面の笑顔。最後は、コチコル村でフェルト作り体験。村のお母さんたちに教えていただきながら、鍋敷きサイズのコースターを旅のお土産に。キルギスの女性たちの器用さに脱帽&ただただ尊敬しかありません。ラフマット〜!
長い一日でしたが、道中ずっと「かわいい」と「美味しい」と「しあわせ〜」を口々に言い合い、二日目にしてすでにかなりの長旅を共にしているかのような一体感があります。「少人数の女子旅、全てが楽しくて、これはハマります」と皆様に喜んでいただき、大変嬉しい限りです◎
3⁻4日目コチコル村→ソンクル湖→コチコル村

コチコル村の素敵なゲストハウスを後にし、いざ天空の湖、ソンクル湖へ。なんとこの日から3日間は雷雨の予報。。。でも、ずっと雨が降っているわけではなく、山の天気なので本当にコロコロお天気が変わります。
天気予報通り、コチコルの朝から雷雨でしたが、昼すぎにソンクル湖に着いた頃は雨も止み、午後の乗馬は出来そうな気配。1時間ほどの湖畔乗馬を楽しんだのち、霰が降ってきたところで乗馬は中止し、車でユルタへ帰還。夜中は嵐、強風、大雨、アラレと雪…「全部盛り」とはこのことか?!
翌日(4日目)は、南岸から北岸へ移動する予定でしたが、車がぬかるみにハマって途中でスタックする可能性が非常に高い状態だったため、行程を急遽変更することに。「安全第一」で、嵐のソンクル湖から、山麓のコチコルへ一日早く降りることにしました。
4日目の午前中は南岸キャンプでのんびり散策タイムとなり、この時に一瞬めちゃくちゃ晴れたー!おかげで、皆さんゆっくりお花畑を愛でながら、青いソンクル湖もバッチリ見られて大満足。さらに空き時間に、のんびりブランコに乗ったり、ユルタでお昼寝したり、キルギス人の家族とのお茶会も楽しんだご様子で、これはこれで思いがけず素敵な体験となったようです。
さすが、参加されている皆様は、事前のこちらからのアドバイスを元に、山の装備バッチリの体制でご参加頂いたので、むしろそんな天候ですら「こんな体験なかなか出来ない!」と、常に前向きに旅を楽しんでいらっしゃいました。まさに、”備えあれば憂いなし” ですね。自然にとっては恵みの雨とも言える、めまぐるしく変わる高山の洗礼を多いに体感しつつ、この時期ならではの、一面のお花畑と美しい湖水の風景を、体いっぱいに堪能して参りました。
5日目コチコル村→ビシュケクにてフォルクローレ音楽

午前中は、コチコル郊外(ウコック湖への入り口)で乗馬体験を楽しみました。朝から雨でしたが、乗馬をする頃にはタイミングよく止んでくれて、渓谷と丘に登り、雨上がりのハーブの香りに癒されました。
「ソンクルのような平原でのんびり乗馬も素敵だけど、こうやって山に登っていくのも楽しいですね!」と、次回はウコック湖へ向かうフォトジェニックツアーに参加したい気持ちになった方が続出。
昼前にコチコルをあとにし、帰路の途中のケミンにて、ドゥンガン人のお母さんに習いながらのマンティ作り。「シンプルな材料なのにすごく美味しい!!」と、びっくりされてました。当初の日程には無かった、一般家庭の生活や季節の花々が咲く美しいお庭を見れたのも貴重な体験となったようです。
夜はビシュケクのレストランにて、プライベートのフォルクローレミニコンサート。キルギスの伝統的なコムズやキル・キヤック、口琴の素朴ながら力強く、そして心に響き渡る優しい音色に包まれながらの夕食。
キルギスの音楽は、馬と共に生きる、遊牧民の暮らし(常に自然と共存する生活様式)や大自然の影響が色濃く反映され、馬に乗りながら演奏できる楽器も多く、蹄の音を模したリズム、馬の疾走を思わせる演奏が特徴的です。
奏でられた音楽を聴いているだけで、ソンクルの美しい草原に一瞬でタイムスリップ。旅の思い出が脳内にフラッシュバックしてきて、感無量。感動で涙が止まらなくなる方も。。
皆さん、旅が終わる前から、すでにキルギスロスの状態。帰国してからもキルギスに浸れるフォルクローレ音楽。90秒の動画にサクッとまとめましたのでお時間ある時にお楽しみください。
雨続きで日程変更等いろいろありましたが、常にどんな環境でも楽しもう!という方ばかりで、大変ポジティブな皆様なので、変更後の日程も楽しまれ、皆さん「このメンバーで旅が出来てホントに良かった…女子旅最高でした。全てが楽しすぎて日常生活に戻りたくないけど、またすぐ帰ってきます!」と、大満足なご様子で帰って行かれました。

最後はビシュケクでお買い物を満喫してきました!
私自身も皆様の素敵な笑顔からたくさんのパワーを頂きました。つくづく感じますが、「笑いは百薬の長」。ずっと笑い声が絶えない女子旅は、まさに「元気になれる旅」です。
またキルギスや他の旅先で、皆様とお会いできる日を楽しみにお待ちしております!
書いた人(キルギス&女子企画担当)
東京本社
平山 未来 (ひらやま みく)
企画販売部所属。ネパール、キルギス、女子企画など。社内では写真担当とも言われている。乗馬やトレッキングなどアウトドア系ツアーに添乗することが多い。
大学在学中に内モンゴルで砂漠緑化ボランティア、豪やNZの有機栽培農家でのファームステイを経てエコツアーと出会い、sustainable tourism(持続可能な観光)を志す。大学卒業後は屋久島でカヤックやトレッキングなどのエコツアーガイドに携わった後、2005年に入社。趣味はアウトドア(キャンプ・トレッキング・カヤック・SUP・MTB)、写真、旅。やわらかい描写が好きで銀塩カメラも愛用。苔むした森や星景写真を撮るのが特に好き。玄米食を好み健康志向。メディカルアロマ、ハーブ、韓方、薬草茶など自然療法に興味アリ。動物に好かれるのが特技のひとつ。かなりアクティブに見られるが、美しい自然の中でお茶を飲んだり、手作りのおやつを食べたりしながら、ゆるりと過ごすスタイルを好む。