川﨑一洋先生同行の旅で「空」「海」に出会う

36番札所 青龍寺にて

今月7日から2泊3日で川﨑一洋さんと往く 仏教美術巡り 「四国八十八か所・足摺岬編」に同行させていただきました。

高知駅・空港集合で、四国の西南の果て・足摺岬を訪れる旅でした。個人旅で訪れたことはあった地でしたが、川﨑一洋先生の案内に加え、足摺岬では、38番札所のご住職夫妻が、金剛福寺および境内の足摺岬、さらには、竜宮神社まで案内いただく充実の旅となりました。

道中、何人ものお遍路さんを見かけましたが、90%が外国人でした。外国人のお遍路旅への人気をまざまざと感じました。いったい、日本人はどうなってんだ?と思いましたが、日本人の大半はバスや車で巡るとのことで、外国人(特に女性が多く見受けました)が歩いて巡礼することに興味を持っているようでした。負けず嫌いの私は、それなら私も、、、とちょっと今意気込んでいます(笑)。

さて、先生同行のツアーですが、物語は初日から弘法大師さまのお導き?がありました。先生が「明日、夕日スポットに行くので見れるといいですね」とおっしゃっていたのをドライバーさんが、聞き逃さず、明日の天気は下り坂と予報を知ってか知らずか、この日の夕日に間に合うように海岸線に車と横づけし、私たちに美しく沈む夕日を見せてくれたのでした。「空」と「海」が作る景観に一同感動のひとときでした。

土佐清水市大浜近くの海岸にて


続きは、翌日の昼食。太平洋を望む海岸に建つ高級ホテルでした。遮るものなく水平線が見渡せるテラスが自慢のレストランです。テラスからそのまま海へ落ち込みそうな風景。ここも「空」と「海」が美しく出会う場所でした。

ザマナ・ビレッジにて


そして、足摺岬。実は、この土地、38番札所の境内なのだそうです。空海さんは、ほんと一等地を見事におさえていらっしゃいます。そこからの水平線も絶品。この270度の1枚の写真は金剛福寺のご住職の奥様に撮っていただきました。

金剛福寺境内・足摺岬にて


今回、すばらしい旅仲間と素敵な出会いがいくつも重なった旅となりました。また、次回の川﨑一洋先生同行の旅、そして実施中の仏教美術講座にもご期待下さい。

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